日々是わんこ

ミニチュア・ダックスとアイリッシュ・セター、毎日がお犬様中心の夫と私。ドタバタの日々を告白します。

抜け毛

2005-07-15 09:42:57 | うちのわんこ
夏に向け、我家のわんこも薄着になりました。過去形です。それでも2匹もいると、1匹の時には気づかなかった程度の抜け毛ですが、今年はスンゴイです。まして「アトム」は「はな」の何倍も大きいのですから、当然といえば当然のことですよね。ちなみに「はな」は4キロ弱。「アトム」は27キロですから、約7倍。「アトム」1匹=「はな」7匹!うーん、「アトム」恐るべし。

現在では抜け毛の量も少なくなりつつありますが(「はな」の着替え?はほぼ終わったので)、アンダーコート(下毛)のない「アトム」の抜け毛が止まりません。アンダーコートが無い=抜け毛が少ないではなかったようです。残念。
フローリングのリビングは毎日掃除機をかけても、気がつけば抜け毛玉が部屋の中を右から左へお散歩してます。エアコンや扇風機の風も抜け毛玉のお散歩にひどく協力的です。

今年、抜け毛対策として私の気に入ったグッズはスリッカーブラシです。去年まではスリッカーブラシは怖い物だと思っていました。わんこの皮膚を傷つけてしまうのではないかと心配だったのです。今では、スリッカーブラシ大好きなのに。このブラシでわんこの背中をナデナデすると、あらまっ!と思うほどの抜け毛がブラシにくっつくのです。ブラシにくっついていなければ抜け毛玉と化し、部屋の中をうろつかれていた訳です。そんな素敵なスリッカーブラシを「はな」は受け入れてくれ(気持ちいいのかな?)ジッとしていてくれるのですが、「アトム」はあまり好きじゃないようで困ってしまいます。ブラシをかけた後の「アトム」は毛並みも整い、普段よりハンサムさんになるのに。これまた、残念。

Dog Garden ZEBRA

2005-07-14 16:59:25 | うちのわんこ
7月10日(日)義母のお墓参りのついでに、近所(墓所の)にあるドッグランで遊んできました。川越にある『ドッグガーデン ゼブラ』というところです。我家からは車で2時間弱。近いとは言えない場所にあるため、お墓参りのついでに寄ります。ランの中は芝生が青々としており、わんこの足にも優しい、きれいで気持ちのいいドッグランです。もう少し料金がお安いとありがたいのですが…。そして我家のご近所にあって欲しいなぁと思ってしまいます。

私たちの住んでいる八王子市はとてもわんこの多いところだと思います。我家のご近所でもわんこは沢山暮らしています。ピレネーズやスタンダードのプードル、バーニーズ等のちょっと珍しいわんこも結構います。多頭飼いのお家も多いです。ゴールデンにアイリッシュ2匹をお部屋で飼っていらっしゃる方、スタンダードのプードルも2匹一緒にお散歩してます。お向かいにはダックスが3匹。ボーダーコリーを2匹連れている方も見受けます。なのにドッグランがありません。身近にドッグランができないか、しかも雨にも対応できるところが。なんて思っています。

さて、ドッグランでの我家のわんこ達はどんな様子かと言うと、「はな」はマイペース。子犬の頃には他のわんこと遊んだりしていましたが、今はボール命です。これは普段のお散歩中でも変わりません。季節毎に道路に落ちている『実』をみつけては蹴飛ばしてくれぇ!と要求します。
6月頃までは青梅、今は柿の実、秋にはイガ栗、松ぼっくりなど。梅や柿は若いうちは硬いので平気なのですが、段々に色づいてくると軟らかくなって実に厄介なのです。それでも「はな」は蹴ってくれぇ「ワン、ワン」と鳴きます。蹴った実をキャッチ(咥える)するだけだと思っていたのに、先日「はな」がゲボッたので見てみると梅の種が2つ出てきていました。まさか、食べていたなんて。そんな「はな」です。ランの中にボールが転がっていようものなら、他のわんこのボールでも蹴ってくれぇ「ワン、ワン」です。

その点「アトム」は他のわんこと走り回って遊びます。よーく見ていると、大抵は自分より小さなわんこを相手にしていることが多く、自分より大きなわんこは苦手なようです。以前グレートデンに近寄られ、ビビッていました。この日遊び相手になってくれたのはジャックラッセルの元気な男の子でした。小さな体ですが足が速くて、「アトム」は追いかけながらコケたのでしょうか、顔からスライディングしていました。笑えます。
広い芝生の上をのびのび走っている「アトム」を見るのは、見ているほうも実に気持ちのいいものです。

