ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

我家のロックダウン生活

2020-05-24 23:15:04 | 暮らし・生活

英国では5月13日(水)から外出規制がやや緩和されました。が、これが、「わかりにくい」となかなか不評・・・

何が良くて何がダメ?英政府の「微妙な」緩和ロードマップ

でも一日一回を超える運動が許されることになったのはウレシイ 私はどのみち一日一回しか外出しませんけどね。

このロックダウン生活が遠い過去のものとなったときに読み返せるよう、私たち一家3人の生活を、ここに記しておくことにします。

 

*       *       *

 

午前7時40分頃、私起床。洗顔後、裏庭の小鳥の餌台に餌を補充、水を交換。その後朝食(マーガリンとマーマレードを塗ったトースト一枚とミルクティー)。

オットーの起床は8時半頃、ムスメは9時頃。朝食は各自で用意して食べ、洗い物もします。(これはずっと昔からの習慣です。)

オットー(在宅イラストレーター)は9時半頃、ムスメ(ジャーナリスト)は10時半頃、仕事を開始。

オットーははっきりとした締め切りなしの大きめのイラスト(教育玩具用)を描き、完成したらスキャンして送れば報酬が入金するというシステム。

自室でラップトップ、iPad、スマホを使って情報にアクセスし、新聞記事を一日に2~4つ書くムスメの仕事は、早ければ午後6時頃、

遅いときは午後8時頃に終わります。このごくごく平均的な準一戸建てにある古ぼけてとっ散らかったムスメの部屋から、

明日の新聞に載る記事が生み出される不思議。

 

今現在無職の(=住み込み介護ヘルパーだけれどコロナを持ち込まないよう仕事をしていない)私は、朝食後、涼しいうちに散歩へ。

丘の木陰を歩き、町に下りてスーパーに並んで買物をして帰宅すると、それでもうお昼近くなっていたりします。

 

以前居間の窓用に買ったバード・フィーダー。全然(小鳥が)来てくれなかったのでしまいこんでいましたが、この春思いついて、裏庭に面した

キッチンの窓の外側に貼りつけてみました。

 

そしたらロビン(Robin=コマドリ)が来てくれて万歳 ロビンが好物にしているミールワーム(mealworms)を、ここには入れています。

餌台に入れてあげるのはタネとかの餌(wild bird seeds)で、お高いミールワームは少しずつ混ぜてあげていましたが、窓に貼りつけた

フィーダーに来るのがロビンだけなのだったら、可愛いロビンちゃんにミールワームをたっぷり食べてもらおうと思ったので。

ところが、そのうちスズメも、このフィーダーに来るようになりました。ロビンを見ていて真似するようになったんでしょうね。

それでも誰かが窓のすぐこちら側に立っているときはスズメは来ません。ロビンはやって来て、平気でミールワームをついばみますが。

 

ある朝は、ロビンの親が、餌台の屋根にとまった子供(もう親並に大きいけれど!)に・・・

  

・・・窓に貼りつけたフィーダーまで来るよう教えようと頑張っていました。最初は外側の窓敷居にとまったりして。「ほら、大丈夫でしょ!?」みたいに。

 

庭木の枝にとまった子供にフィーダーまで来るよう懸命に誘っていましたが、結局来ませんでした。ドンマイ、ドンマイ!

  

この『ほぼロビン専用フィーダー』には、それなりの大きさの生きたミールワームがいるときは、10匹くらいずつ入れてやっています。

昨夏9連休の終わりに書いたように、オットーはミールワームを仕事部屋で養殖?していましたが、昨冬あたりから目が乾燥したように感じることが多くなったため、

今いるミールワームが絶えたらやめることに。そのため少しずつ、ミールワームの数が減ってきているのです。

 

我家では、ランチも各自で適当に作って食べて、後片付けも、各自でします。これも、昔からの習慣。

午後もオットーとムスメは仕事、ニートの私は犯罪関係番組のビデオを見ながらペーパーフラワーを作ったり、ネットしたり。

我家の夕食は、午後6時。手が遅く要領も悪い私は、午後5時頃(モノによっては4時半頃)から仕度を始めます。

 

『おつとめ品』として元値45ペンス(58円)のところを11ペンス(14円)で買えたバゲット2本は、スライスして、マーガリンにおろしニンニク・ドライパセリ・塩を

混ぜたものを塗って焼いて、ガーリック・ブレッドとして、・・・

  

・・・去年庭から収穫したあと冷凍してあった最後のかぼちゃを使って作ったパンプキン・スープと一緒に、美味しくいただきました

 

ある日はムスメのリクエストにお応えして、おにぎりを作りました。が、めったに作らないので、下手なこと!

