ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

山梨県南アルプス市、野午島「野牛島のビャクシン」(県指定)です!!

2023-10-16 18:31:00 | 文化財・樹木
 野午島地区は、南アルプス市役所の北北東約7km、南アルプス市八田窓口サービスセンターの北約600mのところです

 南アルプス市八田窓口サービスセンター北側の八田農協前信号を西へ、約100mの横断歩道の先を右(北)へ入ります

 約500mで左(西)へ、間も無く道路の右手に

 目的のビャクシンの樹冠が見えました

 南東側から

 すぐ東側の駐車スペースを利用させて頂きました

 南側から、根元はブロック塀に囲われています

 東側から、標柱の南面に「野牛島のビャクシン」東面には「鎌倉御所五郎丸の墓」の文字が書かれています


 説明版です 
  野牛島のビャクシン
    県指定文化財(天然記念物)
    昭和35年1月7日指定
  根廻り  5.0m
  目通り  3.8m
  樹高  14.0m
 ビャクシンはヒノキ科の高木であるイブキの一品種(常緑針葉樹)で、樹形の美しさなどから庭園や寺社境内に植えられることが多い。
 この樹は、県下でも有数のビャクシンの巨樹であり、傍らには鎌倉時代の武士「御所五郎丸」(ごしょごろうまる)の墓と伝わる石塔と持仏を祀ったとされる観音堂が所在する。
 地域には、かつてこの地に流された御所五郎丸は、持っていた杖をこの場所にさしたところ、それが根付いて、現在の大きなビャクシンになったという伝承が残されている。
    平成30年3月   山梨県教育委員会・南アルプス市教育委員会


 北側から見ました

 ビャクシンの北側に「鎌倉御所五郎丸」のお墓が有ります、お花や供えものがされています

 説明版です
   鎌倉御所五郎丸の墓
      南アルプス市野牛島276番地
 京都生まれ比叡山育ちの五郎丸は、故あって、一条忠頼に従い甘利領に来たが、忠頼没後鎌倉御所で頼朝に仕え、小舎人童(こどねりわらわ)として身辺警護にあたっていた。
 建久4年(1193)5月28日冨士の巻狩りの陣中において、曽我兄弟が工藤祐経をあだ討ちした事件が起きて、頼朝の身も危険になった。
 五郎丸はとっさに女人の薄衣をかむり、弟五郎時𦤶をからめ捕える殊勲をたてた。しかし女装の兵法は武士道鼓吹に反するとする世論のため、頼朝より官職を免ぜられ、野牛島に送られた。
 体力無双七十五人力、荒馬乗りの名人といわれて青年五郎丸は、この地に村人と親しみ生涯を終えた。
     昭和54年3月1日    南アルプス市教育委員会

 では、次へ行きましょう

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山梨県南アルプス市、大嵐「... | トップ | 山梨県甲斐市、篠原「法旧寺のカシワ」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文化財・樹木」カテゴリの最新記事