帰りの車の中は「アトム」も「はな」も遊び疲れて眠っていました。幸せな眠りです。

バースディケーキ 2

2005-07-13 20:55:24 | 食べる、飲む
6月25日は「アトム」1歳の、7月3日は「はな」2歳の誕生日です。
このケーキは2人(?)のために焼いたバースディケーキです。
「アトム」は誕生日当日に去勢手術を受けていて留守だったこと、2人の誕生日が近いということで合同誕生日です。

今回もシフォンケーキです。プレーンな生地の間にゆずのジャムをはさんであります。しかし、残念なことに生クリームが植物性のものしかスーパーに置いてなく、生クリーム大好きな「はな」があまり食べたがりませんでした。

「はな」は生意気にもグルメです。お芋やとうもろこしも好きですが、茹でたては食べますが、時間が経ったものはクンクン、プイ!です。その点「アトム」はいつでも何でも食べます。口に入るものなら何でもいいの?と言いたいくらいに何でも食べます。そんな「アトム」が後ずさりしたものが1つあります。それは、レモン。匂いをかいで一舐めした後イヤイヤしながら後ずさり。でも好き嫌いを克服しようとするかのように再び近づいてみたりするのですが、ダメだったようです。

人間の食べ物を犬に与えるのが好ましくないことは承知しているのですが、私も夫もついつい…。ダメ親です。反省してます。でも美味しそうに食べている姿に負けてしまいます。なので与えすぎないように努力しています。

続・悪夢の一夜

2005-07-12 18:04:22 | うちのわんこ
さて、3回もの下痢便(うわぁ、汚いなぁ)の始末を終え、ヘトヘトになって眠っている私は夫に起こされました。

夫 「ねぇ、アトムが鳴くからリビングに行ったら、ケージの中で下痢してるよ」
私 「なにぃ~!、片付けたの?」
夫 「まだ。だって凄いことになってるんだよ」
私 「片付けもしてないのに、何で布団に入ってくるのよ!」
夫 「だってぇ、一人じゃできないよぉ」

「まったく!誰が欲しくて買ってきた犬だよ」とこんな時には言いたくなります。「世話できないんだったら飼うな!」って言いたくなりますぅ~。でも言わない。グッと我慢です。この辺で大きな恩を売っておきましょう。
もー、本当に男ってヤツはこんな時にはちっとも役に立たないんだ、とお腹の中で毒づきながらリビングに降りると、アチャ~、やってくれるなぁ。
一体どんなことになっていたかと言うと、「アトム」のケージは部屋の隅に置いてあります。XLサイズです。大きいし、重いです。でも、不思議とケージの床はきれいです。その代わり真っ白な壁紙が茶色の飛沫を『これでもかぁ~』と浴びています。しかも2面。
まず、「アトム」には庭に出ていてもらい、大きくて重たいケージを移動。壁紙に付いた便を大量のトイレットペーパーで拭き取ります。リビングの壁紙は凸凹しており、凹に入り込んだ便が厄介です。それにケージ。ワイヤーの網目に便がくっついています。臭くて細かい作業を終わらせ、ケージを元に戻します。そこで夫からストップがかかりました。「また汚されたら困るからビニールか新聞で壁をガードした方がいいよ」。
『また』は考えたくないけど、確かに夫の言うとおりです。みっともないけど背に腹は代えられません。壁紙の上に新聞紙をテープで止めてからケージを元に戻しました。やれやれです。あとは「アトム」をここに押し込むだけです。
汚れ物を詰め込んだビニール袋を外に出しながら「アトム」を呼びに玄関を出ました。すると今度はゲボです。玄関の前でゲボしているではありませんか。踏んだり蹴ったりとはこのことですね。しかし大量の下痢便と戦った私たちの神経はほぼ麻痺状態。こーんなものチョチョイのチョイと片付け、「アトム」と一緒にリビングへ。
ちょっと一息。たぶん部屋の中は悪臭が漂っているのでしょうが、神経同様、鼻も麻痺状態なので気になりません。が、大仕事を終え、落ち着くと「アトム」の状態が心配になってきました。時間は夜中の1時を過ぎています。車で15分ほどの場所に深夜のみの動物病院があります。ただ、利用した人の話によるとムチャクチャ高い(診察代が)とか。私たちは顔を見合わせ「どうする?」「明日獣医さんに連れて行く?」としばし相談。

