② の続きです。
さて、前回 ② に含まれていた昭和天皇の来英ですが。
その後接近画像が見つかりました。 せっかくなのでここに載せておきます。
昭和天皇の来英は1971年10月5日からの4日間だったそうです。 (動画もありました。)
下左のこちらを向いているカップルは、マーガレット王女ご夫妻。
エリザベス女王の後を継いで王になる予定のチャールズ皇太子は、1981年、32歳にしてようやく結婚。
下右はダイアナ妃の命日の記事にも載せた画像です。
チャールズ皇太子とダイアナ妃のその後を知っている今となっては、一抹の苦味を覚えるロイヤル・キス。
ダイアナ妃はすんなりご懐妊し、翌1982年には王位継承者となるウィリアム王子が誕生しました。
1986年、中国訪問。
1991年、女王陛下の65歳の公式お誕生日に英空軍の分列飛行を見物する王室メンバーたち。
1992年11月、女王の居城のひとつであるウィンザー城が大火事に遭い、修復費は3650万ポンドに上ったそうです。
今日のレート£1≒¥148で単純計算すると、・・・54億円!
その結果、修復費用の足しにするため女王様は所得税を支払うことになり、またバッキンガム宮殿も
一般公開され(て入場料を徴収して費用に充て)ることになったそうです。
1993年のダイアナ妃と女王様と、同年93歳のお誕生日を祝われるクイーン・マザー。
1995年5月8日、50回目の欧州戦勝記念日の女王・母君と妹君(まるで信号機、というツッコミはさておき)。 同年、南アフリカを訪問。
1996年3月、スコットランドのダンブレイン小学校で無差別殺傷事件が発生。 女王陛下はアン王女とともに事件現場を慰問しました。
1997年8月31日、ダイアナ妃がパリで事故死。 その際の女王様は 「対応が遅い」 「民心から遠ざかってしまっている」 と
激しく非難されました。 女王様の人気が最も落ち込んでいた時期でした。
撮影年月不明ですが、一族の集合写真。 クイーン・マザーもおられます。 ウィリアム王子の背が高いこと!
2000年8月4日、クイーン・マザー100歳に! このときエリザベス女王は74歳、マーガレット王女は
あと17日で70歳でした。 半世紀前(1951年頃)の母娘三人の画像も並べておきます。
下左は、2001年の9/11の犠牲者のため聖ポール寺院で行われた追悼礼拝の際、涙を拭う女王陛下。
翌2002年2月9日、妹君のマーガレット王女が71歳で亡くなりました。 故人の生前の希望に沿って、
ウィンザー城で執り行われたお葬式は、親族とごく親しい友人のみの内輪のものとなりました。
娘に先立たれたショックのためか、7週間後の3月30日、クイーン・マザーが101歳と7ヶ月で死去。
妹と母親を相次いで亡くしたこの時期は、女王陛下にとっては辛い日々だったことでしょう。
しかし同2002年2月6日、女王様は即位50周年を迎えられました。
(即位50周年は妹君が亡くなる3日前だったんですね。 画像の順番が間違っていてすみません。)
2005年、チャールズ皇太子と長年の恋人カミラ夫人が結婚。
大伯父のエドワード8世は離婚歴のある(その上アメリカ人の)ウォレス・シンプソン夫人と結婚するため王位を
退かなければならなかったのに、次期国王が離婚歴のあるカミラ夫人と結婚て・・・
時代は変わった? それともチャールズ皇太子は王位につかず、ウィリアム王子が次期国王になるのかなぁ???
10年前、80歳の誕生日を迎えられた女王陛下。
女王ご夫妻、2007年には結婚60周年のダイヤモンド婚を迎えられました。
“お前百までわしゃ九十九まで、ともに白髪の生えるまで” ・・・・・
現在95歳と90歳のお二方。 来年2017年は結婚70周年で・・・ プラチナ婚!
あの日から今年で69年になるんですね。 こうなったらプラチナ婚も、ぜひとも祝っていただきたいものです。
2011年には、孫のウィリアム王子が結婚。
下右は2015年、訪問先のドイツで踊るロボットがお気に入ったらしい女王様です。 メルケル首相の表情が可笑しい
2015年9月9日には、ヴィクトリア女王を抜いて在位最長記録を達成。
そして今年4月21日には、90歳のお誕生日を迎えられました。 史上最高齢君主の記録も更新中です。
こうして脈々と受け継がれてゆく英国王室。
この図 で見ると、エリザベス女王とフィリップ殿下が遠戚関係にあるというのが、
何となくわかったような、わからないような。
エリザベス女王の洗礼式の画像も出てきました。 せっかくなので貼っておきます。 90年前の画像ということになりますね。
アタマの回転が鈍り始めた50代(え~?誰のことぉ~?)を助けるべく、★印で同一人をマーク。
・・・とこれで終わりそうですが、なぜか終わらず。
《 ④ につづく 》