ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県佐渡市、新穂瓜生屋「大日堂・大日霊神社」(県指定)です!!

2022-07-23 06:27:26 | 文化財・寺社
 新穂ダムキャンプサイトに戻りましたが

 地域の建設業の方々がトイレの清掃をされていましたので・・・

 翌日帰る前に寄ることを考えていた「大日堂」へ行ってきました

 ダムサイトの北側です、ダム湖畔を約3km進んで来ました

 西側から大日堂入口を見ました

 入口の鳥居です

 水盤です

 茅葺屋根の大日堂は拝殿です

 本殿です

説明版です
 新潟県指定有形文化財(建造物)
   大日堂 (昭和54年3月30日指定)
 新穂瓜生屋に建立された大日孁(おおひるめ)神社の拝殿である。建物の背面は奥社(本殿)への昇降口となっており、床を高くするなどの改築跡があるが、本来の仏堂の形態をよく残している。
 この建物は間口16.3m、奥行き13.4mの五間堂で、屋根は寺院宝形造、茅葺で、小規模仏堂の典型をよく示している。また、3間(約5.5m)四方の内陣は本尊の「大日如来坐像」(市有形文化財)を安置してもゆとりがあり、外陣・脇陣も広く、近世における佐渡の仏堂によく見られる広々とした構造となっている。
 大日堂は延徳2年(1490)に開基(大同2年(807)とも伝わる)されたと伝わり、本尊の大日如来坐像は未年申年生まれの守り本尊、妊婦安産の神、牛の守り神として島内で広く信仰を集めてきた。
 宝暦の「佐渡国寺社境内案内帳」によると、享保3年(1718)に大日堂が再建されたとの記録があり、現在の仏堂の構造様式や絵様彫刻はこの再建当時の様相をよく示している。
 佐渡市指定有形文化財(彫刻)
   木食清眼作 大日如来坐像(平成20年5月1日指定)
 この仏像の作者は木食弾誓一派の木食清眼で、制作年代は寛文6年(1666)であることが判明している。
 この像の高さは3.08m、肩幅1.47mの木彫り寄木造で、頭上に宝冠を戴き、両手を揃えて法界定印を結んでいる。像容は鼻が特異な形と大きさで、口元は抑揚のない短い線で刻み込まれ、両手の指は写実的である。
 「佐渡国寺社境内案内帳」によると、「この大日別当常照庵の大日如来は善光寺村善光寺の檀那である中将家によって安置されたもので、古くからの仏像が痛んだため、木食上人によって再興されたがまたまた損じ、万治3年(1660)、相川弾誓寺の四世清眼の自刻によって再興された。そのため、中将賢誉は、寛文2年(1662)より国中を歓化し、同6年(1666)仏像は完成、堂を建立して大日を安置した」とある。万治3年(1660)は木食弾誓の50回忌である。
 


 佐渡百選です


 文化財標柱です

 軒下の懸額です「大日孁神社」となっています

 南西側から

 境内西側にも文化財標柱が建っていますが何もありません

 では、新穂ダムキャンプサイトへ戻って夕飯にしましょう
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新潟県佐渡市、新穂長畝「トキの森公園」です!!

2022-07-22 18:45:17 | ドライブ
 新穂長畝地区は、佐渡市役所の東約5kmのところ

 何度も通ていますが、市役所そばの県道181号から県道237号線を東へ、

 日吉神社前信号を過ぎたら県道65号です、次の横町信号で左(北)へ県道81号線です

 道なりに進みます、新穂長畝地区に入ってトキの森公園に案内版が有りますので右(東)へ

 三叉路を左へ進むと「トキの森公園」入口です

 右手の乗用車用駐車場へ入りました


 インスタ映えで話題のポストが入口に有ります

 公園案内図です

 券売機で入場券を買って、受付に書類を提出して、パンフレットをもらって、まずは「トキ資料展示館」へ行きましょう


 やはり佐渡百選ですね

宮柊二の歌碑が有ります・・・(宮柊二・みやしゅうじ・は、大正元年生まれの昭和を代表する歌人です)
   朱鷺幻想・・・しずかなる年の旦にはりかなる空想をなす
 国の秀を離れし島に、人の香を恐れて遠く、茂山のまほらの真木に、巣をなして産める卵。
 蒼緑の殻の地肌に、黒褐のしるき斑紋、ひっそりと転がれる二個。
 よるべなく此は孤独、トキの此は寂しき思想。

 嘴伸のして白く羽張り、脚ひきて高く翔びゆく。
 洋の日の差し明りつつ、しき波の寄せ崩れ敷く、寂しかる島の荒磯を、見おろしに沖を指すトキ。
 運命の島にはあれど、たまきはる命かなしみ、青渦の上も一瞬。

 さわさわと羽搏く翼、しわしわと真白き総身。
 ただ腋羽風切羽、虹のごと光靡けり。
 わだつみの最中の島に、絶えゆかむ命をつなぎ、種の持続僅かに残す、nipponia nippon 、幻の島その悲しみのごと。

 しずかなる年の旦に、うつくしき島を憶へり。
 しずかなる年の旦は、吉き日の智識のごとし。
 また、若き日の勤しみにも似る。
 跡無くもなりし智識の、ほの光り甦るごと、傾けし恋の心の、疼きつつ立ち返るごと、変若かへれ 白き鳥智慧の鳥、幻の鳥、トキの命も。
   