犬は私たちと話すことが出来ません。「痛い」とか「気持ち悪い」とか訴えることが出来ません。なので私は犬の様子がちょっと変だとすごーく不安になります。『死んじゃったら…』みたいな事をすぐに考えてしまうんです。明日まで待ったことにより「アトム」が手遅れになってしまったら…なんて思いながら眠れるわけもありません。だったら不安を取り除くことが一番。ここでケチって大事になったら後悔してもしきれません。私たちはすぐさま病院へ向かいました。
病院までの車の中でも「アトム」は1回ゲボりました。フードが食べる前の形そのままで出てきました。すぐ病院!の判断は正しかったと私は思いました。病院に着き「アトム」の症状を話し診察室へ。お腹の辺りを触診したり、聴診器を当てたりしていました。「原因は判らないけれど、胃腸がまったく働いていないようです。これは苦しかったと思いますよ」との言葉。「とりあえず注射しておきます」と言って獣医さんは注射を取りに行きました。戻ってきた獣医さんの手には3本の注射が。それを見た「アトム」はなんとお座りをするではありませんか!おやつが貰えるとでも思ったのでしょうか。情けない…。そしてお会計。1万5千円と言われ目ン玉がとび出るかと思うほど驚きました。「明日、係りつけの先生にもう一度診てもらうように。それから1日は絶食。」だそうです。家に戻っても別の意味で眠れなくなってしまった私。注射器を見てお座りをした「アトム」にホトホトあきれ、「アトム」の食い意地に恐れさえ感じてしまいました。
ようやく悪夢のような一夜が終わろうとしています。

バースディケーキ 1

2005-07-11 15:48:39 | 食べる、飲む
我家のわんこが「はな」だけだった時にはケーキやパンを作ることは珍しいことではありませんでした。しかし、今となっては…。

このケーキは夫の誕生日のお祝いに焼きました。シフォンケーキです。いろんなベリーで飾りたかったけど、近所のスーパーではイチゴとブルーベリーくらいになってしまいました。

「アトム」に邪魔されずに手早く作れるケーキ、しかも食べても美味しいの2点で、私はシフォンケーキだけは今でも作ります。メイプルシロップを加えたり、紅茶を加えたりして生地をアレンジ。軽くて、簡単なシフォンケーキは大好きなケーキなんです。

こんなお祝いの日には「はな」や「アトム」にも、ほんの少しだけ切り分けてあげます。ちゃんとお皿に乗せて「どうぞ、召し上がれ」と出してあげますが、「アトム」はバクバクで終わり。「はな」はクリームをペロペロ、クリームの付いていないスポンジにはあまり興味がないらしく、「アトム」に食べられちゃいます。

悪夢の一夜

2005-07-09 23:30:04 | うちのわんこ
久々の投稿。パソコンの故障でご無沙汰するはめに!キーボードに汗が1滴落ちただけなのに"k"が使用不可能となったのでした。「アトム」に続き「はな」とのお散歩から帰って、汗だくのままパソコンに向かおうとしたのがいけなかったのですが、こんなに簡単に故障してしまうのでしょうか?8千円もの修理代を請求されムカついてしまった。このようなことを繰り返さないためにキーボードカバーを購入。千四百円也。一滴の汗が1万円の出費に。キ~!

さて、本題に入りましょ!

