母の残した3冊の本。どれも三浦綾子のもの。サイドボードの奥から見つけました。
汚いからと妹が捨てたのですが、私はそっと後で拾って自分の書棚にしまいました。
「命ある限り」「死ぬという大切な仕事」「母」の3冊。
何故これを買ったのか、母が手にとって読んだのか、読まなかったのか。ここから何を母は感じたのか・・・読みたい気持ちとそれを抑える気持ちが交差して、なかなか読む気になれませんでした。
思い立って「母」から読み始めることにしました。
私は初めて読む本でした。(ってことは私が勧めた本ではないということ)
「蟹工船」の作者:小林多喜二のお母さんのことを三浦綾子さんが書いた本でした。
最初から妙にドキドキでした。
1ページの3行目:「わだしはね、再来年は九十になるんですよ」・・・(メ・ん・)?ってことは私の母と同い歳。
中頃118ページ:「人間って、知らんうちに、人の心ば淋しくさせているもんなんだねぇ」・・・私もさぞかし母を淋しくさせるような言葉を言っていたのでしょう。(;´Д`)
後半はまた後日ゆっくり読みましょう。
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