   返歌
 あきらけく島山明けて空に鳴く声こそはすれ朱鷺渡るらし
 たちかへる年のあしたに鳥のごと甦りくる智識に遊ぶ

解説の石碑です


日本産最後のトキ「キン」の石碑です

ここで曲がってまっすぐに行きます

道端の小石にはトキの顔が描かれています


正面のケージ1には赤いトキがいます

南米北部に生息する「ショウジョウトキ」だそうです 、綺麗ですね

手指を消毒し体温を測って、資料館に入ります

「ミドリ」のはく製です

「キン」のはく製です

色々な展示で勉強になりました


観察回廊からケージCの中に、婚姻色のグレーになったトキを見ることが出来ました
(グレーの色は体からの分泌物を嘴で体に塗り付けることによってグレーになるそうです)


飼育ケージ2には、色々な種類のトキが居ました

頭の黒い「クロトキ」、オーストラリア産の「ムギワラトキ」、アフリカ産の「ハダダトキ」などが一緒に暮らしていました

公園南側のトキふれあい館へ行きましょう







 婚姻色のトキのつがいがいました、係の方の話では「今年はまだ卵を産んでいない」とのことでした

 繁殖の時期は6月一杯までだとか・・・


太ったトキの着ぐるみ「サドッキー」がうろうろしていましたよ

では、次へ行きましょう
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新潟県佐渡市、城腰「城腰の椎の木」(城腰地区銘木)です!!

2022-07-22 06:32:44 | 巨樹・大木
 杉池県民休養地から県道319号線を下って東側の海岸線へ出ました

 県道45号佐渡一周線を北へ、途中の赤亀・風島なぎさ公園キャンプ場の水道を使わせていただいて

 杉池で濡れたズボンやシャツ・カメラバックまで水洗いしました、また「ヒルが一匹」出てきてビックリです

 県道45号線を左回りで両津へ帰って来ました

 で、

 城腰地区は、佐渡市役所の北東約9kmのところ

 県道65号線の吾潟地区に入って直ぐを右(東)へ野球場・運動広場入り口です

 道なりに坂道を登り切ったところが両津野球場です、大きくカーブしながら東側の道路を北へ下って行きます

 200mほど下った右手の集落への道路を右(東)へ入ると

 民家の塀の内側から幹を伸ばした目的の椎の木の頭が見えて来ました

 西側から

 南側から

 城腰地区銘木の票柱ですが、本文が読めませんね~

 南東側から

 東側は、塀が低くなって幹を見ることができました

 (*今回は、県道45号線の住吉地区から両津野球場への道を南に坂を上って来ました)

 次は、城腰のトチノキを見ようと、城腰公民館の天然記念物標柱は見付けましたが、トチノキを見付ける事は出来ませんでした

 次へ行きましょう

 早い時間でしたが、潟上温泉へ汚れ・害虫がいないか確認ついでに汗を流して

 この前の佐渡市役所先のコインランドリーへ洗濯に行きましたよ
 
 やはり、手洗いでは心配ですからね


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新潟県佐渡市、赤玉「杉池県民休養林」と「国見山のイチイ」(市指定)後編です!!

2022-07-21 18:49:00 | 文化財・寺社
 さて、続きです



 ひょうたん池南側の遊歩道に出ました

 案内板文化財標柱です、イチイまで900mとなっていますが・・・

 最初の内は踏み跡がはっきりしていましたが

 フキに覆われた遊歩道を進みます

 階段を上ります

 先を指示する案内板です、左は花木園ですこのあたりからヤブツバキが多くなりました、カメラをバックにしまいました

 遊歩道はヤブツバキに覆われていますが、足元につい数日内に刃物で切られた枝が落ちています、だれか入っているようです

 大木が倒れている右手に水道施設でしょうか

 沢状の源頭部まで上がって来ました

 まだまだ登りが続きます

 倒木に足を取られて転びました~

 展望台の案内板です、周りの木の枝に赤やピンクのテープがあちこちに有りますが、左への遊歩道へ入ります

 木々に標識が付いています、足元には境界杭が打ち込まれています

 空が明るく成ってきました、間も無く展望台です

 藪の先に大きな幹が見えました

 藪に覆われていますが、目的のイチイです

 周りも枯れたカヤに覆われています

 南側から

 東側から

 東側から幹を見ました

 北側の幹です

戻りましょう

 ひょうたん池南側の遊歩道まで戻ってきました

 ひょうたん池を見て行きましぃう、水面が綺麗ですね

 モリアオガエルの卵が枝先にぶら下がっています

 東屋やベンチが見えて来ました

 文化財標柱です「杉池の広葉樹林」です

 ひょうたん池東側です

 石碑です
  サントリーと赤玉の不思議な縁
    サントリーの木
 白山神社・小田原神社・五霊地神社・が合社して赤玉神社が誕生した、明治40年(1907年)サントリーの前身である寿屋から赤玉ポートワインが発売されました。
 その不思議なご縁がもとで、平成22年(2010年)から赤玉集落とサントリーの交流が始まりました。
 この滅多にないご縁と両者の友情を後の世代に受け継ぐべく、ここに祈念植樹を行いました。

 間も無く出口です


 管理道路沿いの遊歩道入口へ戻りました

 この先も通行止めになっています

車に戻りましょ

 車まで戻りました、総合計3時間半掛かりました

 着ている物や靴までビッショリになってしまいしたので、直ぐに着替えました

 ズボンの裾からヒルが二匹出てきてビックリです

 では、次へ行きっましょう
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新潟県佐渡市、赤玉「杉池県民休養地」と「国見山のイチイ」(市指定)前編です!!

