９連休の終わり

今日まで連続9日間、仕事オフだったワタクシ。

最終日になってみると、（ホントに9日もあったのっ！？）という心境でございます・・・

でも気になっていた『大草原のビッチの告白』の連載の続きに着手できたから、それはウレシイ

私もいつの間にか、突然急死してもおかしくないお年頃ですから。

できるだけ早く、中途半端になっている連載を終わらせたい・・・（焦）。

 

オットーが義弟②とともにオトコのホリデーに行っている間（8月16日-25日）は、私がオットー両親の買物のサポートをすることになっていました。

買物日は、火曜日と木曜日。でもって先週の8月20日火曜日、9時少し前にオットー両親宅に参上したところ、外に救急車が停まっていて、

屋内にはオットー母のみ。なんとその朝、オットー父、起きてきたと思ったらすぐに肘掛け椅子に座り込み、呼吸困難ぽく

荒く息をして、でもいつものように、オットー母には何を訊かれても答えない。なのでオットー母が救急車を呼んだそうです。

私が到着したときはオットー父はもう救急車内に運び込まれていて、約5分後、そのまま走り去っていきました。

 

オットー父、その2週間前の8月5日（月）にも救急車を呼んだんですが、じつはその時は、ズルで呼んだっぽかったんですよね・・・

オットー父、足首の腱が切れた部分が痛んだら市販の鎮痛薬パラシータモールを服用するよう言われていたのに、

頑なに服用しようとしなかったんです。

「自分は今血液を薄くする薬を服用しているから、パラシータモールはのめない」と。

医者に「両方一緒に服用しても大丈夫」と言われても、医者である義妹②の旦那さんがそう言っても、オットーが

緊急でない医療相談に電話して確認を取っても、頑としてパラシータモールをのもうとしませんでした。

オットー父は絶対に自分が正しい人ですから、一度思い込むと、医者の言うことさえ「医者が間違ってる」。

そのため足首の痛みがひどくなり、耐えられなくなったのでしょう。胸を抱えるようにして肘掛け椅子で苦しそうな様子を見せ、

オットー母が救急車を呼ぶと、救急隊員に「胸が痛む」。買物の日だったのでオットーもちょうどその場に到着しました。

オットー母がオットー父に「病院用のバッグを持っていく？」と訊くと、オットー父、「要らーん！必要ない！！」

ここでオットー、ピンと来たそうです。

（病院用のバッグを必要ないと断言できるということは、今日のうちに家に帰されると確信しているからに違いない・・・）

 

オットー父、思った通り、その日の夕方に帰宅を許され、オットーが病院まで迎えに行きました。

足首の痛みを抑えるための、パラシータモールより強い鎮痛剤を処方されて。

オットー父、「胸の痛みに関して医者は何と言ったの？」とオットーに訊かれても、曖昧に言葉を濁すだけ。

ほんと、胸の痛みは足首の痛みを何とかしてもらうための、演技だったようです。

でも救急隊員に「足首が痛む」と言っただけでは、「医者の指示は何と？」 「パラシータモールをのめと言われているなら、

のまなきゃダメじゃないですか」 「我々にできることは他にないですよ」などと言われそうだったので、胸の痛みを訴えた疑いが濃厚。

だとしたら・・・ 本当のクソ野郎だわっ！

オットー父が仮病で救急隊員の貴重な時間をムダにしている間に、本当に緊急を要する病人が、

手当てされるチャンスを逃していたかもしれないじゃないのっ！！

 

そういうわけで、オットー父（ちなみに93歳）が救急搬送されていったのが、5日前の8月20日（火）。

今回は本当っぽくて、未だに入院中です。診断は、心不全。お見舞に行った義妹②から聞きました。

昨日がオットー両親の62回目の結婚記念日だったので、一応オットー母にお見舞に行きたいか尋ねましたが、

何せ91歳ですから疲れると感じたのでしょう、断りました。私も別に行きたくなかったので好都合。

どのみちオットー父も、自分が弱っている状態を人に見られることが好きではないので、行かないことにしました。

 

というわけで、火曜日は救急搬送される前にオットー父が用意しておいた買物リストをもとに買物しました。

下がその買物リストです。ホリデー中のオットーに電話して、リストの内容をチェックするようでした。

皆さん、読めますかぁ～・・・？

木曜日の買物は、オットー父がまだ入院中だったし、オットー母は「必要なものは何もない」と言うのでせずに済ませました。

金曜日にはオットー母を、採血のため診療所に付き添い。そして今日夕方にオットーが無事戻ったので、バトンタッチして、

私は明日からまた一週間の住み込みです。

 

ところでオットー父の救急搬送により、私はオットー父から借りるはずのカードが借りられず（オットー父はお財布を持っていった？）、

オットー母はカードも十分な現金も持っていなかったので、買物の代金は立て替えるようでした。

オットー母って・・・ 気の毒すぎる・・・

しかもオットー母は、テレビの点け方すら知らなかったんです。オットー父が、わざと教えてあげていなかったので。

居間にはサテライト・ボックスのリモコンがあるだけなので、それに加えてテレビ本体の側面にあるスイッチをオンにしなければ

テレビを見ることはできないのですが、オットー母はそれを知らなかったんです。どのみち普段はオットー父がチャンネル権を握っていますから、

オットー母もわざわざ知らずに済ませていたんでしょうが・・・ やっぱり気の毒すぎ・・・

 

