はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

本と人と・・・つながりを支えに

2012-10-24 19:59:54 | 会員の活動
 10月27日(土)から11月9日(金)までは「読書週間」です。

 読書というと、一人静かに本の世界に籠もるイメージを持たれがちですが、大勢で同じ本を読む「集団読書」や「読書会」、Web上で読書を記録管理するサービス「ブクログ」等のように、読書を通じて理解を深め、つながりを活かそうとする取組も少なくありません。

 本の魅力をプレゼンテーションする書評合戦「ビブリオバトル」も各地で開催されています。

 古今東西の賢人たちとも思索を対峙させられるのが読書の魅力ですが、まだ著されていない生身の人々との交流も思わぬ触発に満ちています。さあ、本を持ってはなもくに行こう!
                                幹事 佐藤あづみ

10月18日例会はフタバタクシーの及川さん

2012-10-16 21:01:40 | 例会案内/報告
 10月18日夜例会は、㈲フタバタクシー代表取締役の及川孝さんです。テーマは「仙台圏のタクシー事情と今後について」。

 2002年に30年間勤めた㈱仙台銀行を退社し、父親が興した会社の三代目として代表取締役に就任したという履歴で、10年目となります。

 ㈱宮城県タクシー協会仙台地区総支部理事、㈱全国福祉輸送サービス協会評議員、全国子育てタクシー協会理事などを務め、タクシーの安全運行およびサービス向上に奔走。新しい需要を掘り起こすために何ができるのかを考え、子育てタクシーや介護タクシーなどの新分野に積極的に取り組んでいます。

 例会ではタクシー事情とともに、現在の取り組みと業界の今後について、ざっくばらんに語っていただきます。

「歌仙」の楽しみ

2012-09-22 20:15:48 | 会員の活動
 4年位前から学生時代の友人5人と、メールを使って順番に俳句を付けていく遊び「歌仙」を巻いています。「ご亭主」役がいて、歌仙の作法を説いたり、人の句を勝手に解釈したりします。この解釈がたいていはトンチンカンなものが多く、人の理解や感じ方は似ているようで異なることが結構あるものです。

 ただ「楽しさ、優しさ、怒り、悲しみ等」の「感情」は真っ直ぐ伝わるようです。本来、人間は相手に対して「損・得、合理性」よりも「好・嫌い」を、さらにそれ以前の最重要判断である「敵・味方」を感じる能力を持っています。本能的な力を取り戻すことと、良い感情を持つことの大事さを感じます。

 「たのしみは 朝起きいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」
                          橘曙覧(たちばなのあけみ)作
                                   幹事 黒田清志

大津波の災害遺物の保存を!

2012-08-10 21:01:01 | Weblog
 東日本大震災は、大自然の力の前では人間など実にちっぽけなものだということを、改めて知らしめた。しかし人間は嫌いなこと・辛いことは出来るだけ見まい、忘れようとし、実によく忘れる。

 今度の大津波、陸前高田松原の一本松、建物の屋上に残されたバスや観光船、港から内陸まで運ばれた大型漁船、鉄骨だけを晒す行政庁舎、、破壊され尽くした防潮堤等々、その猛威を数多く示している。

 健忘症の人間には、このような災害遺物が保存されるならば、後世の人々に災害を実感させる実物として貴重だ。

 しかし、「思い出したくない」との被災者の情緒的な声に押されて、次々に撤去されている。被災者の気持ちは分からないではないが、災害遺物が跡形もなく無くなってしまうのは残念なことだ。冷静な判断が求められる。改めて原爆ドームの保存を決断した広島の人々の勇気を思う。
                                 幹事 浦井雄治

私たちが正視し、後世に伝えるべきこと

2012-06-28 21:12:34 | Weblog
 過日、数年ぶりに原爆ドームを訪れた。資料館は、何度みても恐ろしくてイヤだけれども、嫌でも見なければならないと思う。

 30分や1時間では必ず見落としていたものがあり、見学をくり返すうちに新たな発見がある。観る方も年齢を重ね、見方も少し変わるから。

 natural disaster(天災)は食い止められないが、戦争は、human disaster(人災)、これはくり返してはならない。新藤兼人さんの年代は減るだけで、実際を知らない私たちは、次世代に、それを伝えることしかできない。

 仙台市内にも、戦禍に苦しんだ人の悲しみに触れることのできる場所があります。青葉山護国神社に隣接されてある、宮城県出身の飛行機乗りたちの展示。

 お盆を前に、たまには彼らの声を聞きに行くのは、どうでしょう。宗派や主義主張は、この際、おいて。

        6月23日「沖縄慰霊日」、70歳の誕生日に。  幹事一力徳子

6月21日夜会は、東京スリバチ学会の皆川典久会長

2012-06-16 20:45:33 | 例会案内/報告
 第12回6月21日夜会は、東京スリバチ学会会長、鹿島建設東北支店の皆川典久さんです。演題は「スリバチ流地形散歩~東京+ちょっとだけ仙台~」で、18:30~から東北工業大学一番町ロビーでの開催です。