2022-07-21 06:49:00 | 文化財・寺社
 ここからは、2022年6月21日取材したものです
 
 朝から霧が出て、新穂ダムキャンプサイトは幻想的な感じになっていました

 ダム周辺の霧が晴れて明るく成ってきたところで出発しましたが、国中平野はまだ霧に包まれていました

 午後から行こうと予定していた、杉池県民休養地へ行くことにしました

 杉池県民休養地は、佐渡市役所の東約12kmのとこと

 国見山(標高630m)の北東側に広がる池や沼、キャンプ場のあるところです

 両津港から県道45号佐渡一周線を東へ、河崎地区で県道319号線を南へ

 久知川に沿って南へ、道なりに久知川ダム入口を過ぎてさらに南へ

 峠を越えて下り始めると間も無く、杉池入口ですが・・・

 ここから道路崩落の為に通行止めになっています

 杉池県民休養地まで距離は1.5kmほどです

 ゲート前に車を置いて、カメラと水・ストック1本を持って歩いて行くことにしました

 800mほど進むと崩落現場です、道路の幅の半分まで崩れて電柱も崩れ落ちてしまっていました
 (2021年7月1日に崩落しそれから通行止めです)

 林道を歩いて約15分、杉池県民休養地です

 園内案内図を確認しました、(国見山のイチイは展望台近くにあるようです)

説明版です
 新潟県指定文化財 記念物 (天然記念物)
   杉池の広葉樹林(昭和40年4月7日)
 この杉池は元池である小さな「杉池」と大き「「ひょうたん池」の2つの池からなる。
 ひょうたん池の周辺は見事なコナラの極相林となっており、林内には樹高20~24m、胸高直径1mを越えるコナラの大木が林立し、高木層にはコナラ・ミズナラ、中木層はヤマモミジ・・エゾイタヤ・ハウチワカエデ、林床はヤブツバキがそれそれ優先している。
 このヤブツバキの林床は佐渡の典型的な群生地であり、加えてツルシキミ・スミレサイシンなど日本海要素の植物が数多く見られるのが特徴である。
 一方、元池の杉池周辺には多雪で変形し、苔むしたスギが林立し、しめ縄がめぐらされた神木の大スギもそびえている。
 なお、ひょうたん池北側の流水池にはミズバショウの大群落もあり、樹林全体が植物学上貴重な植生をよく残している。
    平成30年3月
    佐渡市教育委員会

 まずは、杉池を目指しましょう


 ここからキャンプ場方面へ行きます

 やはり一年近く人が入っていないようです



 キャンプ場周辺は草刈りがされていました、一安心です


 もうすぐ北側の赤玉池です

 杉池への遊歩道は・・・

 全然草刈り枝払いされていませんね~、そのうえ蜘蛛の巣がいっぱいです、持ってきたストックで道を開きます

 所々にコナラの大木を見ることができます

 杉池のイベント広場に出ました

 杉池の水面は周りからの藪に覆われていました

 水面近くのスギの大木です、御神木が在るようですが判りませんでした

 赤玉神社です

 杉池大明神の柱が建ちます

 赤玉神社の祠です

赤玉神社神事の石碑です
  両津市文化財(無形民俗)
  指定年月日 昭和49年4月20日
 赤玉神社の神事は、京から宇京という者によって伝えられたといわれる古式豊かな祭事である。
 地を清め厄はらい行事の大鬼太鼓や、オス鹿とメス鹿が絡み合う恋の舞小鹿舞、それに花笠をかむった少年少女と幼児が舞う、五穀豊穣の舞の花笠踊りがある。


 では、コナラの大木の脇を通ってひょうたん池へ行きましょう

 少し登りが続きます



 下り始めると林の左右に大木が目立ち始めました、説明版にあったコナラの極相林のようです

 足元にはキノコが生えています

 木々の間にひょうたん池が見えて来ました

 ひょうたん池の北西側に出ました

 杉池からのルートです奥の院が赤玉神社の事なのででしょうか

 流水池側には、大きく葉を広げたミズバショウの群落です

 ひょうたん池の西側の岸辺に大きなミズナラのようです

 西側の遊歩道を進みます、大きなミズナラです


 西側を進むとひょうたんの一番細い場所のようです



 林の中にはコナラの大木です

 ひょうたん池の南側へ遊歩道合流点に出ました

 長くなりましたので、次回「国見山のイチイ」に続きます


 
 
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新潟県佐渡市、下黒山「稲荷神社の大杉」(市指定)です!!