先週は好天気が続いたので、運動のため毎日サンポに行きました。帰宅して庭の隅の木陰で涼んでいたら、

ロビンがやって来て、近くの洗濯物干しのてっぺんにとまるじゃありませんか。（もうずっと使っておらず、畳んでカバーがかけてある。）

　

なつっこいコのようだったので、手の平にエサを載せてすすめてみたら、手乗りしました！

あれからも折りにふれて手乗りを続けています。これはオットーと “The tatty one （みすぼらしい子）”と呼んでいる、羽毛が貧相なコです。

　

下は、今朝の画像。サンポから戻ってコーヒー片手に木陰で涼んでいたら、やはりやって来ました、ロビンちゃん

　

エサを手に誘ったら、少しずつ距離を縮めて、最後は手からエサを食べてくれました。撮影し損ねたけど。

　

これもやっぱり、例の、みすぼらしい子でした。かわいすぎる・・・ この子が見当たらなくなっちゃったら、寂しくなるなぁ～・・・

　　

　　

 

朝はロビンがエサ台に来るのを待って、生きたミールワームをあげています。

このミールワームは、じつはオットーが養殖？しているもの。

昨冬スーパーで乾燥ミールワームを買ってエサ台に載せていたんですが、変人オットー、「どうせなら生きたのを食べさせてあげたいな」と、

ネットで調べて繁殖の方法を学んで、甲虫をネットで注文して買って、仕事部屋で養殖を始めました。

書類整理用引出しケースを買ってきて、用途に合うよう改造して、オーツを敷き詰めて。エサはニンジン。

一番上の引出しには甲虫、二番目にミールワーム、三番目は小さすぎで網目から落ちてしまったミールワームの幼虫が入っています。

　　　

最初は私、見るのも嫌だったんですが、かわいいロビンのためと思い我慢して捕獲していたら、すぐに慣れちゃいました。

自分の順応力に拍手。（でも一匹が手に落ちたときは、心の中でおののきの雄叫びを上げた。）

　　

 

オットーが留守で私がやらねばならないことのあとひとつは、水やりです。

キッチンの外側で育っているこれは、何と、日本のかぼちゃ！ これを枯らしてしまって収穫をフイにはできない！！

一昨年ドイツに行ってクラウスの家で日本のかぼちゃのローストをご馳走になったんですが、ほんと美味しかったんですよね。

あの味が忘れられなくて、ドイツでは Hokkaido と呼ばれて市販されているというそのかぼちゃを、オットーにネットで探してもらいました。

ちなみに Hokkaido かぼちゃは、イギリスではまだ、少なくともこの辺りでは、見かけません。

Hokkaido かぼちゃの種ならネットで買えるので、買ってもらって、蒔いてもらって、世話してもらってきました。

キッチン外側のプランターで育っているのには実がふたつつきましたが、残念なことに小さい方は何かに食べられちゃいました。

でもそれでいいのかも？養分がふたつに分けられて、ウラナリのをふたつ収穫するよりは。

　

メインのかぼちゃ畑は別にあり、そちらはなかなか順調です。（右端はシソ。）

プランターのと畑のとでは、葉の大きさがここまで違う！

　

畑の方には今のところ、6つ実がついています。でもこちらも、ウラナリになるのを防ぐため、間引き（でいいのか？）が必要かも。

　

　　

この辺りで買えるかぼちゃは、10月に入るとハロウィーン用に大量に入荷する、巨大でオレンジ色で水っぽくてスジっぽいやつのみ。

でもあれって、きっとかぼちゃのランタン製作用で、食用ではないんですよね？

試しに一度買って料理してみたことがあります。食べられることは食べられたけど、とくに美味しくはなかったです。

庭のかぼちゃがちゃんと育って、日本の栗かぼちゃのように美味しくいただけますように。

 

 じつは今週末は、明日（26日月曜日）がバンク・ホリデーという休日なので、3連休。

オットーたちはその中日に帰宅するわけだったので、渋滞がひどかったら帰りは夜中近いかも・・・と心配しましたが、全然大丈夫でした。

スカイ島のホリデー・コテージは土曜から土曜まで借りていたので昨日引き払いましたが、そのままスコットランドに留まってもう一日釣りを楽しみ、

昨夜は往路と同様、Invergarry というところでもう一晩キャンプ。

今朝8時17分に帰路につき、770km（！）を走行して、午後5時25分に無事帰宅しました。

スカイ島では天気に恵まれなくて、昨夜は10℃まで気温が下がって、テントの中は寒くて、あるもの全部着込んだけれど、

それでもよく眠れなかったそうです。お疲れ～！

私も家事は最低限だけして、毎日好きなことして、とてもいい命の洗濯をさせてもらいました。

さ、明日からまた仕事だ、頑張らなくちゃね！

 

そうそう・・・ そういえば昨日は、私たちの結婚記念日でもありました。26周年です。

でもテンションが低い夫婦なので、とくにお祝いごとはしません。続いていることが、何よりのお祝いさ！

 

《　オマケ　》

スーパー・テスコで見て気になっていたこのぺらぺらのバッグ。たった1ポンドだけど、この手のバッグはもう十分あるし、

このバッグはすこし小ぶりで用途なさそうだったので、買い渋っていました。

でも買っちゃった。私のペーパーフラワー作りの材料を持ち運ぶのに、ちょうどいい大きさなので。

住み込み先でのヒマな時間に、ペーパーフラワー作りを始めたんです。

奥方様にペーパーフラワーをプレゼントしたら、喜んでいただけましたよん。