昨日は観音崎での磯遊びのお供をしてきました。
息子たちが小さいころ、磯の生き物に夢中になった時期があり(親の方が特に…)
自宅の水槽でバフンウニやナベカ、カニなど磯の生き物を飼っていました。
連休で帰省をした次男家族と一緒に、観音崎で潮だまりの生き物観察♪
夫は指導役、私は孫の写真を撮るのが役目でしたが、
つい、海岸に咲く花に気を取られ…ちょっと楽しんでしまいました。
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ハマダイコン(ハマダイコン)
ダイコンの野生化したもので、海岸の砂地に生える越年草だそうです
鎌倉・由比ガ浜や葉山の海岸などにも生えていますが、
最近はあまり行かなくなってしまったので、久々に見ることができラッキーでした。
花は大分咲きすすんだ状態でしたが、縁が淡紅紫色で紫の筋が入っていてまだまだきれいでした。
キケマン(黄華鬘)
海岸の岩場と自然公園への散策路の境目の斜面に咲いているのを見つけ、びっくり!
そもそもこの花は山に咲くものだと思っていたので、浜で見られるとは…
サプライズな出会いでした
トベラ(扉)の雄花
ハマボッス(浜払子)
サクラソウ科オカトラノオ属の越年草で海浜植物だそうです。
岩場の割れ目のちょっとした砂地に生え、小さな白い花を咲かせていました。
たぶん、私は初めましての花♪
図鑑によると、
『 茎は数本が根元から群れて立ち、しばしば赤味を帯び、上方で枝分かれする 』
と書かれていて、なるほどと納得です。
浜から、横浜・みなとみらい方面が見えました
( 撮影日:2022年5月3日 )
エビネ(蝦根)
シラン(紫蘭)の白花
ソシンムサシアブミ(素心武蔵鐙)??
ムサシアブミ(武蔵鐙)
土牢脇の斜面に忽然と…
ヤマフジ(山藤)
終盤になり花色が淡くなっていましたが、
境内の槙(たしか…)の大きな木に絡んで咲いていました。
今年は房の数が多かったとのことです。
オモダカ(沢瀉)の雌花
タイワントキワ(台湾常盤)
ガクアジサイ
ウツギ(空木)
土牢入口の斜面に1株だけ生えていました。
これからの季節、このウツギやマルバウツギが鎌倉のあちこちで白い花を咲かせます
ハンショウヅル(半鐘蔓)
ウマノアシガタ(馬の脚形)
ヤマオダマキ(山苧環)…かな?
ミヤマオダマキ(深山苧環)
チョウジソウ(丁子草)
淡い青紫色の地味な色合いの花ですが、楚々とした雰囲気が何とも言えず…
ヤクシマスミレ(屋久島菫)
鉢植えで毎年花を咲かせます♪
ミヤコワスレ(都忘れ)とウマノアシガタと。。
オオモミジ(大紅葉)
ヤマアジサイ「九重山(クジュウサン) 別名:霧の三彩(キリノサンサイ)」
花は淡青色でシンプルな一重ガク咲きですが、白黄散り斑が入る葉がとても美しい品種です。
花はまだ蕾ですが、葉がとてもきれいでしたので♪
( 撮影日:2022年4月29日 )
境内に咲いていた花を2回に分けてご紹介します。
途中で雨が強くなってしまったので、もう少しじっくり撮りたかったのですが…
今日は白い花を♪
ヒョウタンボク(瓢箪木)
別名:キンギンボク
枝の上部の葉腋に2個ずつ花が咲き、
はじめ白色ですが、咲きすすむにつれ黄色になります。
それが、「キンギンボク」の名の由来でしょうか…
果実は2個が合着してヒョウタン形になり、紅色に熟します。
美味しそうに見えますが、猛毒だそうです。
ウケザキオオヤマレンゲ(受咲き大山蓮華)
上を向いて咲いているので、花の様子が撮れませんでした。残念!
ヤブデマリ(藪手毬)
ハクウンボク(白雲木)
シラユキゲシ(白雪芥子)
オドリコソウ(踊り子草)
裏山の斜面下のピンク系のは今年は見つけられなかったとのこと。
もう少し増えてくれると良いのですが…
オオチゴユリ(大稚児百合)・・・ではないかと言われているそうですが、
確かにかたくりの里で見たチゴユリより葉も花も大きく丈夫そう…
さて、どう結論が出るのでしょうか
ガクウツギ(額空木)
今年は花守さんもびっくりするほどの花をつけていました。
装飾花はガク片が3枚で白色、両性花は少し黄色味を帯びています。
いよいよヤマアジサイの季節…♪と感じさせてくれる花です。
ヒメウツギ(姫空木)
( 撮影日:2022年4月29日 )
今日からは2~3回に分けて、光則寺で咲いていた花たちをご紹介します。
まずは早咲きのヤマアジサイ(コガク系が主ですが)6品種を…
奥多摩コアジサイ
久しぶりに会うことができました。
開花期が早いため、いつも行ったときには終わってしまっていて…
何年も残念な思いをしていた品種です。
東京都奥多摩産
コアジサイとガクウツギの自然交雑種で、装飾花は無く両性花だけです
両性花の花柱(かな?)のブルーがとても美しく、大好きな品種のひとつ!
石鎚てまり(イシヅチテマリ)
愛媛県産 ヤマアジサイ
まだ開き始めたばかりですが、淡青色の装飾花で一重テマリ咲き
次回が楽しみです
玉姫(タマヒメ)
高知県産
丸弁の一重テマリ咲き、さてどのように色づいてくるのか楽しみです
金山品寺(キンザンヒンジ)
中国産
はじめましての品種、一重のガク咲きだそうですが
装飾花1枚だけが大きく丸いのが特徴なのでしょうか…
装飾花よりも両性花がかわいい!!
装飾花が色づくころに、両性花はどうなっているのでしょうか
一閃(イッセン)
愛媛県産
これもはじめましての品種で、色付きはまだまだこれから…
装飾花に一筋の絞りが入るそうですが、
忘れずに見なければ♪
瀬戸の月(セトノツキ)
高知県産
ヤマアジサイとコガクウツギの自然交雑種
毎年、光則寺では淡青色とピンクの装飾花を見ることができます
( 撮影日:2022年4月29日 )
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この日は電車やバスの乗り継ぎがスムーズでラッキーな日でした。
でも、何よりうれしかったのは、
光則寺さんで長年ヤマアジサイたちの世話をしておられる花守・S子さんに会え、
久しぶりの会話を楽しめたこと。
そして、奥多摩コアジサイに会えると言う超ラッキーで幸せな日になったことです。
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