ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

庭木のトラブル

2023-09-22 22:36:31 | 暮らし・生活

我家の裏庭で、一番大きなこの木。

高さは、屋根より高いです。13~14m はある・・・かな?

 

オットーと私が29年半前にこの家に引越して来たときからあった木。

上空から見た我家

 

オットーは引越してきたあと、この木の右手にコンポストを手作りしました。

レンガは、上の方はただ積んだだけですが。

 

まず1に枯葉や植物くずを集め、その熟成?に従って、1から2、2から3へと中味を移動させます。

 

2週間ほど前、オットーが庭しごとをしていたら、コンポスト上の柵の向こう側から、初老の女性が話しかけてきたそうです。

「おたくの大木から落ちる葉の処理が大変で困っている」 との苦情でした。

たしかにこの木の葉は厚めでかさも張るので、気の毒に思ったオットーは、

「うちのコンポストに落としていいですよ」 と言ったそうです。

女性は感謝して、引込みました。

 

ところが先週土曜日のこと。私は仕事で出かけていたのですが、庭に出たオットーは、コンポストに、

あの木の切られた枝、1.5mくらいの長さの枝が投げ込まれているのを、発見したそうです。

 

今回トラブった隣家には、細長い裏庭があるみたいですね。

 

隣家の領空?に張り出した枝を切るのは、もちろんいいんです。

でも、切った枝をこちらに投げ込むというのは、どうも・・・

基本的には、落ちた葉と同様、枝も隣家側で処分すべきもののはず。

一度やられて何もリアクションを起こさないと、二度、三度と続くかもしれない。

そう思ってオットーは、ぐるっと遠回りしてそのお宅まで出向きました。

応対に出てきたその家のご主人は、かなり威圧的で、「お宅の木なんだから!」 と何度も繰り返したそうです。

「自分はもう70歳で、庭しごとが大変な年齢だ」 とも。

(オットーだって65歳だから、大差はありませんけどね。

オットーは前もって法律を調べておいたので、根気よくそのご主人に、

「落ち葉や切り取った枝の処分はそちらの責任、落ち葉は我家側に落としてもらって構わないが、

枝はやめてほしい」 とお願いし、最後には何とか納得してもらったそうです。

 

仕事から帰ってその話を聞いた私。

うぅ~ん、じつは私も、あの木の落ち葉は、好きじゃなかったんですよね。

ひとつひとつが大きいし、なかなか潰れなくてかさばるし、裏庭の広い範囲に落ちるので、

片づけるのが大変だからです。

もちろん、新緑の葉が風に吹かれる季節には、見ていて気持ち良いですよ。

でも正直に言ってしまえば、私はあの木がなくなっても、残念には思いません。

おそらくあの木は、この辺りが宅地化される前、農地だった頃から、立っていたものでしょう。

それを伐採してしまうのはもったいない気も、もちろんしますが、

あの木によって、家からの眺めをブロックされているご近所さんも、多少はいるはず。

そういうお宅は、あの木がなくなったら、喜ぶのでは?

(ちなみに枝を投げ込んだお宅のご夫婦は、あの木自体は好きだと言っていたそうです。)

 

私の意見を聞いたオットーは、最初は 「まだ健康そうな木を切るのは・・・」 と、眉根を寄せて渋っていました。

でも翌日の日曜日、私が仕事から帰ったら、

「去年来てもらった業者に、見積りを依頼するメールを送った」 とのこと。

オットーもいろいろ考えたそうです。

これから秋になると、嵐のような暴風雨の日も多くなるだろう、

万一大きな枝が折れて、苦情を言ってきた隣家の小屋を壊しでもしたら、また面倒なことになる。

(そうなんです、写真からもおわかりの通り、あのお宅は細長い裏庭の突き当たりで、

我家のあの木の下となる位置に、近年、小屋を建てたんです。)

どうせ我家は引越しを予定しているのだから、余計な面倒を背負い込む前に、あの木を処分してしまおう、と。

 

29年半前に引越してきたときからある、あの木。伐採されたら、裏庭の景観が一変しそうです。

 

 

伐採の業者さんは、去年、裏庭の左側にあった大きな木を処分してくれた人たちで、昨日見積りに来てくれました。

去年の伐採の費用は、付加価値税込みで、420ポンド。

庭木の伐採

でも今回依頼する木は去年の木よりもずっと大きいので、いくらになることか、と冷や冷やしていたのですが・・・

ひょっとしたら、1000ポンド超えになるかも、とか・・・

 

付加価値税込みで、  540ポンド (97,200円)

 

とのことでした。うわ~、思ったよりずっと安くて嬉しい!

 

業者さん、昨日の時点では 「10月末にならないと時間がない」 と言っていたのですが、

今日メールで 「キャンセルが入ったから10月5日にできる」 とメールしてきたそうです。

やった!

 

というわけで、一件落着しそうで、良かったです。

 

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