2022-07-20 18:44:00 | 巨樹・大木
 江戸時代に相川に佐渡金山が見つかる前は、西三川で砂金が取れていました

 平安時代以前から、砂金山砂金として採取されていたようです

 他に銀山の開発も進められていました

 新穂銀山(新穂ダムの奥)は戦国時代以前から

 鶴子(つるし)銀山(佐和田、は戦国時代頃から採掘が行われていたそうです

 では、

 下黒山地区は、佐渡市役所の南南西約13kmのところ

 国道350号線から「佐渡西三川ゴールドパーク」への道路県道432号線を東へ

 西三川ゴールドパークの前を通って道なりに北東へ進みます

 笹川地区でT字路状のところに西三川砂金山の案内版があります

 県道を東へ進むと右手に砂金山(虎丸山)です

 更に南東側へ道なりに進むと、下黒山地区へ入ります

 地区を通り過ぎたところに消防の屯所が有ります

 間もなく右手に標柱が見えて来ます、道路わきに車を止めさせていただきました

 目的の稲荷神社の大杉の標柱です、ここから沢沿いに稲荷神社への参道です

 小さな沢をコンクリートの橋で渡ると

 登りになります

 尾根状の道を進みます

 蕨が多く見られる広場に出ました、先に手水舎や狛犬が見えています

 稲荷神社入口です

 村社 稲荷神社社號標です

 説明版です
  佐渡市指定文化財(天然記念物)
   稲荷神社の大杉 (平成16年3月1日指定)
 真野地区下黒山の稲荷神社本殿前に立つ大杉である。
 この杉は2本の巨木で、本殿に向かって右側のスギは樹高約30m、胸高幹囲5.67m、根元幹囲19.7m、枝張り東西2
3.3m、南北19.7mに及び、左側のスギは樹高28m、胸高幹囲4.2m、根元幹囲7.38m、枝張り東西9.2m、南北9.4mに及ぶ。また、2本のスギは根元でつながっており、2本合わせての枝張りは、東西23.3m、南北23mにも及ぶ。
 この杉は古くから稲荷神社の神木として保護されてきたもので、天然スギのレリック(遺存種)として貴重である。
    平成30年3月
    佐渡市教育委員会


 手水舎です

 佐渡特有の狛犬です

 鳥居です、後ろに杉の大きな樹幹が見えました


 左側の杉の大木です

 右側がの大杉です


 太い幹の間から社殿が見えましたかつては杉の間が参道で両方のスギは門杉だったのでしょう

 南側から

 南東側から

 東側から

 北側から見ました


 もう一組の狛犬は稲荷神社らしく狛狐です 


 西向きに拝殿です

 本殿は覆い屋の中です

 境内社の祠と石碑です


 拝殿前から二本のスギを見ました

 では、次へ行きましょう

 というところで本日はお仕舞いにしました、西三川に戻って国道350号を戻ります

 車の燃料計のランプが点いてしまったので、の真野真野新町商店街のガソリンスタンドで燃料を補給し

 地元スーパーでお酒にツマミを仕入れて新穂ダムキャンプサイトへ戻りました
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新潟県佐渡市、羽茂大崎「法浄坊の種蒔き桜市指定)とオマケです!!

2022-07-20 07:52:00 | 巨樹・大木
 羽茂大崎地区は、佐渡市役所の南約南東約20kmのところ

 蓮華峰寺から一度国道350号線へ戻って北へ

 県道456号線で東へ道なりに進むと県道81号佐渡縦貫線です

 県道81号線を南へ間も無く左側

 羽茂川対岸に大きな幹が見えました

 案内板があります、種蒔き桜です

 県道を戻って橋を渡って集落の中を探しましたが、種蒔き桜へたどり着けませんでした

 では、次へ行きましょう・・・で、今回利用している新穂ダムとキャンプサイトについて説明します

 国府川上流部にあるダムは二つあります、手前に「新穂ダム」ここにキャンプサイトが有ります

 奥へ進むと、重力式コンクリート形式の「新穂第二ダム」があります

(新穂銀山の案内板に導かれて第二ダムまで行きましたが、銀山はよくわかりませんでした)

 新穂銀山とトキの里山の案内図です

 中心コア型フィル形式の新穂ダムです

 ダム南側に新穂ダム管理棟です

 ダムサイトへの入り口です

 ダム湖を見ました

ダム湖側に越流堤です

 ダムサイトです

 構造図です

 ダムサイト入口脇に慰霊碑が有ります

 裏側には殉職された4名の方の出身地・氏名・日時が記されています

ダムサイトからダム湖南側の道路を東へ進むと

 21日朝、霧に覆われた広い新穂ダムキャンプサイトの駐車場です

 大きな塔の上に大きなトキのモニュメントです

北緯38度です
 この巨大トキモニュメントの向く西方、はるかかなた中国大陸の黄河流域、陜西(シェンシー)省洋県地方は、佐渡島と同じ緯度で、世界で唯一野生トキの生息地です。
 私たちは、野生鳥獣保護のシンボルである「トキ」がたくさん増えることを願っています。

 桜の木に囲まれた、広い芝生のキャンプサイトですコンクリート製のベンチ・テーブルもあります

 炊事棟とトイレ棟です、かまどが6、水道蛇口も6か所有ります、トイレも広いものでした

日の出と霧に浮かぶ湖面が綺麗でした

では、羽茂大崎「法浄坊の種蒔き桜」から次へ行きます
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新潟県佐渡市、羽茂飯岡「佐渡一ノ宮・度神社」です!!

