goo blog サービス終了のお知らせ 

ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

神奈川県南足柄市、範茂史跡公園です!!

2016-02-21 06:31:10 | 遺跡・史跡
範茂史跡公園は、南足柄市役所の北北東約800mの丘の上です

県道74号線の切通信号から西へ上がります

足柄高等学校の手前に公園入口が有ります

整備された公園の駐車場が有ります


北東側の眺めです

範茂史跡公園です

公園の中

中央部に

宝篋印塔です

市指定文化財 藤原範茂卿の墓です

隣には五輪塔が並んでいます

説明版です
  藤原範茂(のりもち)の墓
    鎌倉時代、北條義時が幕府の執権(将軍を助けて幕府の政治を行う最高の職)の時に、後鳥羽上皇は
   政権を朝廷(天皇が政治をとり行う所)側に取りもどそうとして、公卿(朝廷に仕える人々)の人たち
   を集めて兵をあげましたが、幕府に敗れて上皇(天皇がその位を譲ったのちの称号)をはじめ多くの人
   がとらえられました。これが承久三年(1221年)の承久の乱です。
    その時、上皇側の公卿で参議(官職・公的な地位のこと)藤原範茂卿はとらえられて京都から鎌倉に
   送られる途中、足柄峠を越えて関本に至りました。明日はいよいよ鎌倉です、つくと、そこで首を切ら
   れてしまいます。
    この頃、仏教の考え方では、首と胴が離れてしまった者は極楽に行けないと言うのです。
    範茂卿は役人に頼んで近くの清川(今の貝沢川といわれている)で死なせてもらうことにしました。
   着物のたもとや、ふところに石を入れ、清川を堰き止めて入水し最期をとげました。役人達もあわれに
   思って高台に葬りました。それがこの宝篋印塔の有る所です。
     辞世の歌に
       思いきや苔の下水せきとめて 月ならぬ身のやどるべきとは
                               と残されています。

では、次へ行きましょう
   に
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする