ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

在位最長記録を達成

2015-09-09 20:31:24 | 王室

そういえば、今年の秋・・・ とは何とな~く覚えていたんですが。

エリザベス女王が今日午後5時半頃、英国君主として在位の最長記録を更新したそうです。

こちらは今朝公開された、公式記念写真。 政府との連絡書簡に目を通す女王陛下です。

撮影は、ポール・マッカートニーの娘で写真家のメアリー・マッカートニー(Mary McCartney)。

 

解説を加えると、

 1.  ロンドン・オリンピックの際にジェームズ・ボンドに迎えに来られたのと同じっぽい部屋で、

2. ピンク・サファイアとダイヤモンドのブローチと3連の真珠のネックレスをつけ、

3. お気に入りの Launer London のハンドバッグを手元に置き、

4. 母君のお若い頃の写真を始めとする家族の写真に囲まれ、

5. 2011年のオーストラリア公式訪問の際に着た Karl Ludwig のワンピースに身をつつみ、

6. 女王陛下がどこにいようとも毎朝届けられる “赤い箱” の公式書類を確認する女王様。 です。

 

半世紀前の1960年代に撮られたという写真にも、“赤い箱” が。

 

1937年の父王の戴冠式の際は、11歳になったばかりだったエリザベス王女。

 

父王の急逝により25歳の若さで女王に即位。 喪が明けるのを待って行われた戴冠の際もまだ27歳でした。

(詳しくは『即位の日』をどうぞ。)

 

ダイヤモンド・ジュビリーの時()のように記念イベントがあるものと思っていたけれど、予想に反して何もなく、

女王様にとっては普段通りの一日だったようです。 鉄道の開通式に赴いたスコットランドで市民に歓迎され、

 

 

スコットランド首相(?First Minister of Scotland)のニコラ・スタージェン、夫君のエディンバラ公と蒸気機関車の旅を楽しみました。

  

 

63年と7ヶ月って、すごい長さ。 そのとき生まれた赤ちゃんが、63歳になっているわけですからね。

在位期間の記録を塗り替えるには、自分が健康で長生きするのはもちろんですが、

若くして王位につく=先代である自分の親が早逝しなければなりません。

王様や女王様には最高のお医者さんがついていて健康に気を配ってくれているはずだから、

それはなかなか起こらないことではないでしょうか。

これからの王様/女王様には、記録の更新はかなり難しいでしょうね。

 

明日から歴史の授業では 『エリザベス二世が英国に最長期間君臨した君主』 と教えられることになります。

つまり今日、歴史がつくられたわけで。

こんなこと、滅多にあることじゃないからかなり嬉しいかも

 

記録更新、おめでとうございます!   

 

 

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