2022-07-19 18:35:00 | 文化財・寺社
 羽茂飯岡地区は、佐渡市役所の南約17kmのところ

 国道350号線を南へ、小村簡易郵便局を過ぎて

 県道287号線(遠回り)の一つ先(近道)を斜め左へ坂道を下って行きます

 道なりに進んで、遠回りしてきた県道287号線に出ました

 坂を下りながら東へ、羽茂川を渡ってすぐを左(東)へ県道81号佐渡縦貫線です

 羽茂川沿いを道なりにすすんで、県道が北へ進むと、また羽茂川を渡り返すところで


赤い橋の先に赤い鳥居です

そのまま進んで境内駐車場へ入りました


境内の赤鳥居です

佐渡一ノ宮 度津神社です


由緒石碑です
  度津(わたつ)神社 御由緒
 延喜式神名帳(927年)に記載されている神社を式内社と言い、当時佐渡国には9社あり、その第一の宮として古来より一ノ宮と称し、格式の高い神社でありましたが、文明2年(1470年)羽茂川の大洪水により、社地・古文書等ことごとく流失した為その由緒縁起など詳かでありません。
 その後現在の地に御遷座上げたもので、明治4年国弊小社に列せられました。現在の御神殿は宝永6年(1709年)に、幣殿・拝殿は昭和12年の御造営によるもので、全部台湾産の檜が用いられております。
  御祭神 五十猛命
 素戔嗚尊の御子にして父神に似て勇猛なことから名付けられました。
 初め天降ります時、樹木の種子を持ち降り、父神と共に朝鮮に渡り、のち日本に帰り、全土にわたり植林を奨められたので、皆青山うつ蒼として繁茂し為に「植林の神」として崇められました。
 そして宮殿・家屋・舟・車から日用器具の材料に至るまで、この神の御功績に依るところから「有功の神」とも申します。
 又、人々に造船・航海の術を授けられ各地に港を開かれたことから、御社号を度津と称しております。尚、植林と共に道を拓き、車の普及に当られた御神徳により、今は海上・陸上の交通安全の守護神として全島民から信仰されております。
  主な祭日
 例祭   4月23日
 歳旦祭  1月 1日
 全島交通安全祈願祭 4月21日
 全島海上安全大漁満足祈願祭 4月24日
 新嘗祭 11月23日




佐渡百選です

手水舎です

橋を渡ります

拝殿です

一段高い所に本殿です

拝殿南西側の杉の大木です

拝殿南東側の杉の大木です


駐車場脇の境内には亀岩です

末社 八幡宮の石碑です

度津神社拝殿の東側に八幡宮です


また、境内鳥居南側には植物園です

案内図です

日帰り温泉、クアテルメ佐渡もあります

では、次へ行きましょう
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新潟県佐渡市、小比叡「蓮華峰寺の子授けケヤキと大イチョウ」です!!

2022-07-19 06:51:00 | 巨樹・大木
  小比叡地区は、佐渡市役所の西南西約22kmのところ

  国道350号線を南へ道なりに小木を目指します

  小木の手前が小比叡です、小木を見下ろす山の上です

  (今回は、小木から北へ国道350号線を進んで来ました)

 蓮華峰寺(れんがぶじ)の案内板があります、ここを入ると500mです

 広い駐車場へ入りました,境内案内図がありますので確認しましょう

 蓮華峰寺境内入口に「子授け大ケヤキ」です

 北側から幹が切られてしまったのか折れてしまったのか

 南側から、目通り幹囲4.8mの大木だそうです

 西側には大きなお地蔵様がいらっしゃいました


 順路に従って石段を下ります

 六地蔵様です

 仁王門です


 仁王様です

水盤です

 門を右へ入ると金堂ですが・・・

 順路石段に戻りさらに下ります

 無縁仏です


 左の唐門を門を入ります

 客殿です

 客殿前に目的の大イチョウです

説明版です
  大銀杏
 島内三大銀杏の一つ。樹齢600年、雄株、乳銀杏として有名。
 明治30年の大火で倒れたのを切りつめて引き起こし、現地土中に4m埋もれている。
 切り口に樅、杉、山モミジ、松、スゲ、クマノミズキ、山ツバキ、アカガシ、ヒメアオキ、オオバユミ、ヤマウコギ、ヤブコウジ、キズタ、イワガタミ、アマドコロ、オドリコソウ、グミ等17種の宿木が寄生的植物群をなしている。
 幹の一部が垂れ下がり乳房状になり、乳の出ない方はこの木をなでると乳の出がよくなると昔からの伝。

*島内三大銀杏は、ここ蓮華峰寺・新穂大野(清水寺)・石名(清水寺)の三か所4本です


 東側から

 南東側から、目通り幹囲5.4mの巨木です

*しかしまだ4mも土の中に埋まっているということは・・・どのくらいだったのでしょうか


 庭園のスイレンが花を咲かせています

 これから境内を駐車場へ戻るように参道を登っていきます


 金堂です、仁王門を入ったところです



 重要文化財です

 境内には神社もあります

 小比叡神社です

 社殿は茅葺屋根ですね


 本殿は覆い屋の中です



 石仏が並びます

 一つだけ向きが違っています

 説明版です



 蜜権堂です


 モミの大木です


 無名橋です


 弘法堂です


 骨堂です



タブの大木です


 御霊堂です



 八祖堂です


 経蔵です


 鍾楼堂です

弘法大師様です

八角堂です

入口に戻って来ました、では、次へ行きましょう
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新潟県佐渡市、小木「安隆寺のシイ」ですが・・・です!!

2022-07-18 18:39:00 | 巨樹・大木
 小木の町の北側の高台に安隆寺があります

 県道45号佐渡一周線が小木の商店街に車を止める場所が見つからなかったので

 国道350号線で北へ進み、相川街道を鋭角に戻るように左へ

 北側から安隆寺の墓地の中の細い道を通って庫裏の駐車場へ入りました

 この日境内では、植木屋さんや和尚さんが草刈り作業を行っていたので

 境内を撮影させていただいて、目的のシイには近付けませんでした

 商店街から参道石段を登ってくると、山門の仁王門の前からこんな風に小木の街を眺められます

 山門の仁王門です

右の阿形像です

左の吽形像です

鐘楼です、草刈り作業の三脚です、ちょうど三時休憩中の植木屋さん達に挨拶をしていきます

境内の句碑です
 藤井百花「浮雲の 果や帰らん もとの水」
  小木・竹窓軒。金井良談の門人
  上川喚涛が明治時代まで生存した名医という
 土屋永輔「秋風に のりのえによし 港のふね
  安隆寺に於いて歌仙興行の折の発句
  新穂長畝の人
  江戸・阪昌文、京都・里村昌逸に歌仙を学ぶ、後、相川に住す
 尾崎紅葉「これやこの 転法林檎 有難し」
  明治32年「7月20日安隆寺に・林宅を吃して午睡す」とある
  7月木来遊、十日ほど「旭楼」に滞在
*読めない文字がありました

本堂です、つつじが綺麗でした

*目的にしていたシイは、この反対側のお堂の裏にありますが、植木屋さんの道具があったので止めました

鳥居と境内神社の社があります

こちらは七面山の鳥居です石段を進むと

建物が見えて来ます、七面山神社拝殿です

 奥にあるのが本殿です

 では、次へ行きましょう
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新潟県佐渡市、小木「小木の御所桜」(国指定)と「矢島・経島たらい舟」です!!

2022-07-18 06:38:00 | 文化財・寺社
 今回は、佐渡に二つある国指定天然記念物(植物)の一つです

 一つは7月1日に紹介した「羽吉の大桑」です、カテゴリーは巨木に相当していますが

 「小木の御所桜」は、巨木や大木に当てはまらないので、文化財としました

 では、

 小木地区は、佐渡市役所の南南西約34kmのところ

 小木港から県道45号佐渡一周線を西へ進みます

 たらい船観光地の矢島・経島入口を入り道なりに進むと

 左カーブの右手に曹洞宗 海潮寺が南向きに有ります

 山門前の駐車場へ車を止めました


 境内入り口の山門があります

 曹洞宗 海潮寺です

 四国八十五番 海潮寺山門前に「天然記念物 御所桜」の石柱が建ちます

 山門を潜ると参道の奥にさくらの木が玉垣の中に見えて来ます

 左側の桜です

 右側の桜です

 大きな木製の天然記念物標柱です

 南東側から

 北東側から

 北側に海潮寺本堂です

 北側本堂前から

 北西側から

 西側から

説明版です
  国指定文化財(天然記念物)
   小木の御所ザクラ (昭和3年11月30日指定)
 参道両側に植えられた2株の桜です。いずれも樹高約7m、胸高幹周約90cm、花びらの大きな匂桜(においざくら)で、毎年4月下旬の開花期には一重と八重花が混じり咲き、花びらの先端が不規則に細裂します。
 順徳天皇御手植えと伝承され、江戸時代に編纂された「佐渡志」には、承久3年(1221)に佐渡配流となった順徳上皇が、都より数種の桜を取り寄せ黒木御所(市指定史跡)に植えたところ、土壌に合わないものがあったため、当地を選定して移植されたとあります。
 また、地元民謡「小木おけさ」にも「小木の岬の四所御所桜、花は越後に葉は佐渡に」と歌われているなど、小木のシンボルとして古くから親しまれている名木です。
    平成25年3月
    佐渡市教育委員会

南西側から

*花の季節に開花した姿を見てみたいものですね

 それでは、たらい舟を身に行きましょう

 海潮寺前から急な坂道を下って行きます

 矢島体験交流館の駐車場から矢島・経島が見えています

 舟屋の前には「たらい舟」が浮いています

 地区の案内図です
  小木半島えりあ、元小木コース
 小木半島は、約1300万年前の海底火山活動によってできた火山岩が見られるところです。
  立体的な枕状溶岩
 日本で初めて「枕状溶岩」と言う用語が使われたのが小木半島です
  隆起波食台
 隆起波食台とは、1802年におきた小木地震(M6.8)によって、浅い海底が1.5mも隆起してできた平らな地形のことです。
  いろいろな水中火砕岩
 水中火砕岩とは、海底火山の噴火によって、噴き出た岩石片や溶岩などが急冷され、さまざま大きさに破砕されたものなどからなる岩石のこと。
  ジオパーク推進室

では、次へ行きましょう

 
 
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新潟県佐渡市、「赤泊港と小木琴平神社のケヤキ」です!!

