Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

イガホオズキ、ハダカホオズキ

2020-08-19 18:58:58 | 横浜自然観察の森

イガホオズキをどうしても見たくて9、16日の2日間、横浜自然観察の森へ行ってきました。
両日とも暑くて暑くて、、、約4時間でギブアップ。
でも、目的のイガホオズキ、ガガイモなどなど見る・撮ることができ、大満足でした。
それにしても真夏に咲く小さな花を撮るのは熱中症スレスレ(^^;
厄介なものに嵌まってしまったなぁと言いながら、やめられません。


今日から数日、自然観察の森の花たちをご紹介します
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
イガホオズキ(毬酸漿)  ナス科
9日の時は見つけられず、、、mirusiruさんに教えていただき、16日に撮ることができました
以前あるサイトで裏高尾・小下沢で撮られたこの花がアップされていて、
それ以来見てみたいなぁと思っていました
それがなんと鎌倉との境目ではありますが横浜市内で見ることができるとは♪
想像していたよりも小さな花、近くを通っても気付かないかもしれません
果実の外側に棘状の突起があることからこの名がついたそうです
「ガクは花が終わってから大きくなり、1センチほどの球形の果実を先を残して包み込む…」
と、図鑑には書いてありましたが、どうしてそうしたの??と聞いてみたいです
花は約5ミリの鐘形で淡黄白色で、花冠内側の奥に淡緑色の斑点が2個ずつお化粧をしているようです
花は葉のわきに1~4個吊り下がります

 
 
 
 
 
ハダカホオズキ(裸酸漿)  ナス科
イガホオズキを撮った後、あまりの暑さの退散途中で偶然見つけました
葉がイガホオズキに似ていたので足を止めよく見ると、
しばらく見ることができなかったハダカホオズキでした♪♪
果実が袋に包まれず、裸であることからついた名だそうで、
晩秋に真っ赤に熟した8ミリほどの果実をたくさん吊り下げます
花は葉のわきから数個下がり、淡黄色の短い鐘形
先は5裂して反り返っています
イガホオズキに比べ花茎が細くて少し長めのせいか、少しの風にもゆらゆら。。
息を止めてもピントがなかなか来なくてめまいがしそうでした


( 撮影日:2020年8月16日 )

コメント (2)
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イチビ、ガンクビソウ、アキノタムラソウ、クサギ、ブタクサ、ジャコウアゲハ

2020-08-18 21:00:34 | 舞岡公園

 
 
 
 
イチビ  アオイ科
園内にある私有地への道に生えていました
2年前、小出川のヒガンバナを撮りに行った際には緑と黒の果実が付いたのを撮り、
その時は名前がわからず不明扱いに分類をしていました(後日分かったのですが…)
Wikipediaによると
『かつては繊維植物などの用途で広く栽培されたが、
現在では利用法の多くが廃れ、もっぱら畑地に害を与える雑草として知られる』
と記述されています
が、、、人間にとって害かもしれませんが、自然界ではきっと役割があるはず
と、ちょっと独り言。。。

 
 
ガンクビソウ(雁首草)  キク科
茎の上部で分かれた枝先に下向きに花をつけるその形が
ちょうど煙管(きせる)の雁首に似ているところから付いた名だそうです
花(頭花)のすぐ下に小さな苞葉がつきます
この苞葉、どうして普通のガク片のように付いていなくて、
あっちゃこっちゃ、大きさもまちまち・・・不思議です
似た花でヤブタバコがありますが、
横枝の葉のわきに下向きに並んで付くので区別は容易にできます
私は時々混同することがありますが(^^;

 
アキノタムラソウ(秋の田村草)
ほぼ花の時期は終わりに近かったのですが、
この株だけきれいでしたので。。

 
 
 
 
 
 
 
クサギ(臭木)  クマツヅラ科→シソ科
園内のあちらこちらで見られる花
葉をさわると異臭がするそうですが、花は雄しべ雌しべが長くて優雅な印象。
秋深まる頃
この枝先に赤いマントのテルテル坊主がたくさんぶら下がる光景を想像すると
ワクワクしちゃいます♪

 
 
 
ブタクサ(豚草)  キク科
ヨモギに似た葉だけれど、見たことの無い花。
散策路脇に一株だけ生えていました
とりあえず撮っておこうと…
夏から秋にかけての花粉症の原因だそうですが、まだ花粉を出す前の開き初め。。
ちょっと可愛いんですけどね