三角おにぎりはスモークサーモン、丸いおにぎりは味玉入りです。味玉、自分で適当に作っためんつゆに漬けただけでしたが、なかなか美味しかったので、またやろうと思います。

 

去年かぼちゃを育てたスペース(参: 9連休の終わり)には、今年はオットー、各種のタネを撒きました。(金網は鳩除け。)

レタス・ミズナ・ラディッシュは、サラダを作るとき使っています。

 

鶏もも肉は、骨付きで買うと1kg入りが1.79ポンド(235円)と安いので、時間だけはたっぷりある今は、骨付きを買ってきて骨除きをして使っています。

骨を除いてからの総重量を量ってみたところ、807gありました。ビニール袋が5gだったので、800gはあったことに。100g30円!ほんと、おトクだわぁ。

イギリスには A PENNY SAVED IS A PENNY EARNED. (節約した1ペニーは稼いだ1ペニー。) という諺があります。

まさにその通り。無職ニートの今、せいぜい節約に励まなくちゃね!

 

ここのところ、これまでなかった風味のポテトチップスが、スーパーに出回っています。期間限定品でしょうか。そのうちひとつは、カツカレー味!

とうとうカツカレーも、国際的地位を確立したか・・・しみじみ・・・。

でも味はあっさりしすぎていて、カツカレーとは思えませんでした。個人的には左から3つめのクラシック・チーズバーガー味が一番好きです。

あ、ここに入っていませんが、もうひとつ、アメリカン・ピザ味というのもありました。でもこれは辛すぎたので、私はダメでした。

ロックダウンを受けて実家に帰省中のムスメ。お気に入りの“ラビット”も、ちゃんと連れてきました。ムスメの4歳の誕生日に買ってあげたものだから、

・・・20歳超え!ムスメに連れられて、これまでに何度も日本やドイツに行ったラビット(名前、そのものやんけ!)です。

いい機会なので、ムスメの寝具カバーと一緒に洗濯してあげました。

このラビットは5ポンドでしたが、これだけ大事にしてもらっているのだから、十分モトはとれましたね。

 

ある日は洗濯物を干し終えたところに、懐っこいロビンが来てとまりました。水浴びしたのかな?羽毛が濡れていました。

 

オットーと私は去年、ロビンの餌付けに成功しました(参:手乗りコマドリ❤)。それを聞いて羨ましがっていたムスメ、仕事から解放されていた週末に、

ロビンを手乗りさせることに挑戦。幸運なことに、見事成功!

 

 

ロビンの大好物の生きたミールワームを使ったんですが、このコ、一度に3匹全部くわえていきました。欲張りロビンです。

 

ロックダウンのため皆がベイキングを始めたのか?相変わらず小麦粉だけは、品不足状態が続いています。

我家もムスメと私と交代で、ベイキング!ムスメにはベイキングは、ストレス解消になるようです。

 

下左は、外出規制が緩和される前の、閑散としたダーズリーの商店街です。商店街の一等地には私たちが口座を持っているバークレー銀行の支店があったんですが、

去年の11月に閉店になってしまいました。その後ずっと空店舗だったんですが、ようやくこの春改装が始まって、・・・

 

・・・GRAVITY だって、何のお店だろうね?衣料品店?などとオットーと話していましたが、BRUNCH & COFFEE / FISH & CHIPS=軽食店となることが判明。

小さな町にもかかわらず、ダーズリーにはすでにもう4軒もカフェがあるんですけどね!フィッシュ&チップスだって、間に合ってるんですけどね!