2022-07-17 07:03:00 | 巨木・文化財
 赤泊港は、佐渡市役所の南南東約17kmのところ

 県道65号線で小佐渡山地を抜けてくると

 徳和信号で、県道45号佐渡一周線を右(南西)へまもなくです

 港のモニュメントです、徳川家三つ葉葵の紋の帆掛け船ですね

説明版です
  佐渡奉行渡海の御座船
 佐渡金山隆盛時の正徳4年(1714)幕府の天領であった佐渡の奉行が二人制となり、渡海の出港地も出雲崎から寺泊に変わった。
 以後幕末まで奉行が佐渡へ赴任する時は、寺泊から赤泊に渡るコースがとられた。
 奉行の乗った船には4畳の仕切りがあり、葵の御紋がついた帆を張って、朝五ッ(午前8時)頃寺泊港を出港し、七ッ(午後4時)頃赤泊港へ着いた。
 我先にと引船役をかって出迎える漁師衆や歓迎の村人らで港は賑わった。
 その晩奉行は、赤泊に泊まり、翌朝相川にへ向かったという。
   (文化がかおるモデル事業・平成5年3月・新潟県・佐渡市)

 地域の地図です、今日回ってきた五所神社・太郎杉公園・戦道騎馬武者像・大椋神社も案内されています

 では、小木へ行きます

 赤泊港から南西へ約14km(車で約20分)のところに小木港があります

 佐渡市役所からは、南南西に約24kmのところです

 佐渡汽船がなくなってしまった赤泊から、本州へ帰るには小木港が近いですね

 しかし、到着港は直江津ですが・・・

 琴平神社(萩大宮神社)は、小木港の北西側約1kmのところ

 県道45号佐渡一周線沿い南側に鳥居が建ち

 傍らにケヤキの巨木が在ります

 北西側から

 北側から見上げました

 南西側から、目通り幹囲5.1mの巨木です

南側から


鳥居から南へ入って右手に琴平神社は東向きに鎮座します

狛犬です

水盤です

石鳥居です

一段上に社殿です


 歌碑です

説明版です
  琴平神社
 社頭歌は
   「君が代は いづれの緒より しらべけむ ながく久しき ことひらの神」
     八十八翁・従一位建通(不詳)
 明治維新後、十二代広橋庭世の時代、神仏混交を解き金毘羅神社を建設。
 従来の修験を廃し神官となる。 


 参道の南側には木崎神社御旅所です、木崎神社はここから南東へ約700mの小木城山公園の入り口近くにあります

では、次へ行きましょう
 
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新潟県佐渡市、松ヶ崎「松前神社のケヤキ」です!!

2022-07-16 19:06:00 | 巨樹・大木
 松ヶ崎地区は、佐渡市役所の南西約15kmのところ

 「おけやき」から東へ進むと松前神社が左手に南向きで鎮座します

 境内入り口の手前道路脇に車を止めさせいて頂きました


 境内入口鳥居です

 郷社 松前神社です

 水盤です

 境内南西端のケヤキの大木です


 拝殿です


 本殿です

説明版です
  松前神社
 平安期以前は、ワタリの神であったと推定されている。
 いつの時分か春日大明神(奈良にある春日大社の祭神・藤原氏の氏神)を祭神にするようになった。
 古い社殿は慶長14年に佐渡奉行の大久保長安が再建した。現在の社殿は木島豊治が主唱し十数年後の昭和2年9月に落成した。


 西側の境内社は太神宮です

説明版です
  太神宮
 神話では伊弉諾命が日向(宮崎県)の阿波岐原の海で禊をして、左の目を洗った時にうまれたのが、天照皇大とされている。
 その後、高天原を支配し稲作、養蚕、織物などを行い、最高大神として八百万の神々を統治した。
 天岩戸神話は、素戔嗚尊の乱暴狼藉を恐れた大神が、天岩戸へ身を隠す有名な話がある、日の神と仰がれ伊勢の皇大神宮に祀り、皇室並びに国民の崇敬の中心とされた。

 東側の境内社です


 境内南東端に目的のケヤキです

 松崎会館の玄関前に立っています

 西側から

南側から、目通り幹囲5.1mの巨木です

東側から

南側の道路へ出て南東側から見ました


説明版です
   松埼駅跡
 古代の駅は、地方と中央との緊急連絡を図るためのもので、大化の改新(645年)を経て、大宝律令(701年)により30里(古里・現在約16km)ごとに駅を置く事が定められました。
 佐渡国は、北陸道の末端につながり、越後の渡戸(現在の寺泊付近)から佐渡の松埼駅(古名・現在現在松ヶ崎)・三川駅・雑太駅の三駅が置かれました。松埼駅には、駅馬5疋のほか、舟2隻が置かれていました。
 佐渡の国津(公の港)であった松埼駅からは、公の使者や貢納物が運ばれていました。これは本土との最短距離であるという航海上の利点がありました。さらに、潮流の影響により作られて砂嘴上で、船底の平な古代の船が岸につきたすいという地理的にも利便性が高かったためと考えられます。
 明治初期の頃まで番所が置かれ、海上交通の要所としてたいへんにぎわいました。
 現在、この付近は鴻と呼ばれ、「国府の瀬」の当て字であるといい往時が偲ばれています。
 (注・「延喜式」によれば、「松埼。三川。雑太各五疋。通充傳馬。」とある。)



 帰り際に南側道路から見ました

では、赤泊に戻りましょう
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新潟県佐渡市、松ヶ崎「おけやき」です!!