( 撮影日:2020年8月2日 )


ウマノスズクサに産みつけられたジャコウアゲハの卵と幼虫を初めて撮りました
蝶はひらひら飛んでいたのですが、舞岡公園で捉えることができず、
先日行った横浜自然観察の森で運よく撮れた画像です
自然観察の森ではオオバウマノスズクサがたくさんあるので、
探せばきっと卵や幼虫が見られるかもしれません(^^♪
 
 
 
ジャコウアゲハの卵と幼虫(8/2舞岡公園で撮影)
 
ジャコウアゲハ(8/16横浜自然観察の森で撮影)

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ウリクサ、キンミズヒキ、ツリガネニンジン、ミズタマソウ

2020-08-17 22:07:37 | 舞岡公園

 
 
ウリクサ(瓜草)  ゴマニハグサ科
小谷戸の里内・ウッドデッキの近くに咲いていました
でも、7ミリほどしかないちっちゃい花ですし、
土の上を這うようにして生えているので気付く人はあまりいないかもしれません
名の由来は、果実の形がマクワウリ
(最近の方には馴染みがないかもしれませんが、
プリンスメロン世代でしたらたぶん「ああ、、あれね」とお分かりかも(^_-)-☆)
に似ているからだそうです

 
 
 
キンミズヒキ(金水引) バラ科
山野に多い高さ30~80センチの多年草
昨日行った横浜自然観察の森でも散策路脇などでたくさん見ることができましたし、
瀬上市民の森や鎌倉の寺社の庭でも意外に普通に生えています
黄色の5弁花は花径6~11センチ、細い花穂の下から順に上へと咲きすすみます
果実はかぎ状の棘があり、動物や散策路を通った人のズボンなどにくっついて
運んでもらいます

 
 
 
ツリガネニンジン(釣鐘人参)  キキョウ科
昨年は市道脇の斜面などでたくさん見ることができましたが、
今年はまだでした
公園内でも咲き初めのようで1~2本程度、
花も一つしか開いていませんでした
釣鐘形で先が5裂した青紫色の花は、秋が近いことを教えてくれているような気がします

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ミズタマソウ(水玉草)  アカバナ科
山野の林下に生える多年草
今年ほどたくさんのこの花を見た(撮った)ことは無く、
撮っても撮っても撮り飽きない可愛さ♪♪
名の由来のかぎ状の白い毛が密生している果実もさることながら、
白いハート形の花弁と雌しべが可愛いとしか言いようがありません
で…10枚もアップしてしまいました(^^;


( 撮影日:2020年8月2日 )

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ヒヨドリバナ、ヒヨドリジョウゴ、キツネノカミソリ、アキカラマツ

2020-08-16 19:38:32 | 舞岡公園

今日も猛暑でしたが、横浜自然観察の森へ先週に引き続き行ってきました。
目的は、先週蕾だったガガイモの花とアマチャヅルの雌花探し、
そして、mirusiruさんに教えていただいたイガホオズキの撮影でした。
自然観察の森の画像アップは8/9に撮影をした分と一緒にと思っていますので、
少しお待ちください。
でも、一枚だけ、イガホオズキの花を♪
 
(8/16 横浜自然観察の森)


8/2撮影の舞岡公園の花をいくつか纏めてご紹介します
 
 
 

 
 
 
 
ヒヨドリバナ(鵯花) キク科
山地に多く見られる多年草、
舞岡公園では道ばたのいたるところに生えています

 
 
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)  ナス科
しばらく見ていなかったこの花、一株だけ見つけることができました
図鑑によると名の由来は「ヒヨドリが赤い果実を好んで食べることによる」と書いてありました
確かに秋に色づく赤い果実はちょっと食べてみたい衝動に…(^^;
5個の白い花弁はほぼ真下に反り返ります

 
 
 
キツネノカミソリ(狐の剃刀)  ヒガンバナ科
山野に生える多年草です
葉は夏には枯れ、そのあとで30~50センチの花茎を出し、オレンジの花を咲かせます
古民家裏や公園内で見ることができました

 
 
 
アキカラマツ(秋落葉松)  キンポウゲ科 
ヒヨドリバナに負けないほど散策路脇でたくさんの花を咲かせています
山野に普通に生える多年草、
茎は70~150センチになり、
良く枝分かれをした先に淡黄白色の小さな花を多数つけます
4ミリほどの白い花びらに見えるのはガクで早く落ちてしまうので、
よく探さないと、、、(*^^)v