 

ムスメが仕事をしなくていい日は、一緒に家から見える三角丘まで散歩に行ったり。

途中通過する草原には、バターカップ(キンポウゲ属)が一面に咲いています。

 

ケイトー(参:10回目の命日)と、何度も一緒に歩いた草原。懐かしいなぁ。

放牧されていた子羊の写真を撮るムスメ。

 

ところで丘の入口に貼られたこのポスターですが!怖くないですか!?てっきり『変質者に注意』かと思いきや、

『犬のフンを持ち帰らない無責任飼主!我々は見張ってるよ!』というものだったんですね。

フン害に辟易しているのはわかるけれど、この目は怖すぎ。もうちょっとどうにかならんか。

 

下右は、ゴルフ丘の麓から見えた三角丘とブーメラン丘。我家から見るの(下左)と違い、ブーメラン丘が細長いのがよくわかります。(参:ブルーベルと十字架

 

 

夕食後は、テレビを見たり、ムスメのおこぼれにあずかってNetflixやアマゾンプライムの番組を見たり、あるいは各自で好きなことをしたり。

就寝時間は、オットーが午後11時頃、ムスメと私は11時半頃です。

オットーもムスメも仕事をしなくていい週末は、オットーは庭仕事をしたり、ネットしたり、ムスメがおススメする番組を見たり。

ムスメはベイキングをしたり、本を読んだり、ネットしたり、おススメ番組を私たちと一緒に見たり。

 

*       *       *

 

ということで、『外出規制に最も影響されていない家族コンテスト』がもしあったら、かなりいい線いくと思われる我家です。

もともと社交的でないから、誰かを訪問することも、訪問客があることも、皆無に近かったし。

(ムスメだけは友達と会えなくて残念がっていますが、グループ・ビデオ・チャットして気を紛らわせています。)

美容院?散髪?オットーと私はもともと自分でやっていたので、ノー・プロブレム。

私はヘアダイも自分でやるので、さらにノー・プロブレムです。

ムスメもワンレンのロングヘアーなので、先日自分でカットしてました。

 

とはいえ、一人ぼっちの義母(92歳)のことは、やはり心配になります。

昨年末に義父を亡くし、独居になって間もなくロックダウンが始まってしまったわけですから。

今のところは、毎日国内にいる子供たち(オットー・義弟②・義妹)に電話して、気を紛らわせているようですが。

幸い義母は健康上の問題はなく、医者や病院のアポも今のところ皆無。

食料品の買出しは、週一のペースでオットーがサポートしています。

ですが、外出規制が緩和されたものの、義母に会いに行くことは難しいです。

オットーによると92歳の義母は、ソーシャル・ディスタンシングを言われても、理解できないあるいは瞬間的に忘れてしまうので・・・。

食料品を届けたオットーが「キッチンまで持っていくから、寝室で待っていて」と義母に頼み、「わかったわ」と義母が言っても、

そのまま玄関扉を抑えて待っていたりして。再度オットーに言われて寝室に引込んでも、次の瞬間にはキッチンにやってきて

オットーに話しかけたりして。毎日毎日家に一人ぼっちで、話しかける相手がないのですから、無理もないですが・・・。

 

去年の今頃は、想像だにできなかった現在の状況。

やはり一番不安なのは、この状態がいつまで続くのかわからないということではないでしょうか・・・

どうか一日も早くコロナ禍が収束して、以前の生活に戻れますように!

 

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2 コメント

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コメントありがとうございます! (ハナママゴン)
2020-05-31 03:58:58
ドイツに行かれるつもりだったんですね。
ほんと、今はいつまた心配なく旅行に行けるようになるのか、見通しが立ちませんよね・・・
私も、また日本に行って美味しいものをたくさん食べる日を、心待ちにしています。
お互い気をつけて、コロナ禍を無事乗り越えましょう!
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はじめまして! (マダム・ヒーヅル)
2020-05-28 13:38:46
海外ブログから来ました!
ドイツも大変ですね。
すごく沢山の情報をありがとうございます。
私は今年、ドイツへ旅行に行くつもりでいました。
でも、今年は行けず、いつ行けるのか。。。
また、お邪魔したいと思います。
どうかお気を付けくださいね。
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