はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

東北お遍路(こころのみち)プロジェクト その2

2012-12-17 21:26:09 | 会員の活動
 そして、平成23年9月、青森・岩手・宮城・福島4県の同じ思いの約20人が仙台に集まり意見交換を致しました。ここに「東北お遍路(こころのみち)プロジェクト」がスタート、以後10回以上集まり議論を重ねてまいりました。

 現状を述べてみますと、

 ○「巡礼のみち」を設定する。

 犠牲者鎮魂・慰霊のために太平洋岸津波被災地、福島県いわき市から青森県三沢市まで約450㌔、いつでもどこからでも参加できる直線型で、歩きは勿論交通手段も自由とする。現在、環境省による三陸復興国立公園構想(仮称)、国交省の地域に配慮した高速道路網計画も進んでおります。
 巡礼と云えば八十八か所めぐり循環型四国遍路は有名ですが、巡礼ポイントを設定し日本はもとより世界中からお遍路さんを呼び込みたい。
 平成24年4月には東北お遍路(こころのみち)ホームページを開設、巡礼ポイントの一般公募は継続しており、現在100か所ほどの巡礼ポイント内定いたしております。「巡礼のみち」マップ作製も目指します。

 ○津波の記憶を風化させることなく将来世代へ伝承していく。

 震災伝承研究会による「震災遺構」、阪神淡路大震災のモニュメント、日本ウオーキング協会編「美しい日本の歩きたくなるみち500選」などを参考にして、巡礼ポイントに共通の道標を設ける。震災津波情報の記録展示、語りつぐ地域活動等で震災津波の記憶を1000年先まで何らかの形で継承していくシステムを考えます。

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