ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県三条市、西本成寺「本成寺のケヤキ」です!!

2020-11-04 06:50:56 | 巨樹・大木
三条市役所の南西約3kmのところ

大きな伽藍の本成寺が有ります

県道8号線と国道8号線の間、南小学校の西側に参道が延びています

三門前に広い駐車場が有ります


南から参道を入って来ました、この先が境内になるようです

三門です

説明版です

  新潟県指定文化財
    本成寺三門(山門)附 棟札二枚
 本成寺は永仁5年(1297)日印聖人によって開かれた法華宗総本山である。
 本成寺三門は天文年間(1532~54)の戦乱で焼失したものを、当山28世日修聖人が
発起したと伝えられ、棟札には、天明5年(1785)上棟、同6年(1786)竣工と記されている。本山にふさわしい寺容を象徴する大建築である。
 朱塗りのため、俗に赤門と呼ばれる。
 下層は尾垂木無しの三手先詰組、上層は尾垂木付き三手先詰組、両層とも二軒で、上層は扇垂木である。
 全体に禅宗様でまとめられているが、組物は柱にさし込む挿肘木となっており、上部からの荷重は桁まで延びた柱によって支えられているなど、工法に特徴がある。
 このような構造(五間三戸二重門)は県内では他に例を見ない規模で貴重なものであり、平成4年3月27日に新潟県指定有形文化財に指定された。
  三条市指定文化財 
    木造傳大士坐像
    普建・普成立像
 本成寺三門上層に傳大士坐像(92cm)、普建立像(81cm)、普成立像(82cm)の三像が安置されている。いずれも檜材、寄木造、内刳、彩色、玉眼嵌入の手法で、写実的で彫法にすぐれており、江戸時代のすぐれた仏師の作と推定される。
 平成17年5月13日に三条市指定文化財に指定された。
 傳大士は、中国の南北朝時代(5~6世紀)の輪蔵(八面の経架に一切経を納め回転する装置)の創始者とつたえられ、その二子、普建・普成の笑みをたたえる像とともによく経蔵に安置される。
  三条市教育委員会

説明版に有るように、棟の垂木が違いますね、上の階の垂木が扇垂木です

長い参道を進みます

山門です

文化財説明版です
  三条市指定有形文化財 建造物
   本成寺鐘楼
 本成寺は、永仁5(1297)年日蓮の法孫、日印によって開かれた法華宗の総本山です。本成寺鐘楼は、この寺の伽藍中心部の南東隅にあります。
 木造二層の入母屋造平入桟瓦葺で下層は袴腰で梁上に梵鐘を吊り、その東側に長さ11尺程の撞棒があります。上下層境の痕跡から、上層で梵鐘を撞く当初の形式を下層で鐘撞の出来る形式に改め、袴腰に音を外部に伝える火頭窓などの開口を設けたものと考えられます。また先代の梵鐘は、第二次世界大戦で供出され、現在の梵鐘は、昭和27(1952)に日本芸術院会員の鋳匠香取秀真氏・正彦氏父子により造られました。
 鐘楼の建築年代は寺伝では宝暦8(1758)年の火災後、隣接している明和7(1770)年の建築とされる本成寺多宝塔と同年代の建築とされています。彫刻絵様からは、天明6(1786)年の建築の本成寺三門(山門)や多宝塔よりやや溯るようで、火災後、早い段階で建築されたと考えられます。
 明治時代の火災を潜り抜けたもので、歴史的建造物として価値が高く、平成25(2013)年に行われた袴腰等の修理では、南東隅は古材で修復されています。
平成24年5月28日指定
  三条市指定有形文化財 建造物
   本成寺多宝塔
 木造二層塔で上・下層の屋根はともに本瓦の形を模した銅板葺、上層屋根は方形造で頂部には宝輪がのり、全体に弁柄が塗られています。柱はすべて丸柱で下層内部の四天柱がそのまま上層階まで伸びています。
 多宝塔は本来、下層部が方形、上層部が円形ですが、この建物は上下層ともに方形です。多宝塔という呼称は、安置されている室町時代造立とされる仏像が中央に宝塔、右に多宝如来、左に釈迦如来で「一塔両尊」の形式をとる法華経の教えに由来するものです。下層内部は、正面側を畳敷の礼拝空間とし、背面側は祭壇として厨子が設けられています。
 多宝塔の構造は五重塔などの層塔としての手法でまとめられ、軒廻りや組物などの意匠は全体的に仏塔形式としてよく整った重層の塔として位置付けられます。寺蔵の記録によると、明和7(1770)年に再興とあり、このような建物が現在まで残ることは、新潟県内においても数少ない事例として貴重です。
平成22年7月26日指定
   三条市教育委員会



正面に本堂が見えています

右手に鐘楼です

多宝塔です

参道脇の松です

左手の方丈です

本堂です

本堂裏手(北側)の墓地のケヤキの大木です

永代供養堂の前のケヤキの大木です

西側のケヤキの大木です

目的のケヤキを見に行きましょう、場所は山門前の宝物殿の西側です

目的のケヤキです


西側から

東側から、目通り幹囲mです

では、次へ行きましょう

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