ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

フレッド&ローズ・ウエスト ⑤ 事件の発覚と余波

2014-03-29 20:11:47 | 事件
フレッドとローズ・ウエストは、1973年から1979年までの7年間に、判明しているだけでも8人の若い女性を殺害した。  そのかたわら、ローズは子供を産み続けた。 売春によって身ごもった子も産んだ。 フレッドはまったく気にしないようだった。 さらに信じ難いことだが、ローズの客の一人はローズの実の父親ビル・レッツだったという。  ローズが売春で稼いだ金で、フレッドは自宅を改装し続けた。 雇われ大工 . . . 本文を読む
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レトロな日本の旅行宣伝ポスター

2014-03-27 21:25:02 | トピック
1930年代前半に日本で制作された旅行のプロモーション用ポスター15枚が、カリフォルニアで発見され競売にかけられることになったそうです。  1930年代前半というと・・・昭和5年から10年頃!   私の両親が生まれた年代だわぁ。 持主は、骨董店を営んでいた伯母さんから店内の品々を遺贈された学生さん。 品々を点検中に、丸められたポスターを見つけたそうです。 価値はないだろうと思ったものの、念のた . . . 本文を読む
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フレッド&ローズ・ウエスト ④ 『恐怖の館』の犠牲者たち

2014-03-17 22:26:52 | 事件
1973年1月12日。フレッド(31歳)とローズ(19歳)はキャロライン・オーエンズの拉致と性的暴行罪に問われたにも関わらず、罰金刑だけで自由の身となった。 しかしキャロラインの告発は、二人に『今後の犠牲者は抹殺すべし』という教訓を与えたようだった。そうして二人の連続殺人が始まった。     1973年4月初めに二人は、かねてから親しくなっていた針子のリンダ・ゴフ(19 . . . 本文を読む
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フレッド&ローズ・ウエスト ③ 生き延びた一女性

2014-03-13 22:48:20 | 事件
地上3階と地下室があった、クロムウェル街25番地。幅は狭いものの奥行きが深いこの家を、フレッド・ウエストは建築現場で覚えた技術をもって、自分とローズの用途にかなうよう改造した。 地下室は防音措置を施し“拷問室”にした。若い女性を監禁し、性的暴行や拷問を加え、レイプする――というのが二人の計画だった。さらにそこでは被害者女性たちのみならず、自らの娘たちも性的虐待を受けること . . . 本文を読む
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フレッド&ローズ・ウエスト ② フレッド・ウエストの生い立ち

2014-03-09 22:49:05 | 事件
フレデリック・ウエストは1941年11月、ヘリフォードシャー州マッチ・マークル(Much Marcle)村の貧しい農夫の長男に生まれた。前年に誕生していた姉は生後数日で亡くなったため、事実上彼が長子だった。 父親のウォルター・ウエスト(1914-1992)と母親のデイジー(1924-1968)との間には、フレッドの下に6人の子供が続き、乏しい世帯収入を補うため、子供たちは木を切り、ホップや苺を摘 . . . 本文を読む
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フレッド&ローズ・ウエスト ① ローズ・ウエストの生い立ち

2014-03-02 21:35:15 | 事件
のちにフレデリック・ウエストの妻および連続殺人の共犯となるローズマリー・ポーリーン・レッツは、1953年11月にデヴォン州で生まれた。姉3人・兄1人に続く7人兄弟の第5子で、下に弟が2人いる。  父親のビル・レッツは統合失調症(当時の精神分裂病)を患っていて、家庭内では妻子に絶対的服従を求め、暴力をふるう理由をいつも探しているような暴君だった。低賃金の仕事を渡り歩き、なのにどこでも長続きしなかっ . . . 本文を読む
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