 「スリバチ」とは何でしょうか。「東京『スリバチ』地形散歩」(洋泉社)の著者である皆川さんによれば「2方向、または3方向を山や台地、崖に囲まれた谷のことです」。

 「東京のいわゆる山の手は、武蔵野台地の東端部に位置する。台地上を西から東へ流れる川には多くの支流があり、大小さまざまの谷を削っている。都心部を歩くと、しばしば坂や階段に行き当たるゆえんだ。地名にも表れる。渋谷に四谷、日比谷……。」皆川さんは、くぼ地状の谷を「スリバチ」と名付けて踏査したのです。

 スリバチ状の地形をこよなく愛する男、“スリバチ界のカリスマ”が、東京のスリバチ地形と仙台についてもちょっとだけ、その魅力について語ってくれます。紹介会員は八木充幸事務局長です。

最近ちょっと感銘をうけたこと

2012-06-13 15:23:20 | Weblog
 仙台ハーフマラソン、青葉祭り、杜の大茶会、金環日食と盛りだくさんの内容があった5月でしたが、例年6月半ばからは仙台も梅雨入りとなり、多少憂鬱ですが、しっとりと心豊かに過ごしたいものです。

 最近の身近な話題から・・・どう見ても70歳台前半と思しきご婦人曰く「私大等の非常勤講師を80歳で辞し、今年で満85歳になる。10年前個展で見た絵に感動し、さっそくその画家に教えを請い、現在3教室に通っているが、なかなか上達しなくて・・・」と。

 昨年は岩木山登山で頂上に立ち、来月はイタリアの遺産を見学すると11日間の旅に出かけると、目を輝かせていた。<興味を感じ、学びたいと思ったら始めるのに年齢は関係ない!>と熱く語るその姿に、久しぶりに感銘を覚えた。
                                副会長 池田ミチ

第11回6月7日朝会

2012-06-04 21:13:22 | 例会案内/報告
 第11回6月7日朝会は、NPO法人「繁盛店への道」東北地区本部長の大友俊彦さんです。演題は「飲食店接客ナンバー1を目指して!~S1サーバーグランプリからまちを元気に~」です。

 S1サーバーグランプリをご存知でしたか。「あの店に行けばあの人に会える」そう思ってもらえる日本一のサーバー「ベストサーバー」を選ぶ大会のこと。

 NPO法人のHPによると・・・・

 大会の目的は、サーバーの地位向上・サービス技術のレベルアップにあり、1年をかけて1次審査、2次審査、地区大会、全国大会を行い、サービス№1を決定致します。エントリーする事で、細かい審査項目から自分の長所や短所が明確になり、更なるサービス技術のレベルアップを計ることができます。また、大会を通じて他店のサーバーとの交流や情報交換など、サーバーにとって様々な気づきや刺激を受ける場としても注目されています。
選考基準は「また逢いたい」です。

 株式会社カネサ藤原屋入社され、国分町店勤務を経て現在は広報と企画を担当、繁盛店への道(「S1サーバーグランプリ)東北地区本部長、そしてせんコン」実行委員会副委員長でもある大友さんのまちを元気にするとりくみに期待です。紹介会員は黒田清志幹事です。

5月24日夜例会

2012-05-21 20:30:36 | 例会案内/報告
 久しぶりの書き込みで恐れ入ります。ブログで例会の案内を再開させていただきます。HPとともにご覧ください。

 第10回5月の夜例会は、24日(木)18:30~東北工業大学一番町ロビーです。今回の講師は㈱センコン物流取締役の佐藤輝之氏です。

 演題は「なぜ、ロシアで植物工場なのか?」。物流企業である㈱センコン物流が新規事業としてロシアで植物工場に取り組んでいることは、今年に河北新報で取り上げられました。

 なぜロシアであり、なぜ植物なのか、4月末にモスクワ出張された最新知見を加えて報告していただきます。紹介会員は黒田清志幹事です。

高橋会長、地元紙で紹介

2012-04-04 20:42:33 | 会員の活動
 はなもくの高橋雄志会長が、3月31日地元紙夕刊一面で紹介されました。

 「まちづくりプランナー」として、3月10~11日のアーケード商店街でのイベント「希望プロジェクト 鎮魂と未来・希望」をプロデュースしたり、津波を語り継ぐ「東北お遍路(こころのみち)プロジェクト」の事務局を務めたりという活躍が取り上げられました。

 また10年前に独立してまちづくり会社を運営してきましたが、31日付けで閉鎖するとのことです。震災復興業務に力を注ぐ仙台の建設コンサルタント会社に招聘され、復興事業を担当するためだそうです。

 地域活性化に縁をつなぐ活動を続けながら、震災復興業務を担って活躍されることを期待します。