「アトム」が我家に来てからは毎日本当にドタバタでしたが、生後7ヶ月の頃に史上最高のドタバタを経験するハメになりました。ある休日の夜、夕食も食べ、夫婦でテレビを見ながらくつろいでいた時のことです。突然「アトム」が「ジャアー」という音と共に大量の下痢をしました。
幸いなことに我家のリビングはフローリングなので最悪の状況は回避できましたが、びっくりしたことは言うまでもありません。何事かと思いました。でもリビングの中央には「アトム」作の茶色い水溜りが…。
「食欲はあったよねぇ」とか「傷んだ物は食べさせてないよね」とか言いながら、夫も私も必死に片付けました。寒い時です、窓なんて開けたくありません。でも!開けずにはいられません!!
どうにかこうにか片付け終えて、横たわる「アトム」に「大丈夫?辛かったねぇ」と言いながら、私はお昼寝用のマットを出し「アトム」の隣に横になり、「アトム」のお腹をさすってあげました。これはいつものいたずらとは違うのですから叱ったりできません。「アトム」もきっと、少なからずショックだったでしょう。しばらくは大人しく横になっていましたが、やがて立ち上がり部屋の中をうろついていました。「アトム」が居た場所には「はな」が来て、私は「はな」と寝そべっていたのです。すると目の前に茶色の滝が!
2度目の下痢です。先ほどはびっくりするだけでしたが、今度は恐怖を味わいました。私より10センチ前に横になっていた「はな」の耳の毛には茶色い飛沫がくっついています。私もか!!と頭や体のあちこちをティッシュで拭いて見ましたがセーフです。すんでのところで難を逃れることが出来ました。でも怖かったぁ~。本当に怖かった。
「どうしたんだろう」「散歩のときに拾い食いしてた?」等うんざり気分を紛らわしながら私たちは片付けました。ようやく片付け終わった頃に「アトム」は3回目の下痢をしました。
今度は歩きながらです。「うわぁ~、アトム~、やめてぇ」悲鳴のような私の叫び。夫は「アトム」を抑え、せめて「アトム」が歩き回らないようにしています。
大型犬の凄さをアル意味痛感させられた夫と私。もう、うんざりです。
「もう寝ようよ」「さすがにアトムだってもう出すものは無いよ」「そうだね」。3回目の片づけを終えた私たちは精魂共に尽き果ててしまい、リビングにおいてあるケージに「アトム」を入らせ、「はな」をつれて寝室へ。
やがて私は熟睡してしまいました。夫に起こされるまでは。
私たちの悪夢は、まだ終わっていなかったのです。
続きは次回に。

わんこ 其の二 「アトム」

2005-07-01 16:18:32 | うちのわんこ
「はな」との生活に余裕が出てきた頃から私は「はな」にボーイフレンド(後にダーリン)をと思うようになっていました。私の考える「はな」のボーイフレンドは、もちろんダックスでブラックアンドタン(全身が黒く、茶色のマロ眉のアレです)で名前は「ロビン」と決めていました。
ちょうどその頃、TVの昼ドラで「牡丹と薔薇」が流行っていて、挿入歌の「ぼたんとばらは~」という箇所を「ロビンとはなは~」なんて歌っていた私です。
が、夫は「大きい犬が飼いたいなぁ」、「ボーダーコリーがいいなぁ」などと言っていましたが冗談だと思い、「ボーダーコリーはいいねぇ」などと無責任に相槌を打っていたのでした。
それが夫の思いが本気かも…と思ったことがあり、「2匹目を飼うのなら、あと何年か経ってからにしないと、同じ時期に2匹死なれたら立ち直れないよぉ」と牽制したりもしていました。
それでも何事もなく日々は過ぎてゆき、私と「はな」はお盆休みに長野の私の実家に遊びに行っていました。実家の母は家の中に犬を入れることを嫌っていましたが、「はな」だけは特別に家中フリーパスにしてくれ、私も「はな」も楽しく過ごして、明日帰るという日になりました。
実家の電話が鳴りました。夫からです。「明日何時頃帰ってくるの?」と言う夫の声の向こう側で「キュウン、キュウン」と聞こえてきます。
アレッ?と思っていると「犬買っちゃった。今ペットショップの帰り」。「まじぃー?」他の言葉は出てきません。でもチラッとロビンかも!と思った私に「あのね、アイリッシュ・セターだよ」とうれしそうな声。後から聞けば、その前日に車の中から見かけたアイリッシュ・セターの美しさに一目惚れしたらしいのです。そしてネットで川越のペットショップにアイリッシュの子犬が居ることを突き止め、お小遣いを握り締め出かけていったのだそうです。
呆れました。よくも私に無断で、結局私が世話をすることになるのに…とちょっとムカついたりして。夫は私の大の犬好きにつけこんで、このような暴挙に及んだんです。
家に帰ると居ました!「はな」のケージに茶色くておっさん顔した子犬が!とても可愛いとは言えないような…。後に「アトム」と名づけられるのですが、それまでは「おっさん」とか「とっつぁん」と言っていたほどで、そのためか当時の「アトム」の写真があまりありません。不憫な子です。さて、「アトム」とのドタバタの日々は又次回に。