2022-07-16 06:40:00 | 巨樹・大木
 日蓮は承久4年(1222)に安房で生まれ弘安5年に武蔵(現池上本門寺)で亡くなった、鎌倉仏教の日蓮宗の宗祖です

 文永8年(1271)鎌倉での宗教活動を理由に佐渡に流されます

 初めに配流の地は「塚原三味堂」墓の中の粗末な小屋だったそうです

 文永9年(1272)初夏に国中平野の西の一の谷(現実相寺)に移ります

 文永11年(1274)赦免となるまで佐渡での厳しい生活をする中で多くの著作を残したといいます

では、

 松ヶ崎地区は、佐渡市役所の南東約14㎞のところ

 松ヶ崎へ国中平野から行くのであれば、県道181号線を使うことになるでしょう

 今回は、大椋神社から更に北東へ県道45号佐渡一周線を進みます

 多田地区で、県道181号線と出会ってさらに1.5km進みました

 赤泊から海岸線沿いに約10kmで松ヶ崎に入ります、

県道の西側を通る道路に

「おけやき」入口です

古いおけやきの石柱もあります

ここを入って行きます

正面に「おけやき」という欅の巨木です

南側から、多くの枝が枯れてしまっています

説明版です
  おけやき
 文永8年(1271)10月28日、日蓮聖人が松ヶ崎にご上陸後、この欅の樹洞(空洞)で三日三晩過ごされたと言い伝えられている。
 現在の欅は二代目で、昭和63年(1988)の環境庁(当時)による調査には「樹齢300年以上、幹周り6.83m」と記録されている、
    日蓮宗

南西側から

南東側から

東側から見ました

石碑です
  おけやき平成復興事業記念碑
 「おけやき」は文永8年10月28日この地に着岸された日蓮聖人が、氏神春日明神に導かれて夜を明かされた欅の木である。
 その折、おけやきの所有者である老婆が三日三晩聖人に粥を供養した。その御礼にと聖人は、自らの血で書かれた「血曼荼羅」と、現在受け継がれる「お鍋」を老婆に授けたと伝わる。
 おけやきはこの老婆を先祖とする、当地「池田四五右衛門」家の所有として、代々大切に護持されてきた。代替わりを経たと伝わるが樹齢は不明である。昭和63年環境庁(当時)による巨樹巨木林調査では、樹周5.1m、樹高20mと計測されている。しかし、この頃から樹勢の衰えを危惧されるようになった。
 こうしたおけやきの回復を願って、平成20年1月地元有志が「おけやきを守る会」を結成、おけやきの治療と周辺整備のために募金活動を興した。
 これに御賛同いただいた松ヶ崎地区御在住ならびに御出身の方々を始めとして、全国各地の法華檀信徒様・御寺院様らの御篤志により一年余りという短期間でその目的を成就するに至った。
 ここに御志納いただいた方々に謹んで感謝申し上げるとともに、日蓮聖人御逗留以来、おけやきを護持丹精された多くの先人の労苦を偲び、日蓮聖人佐渡の在島の第一歩を記した霊蹟として、松ヶ崎地区自然遺産のシンボルとして、後世に護り伝えていくことを誓うものである。
   平成21年7月吉日
   おけやきを守る会
*傷みが進んでいるように感じました、これからも長生きしていただきたいと思います。 

では、次へ行きましょう
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新潟県佐渡市、徳和「大椋神社の大榧」(市指定)です!!

2022-07-15 18:33:44 | 巨樹・大木
 2022年6月現在、佐渡へ本州側から行くのにはいくつか方法があります

 一番使われるのが、佐渡汽船の新潟から両津航路ですね

 高速船(ジェットフォイル)と私が利用したカーフェリーが利用可能ですよね

 もう一つは、直江津から小木へのルートですがこちらは高速船だけです

 以前あった寺泊から赤泊のフェリーは廃止になってしまいました

 また、佐渡空港を利用する定期便もなくなってしまったので

 良いのか悪いのか判りませんが、離島離島感が高くなった気がします

では、

 徳和地区は赤泊の北側の広い地域です

 佐渡市役所の南南東約15kmのところ

 県道65号線沿いの「戦道騎馬武者の像」から更に南へ

 坂道を下ります、下りきった、赤泊港側の徳和信号を左へ

 海沿いをはしる、県道45佐渡一周線を東へ進みます

 約1.5km次の集落に大椋神社が西側の丘の上に鎮座します

 すぐ前の海岸線には赤泊漁港(赤泊港とは別)があります


 県道45号佐渡一周線脇の赤泊漁港から、大椋神社のある森を見ました

 向かい側のここを入って行きます

 もうすぐ参道入口です

 文化財標柱があります

 参道を進みましょう



 手水舎です

 境内真ん中に目的の大榧です

 南側から

説明版です
  市指定文化財(天然記念物)
   大椋神社(おおくらじんじゃ)の大榧  (平成16年3月1日指定)
 御神木として親しまれてきた榧の大木で、樹高約30m、根元幹周4.9m、目通り幹周4.5mに及び、樹齢600年以上と推定されています。
 榧はイチイ科に属する常緑針葉樹で、堅牢・緻密な材質から建築材や碁盤材として重宝され、その実もまた食用油や薬など日常生活で広く用いられてきました。
 徳和地域はかつて榧の生産としてよく知られ、江戸時代には樹齢数百年といわれる榧御林があったと伝えられています。明治以降の伐採や杉の植林によって御林が失われた現在、当地の榧は純粋なレリック(遺存種)として貴重です。
    平成25年3月
    佐渡市教育委員会

 西側から

 拝殿前(北側)から見ました

 鳥居です


 立派な狛犬です

 拝殿です

 少し高い所に本殿です

 拝殿前参道から

 北西側から

 南西側から

 南東側から見ました

 では、次へ行きましょう
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