( 撮影日:2020年8月2日 ) 

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コバノカモメヅル、オオカモメヅル

2020-08-15 21:52:29 | 舞岡公園

今日から8/2に撮った舞岡公園の花たちを2~3回に分けてご紹介したいと思います。
なかなか撮ってすぐの画像をアップすることができず、
ちょっと焦りながら駆け足で…(^^;


 
 
 
 
 
 
 
 
コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓) キョウチクトウ科
舞岡公園でこの花を見たのは初めてでした
カラタチの鋭い棘をものともせず巻きついて、
花径1センチに満たない小さな暗紫色の花を咲かせていました
花の形は図鑑などには星型と書いてありますが、
私にはクリスマス・オーナメントの小人に見えて…かわいいです


 
 
 
 
オオカモメヅル(大鴎蔓)  キョウチクトウ科
名前に「大」が付くので花がコバノカモメヅルより大きいのかとずっと思っていましたが、
見てびっくり、5ミリほどあるかないかの小さな花です
コバノカモメヅルが小人なら、このオオカモメヅルは星…ではなくてヒトデでしょうか。。
舞岡公園で初めて見てから3回目の撮影ですが、
次々と花をつけるようでまだ咲いていましたし、蕾もまだまだ・・・


( 撮影日:2020年8月2日 )



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御岳山

2020-08-12 20:24:40 | 御岳山

今日も痛いと感じるほどの日差しの強さでした。
今年は梅雨が長くて、早く夏にならないかなぁと思っていたことを後悔するほどの暑さ。。
でも、いずれ涼しくなり秋を迎えることに♪


御岳山で撮った画像のアップは今日で最後となりました
お付き合いくださありがとうございました
今日は御岳山・ロックガーデンや御師集落の風景をご紹介、
梅雨の季節ではありましたが、爽やかな空気と静寂を感じていただければうれしいです
 
ケーブル・御岳山駅横の展望台から
 
 
宿坊の前庭も雰囲気があります
 
 
 
 
 
 
長尾平から七代の滝への道
 
雨でぬかるんでいたので転ばないように
 
 
ロックガーデン・綾広の滝
昨年よりも水量が多くて見応えがありました
 
昨年も撮ったクサギの花
 
 
神代ケヤキ
 
宿坊の玄関前から参道を
道幅は狭く、車は軽自動車がたまに通るぐらい、
夜になるとほんとうに静かです
 
武蔵御嶽神社の境内
 
 
富士峰園地のレンゲショウマはまだ蕾
 
 
 
 
 
去年の6月にはコアジサイがたくさん咲いていた斜面
今年も咲いていたんでしょうね~

( 撮影日:2020年7月26、27日 )


昨年撮影をした蝶「スミナガシ」をアップし忘れていたので、、、
 
 
スミナガシ(墨流し)
近づいても逃げずに一心不乱に何かを吸っている様子
初めて見る蝶の翅の美しさに、何枚もシャッターを切りました
( 2019年8月4日撮影 ) 

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ヤマユリ

2020-08-11 20:02:00 | 御岳山

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤマユリ(山百合)  ユリ科
高さ1~1.5メートルの日本特産のユリ、
花は直径15~20センチもある大輪で強い芳香があります
ケーブルカー・御岳山駅を降りるとすぐにヤマユリが出迎えてくれ、
御師集落やビジターセンター、神社の境内ででも甘い香りを漂わせていました
ちょうど咲き初めで花姿も美しく、何枚も撮ってしまいました


( 撮影日:2020年7月26、27日 )

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レンゲショウマ、オオバジャノヒゲ、キツリフネ、そのほか見られた花たち

2020-08-10 15:45:18 | 御岳山

御岳山の花のご紹介もあと3回でとりあえずおしまいに(^-^)
途中更新できなかった日などがあり、2週間余りかかってしまいますが、
もうちょっとお付き合いください。


 
 
 
レンゲショウマ(蓮華升麻)  キンポウゲ科
御岳山の夏の花といえば、たぶんこのレンゲショウマでしょう♪
見頃にはレンゲショウマ祭りが毎年行われ、たくさんの人々が訪れます
群生地は富士峰園地ですが、私が行った日は蕾。。
武蔵御嶽神社の境内で数株咲き始めていたのを撮りました



 
 
 
 
オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)  キジカクシ科
オオバ(大葉)と名前についていますが、
草丈は10センチくらいでしたし葉の幅は細いので??
花を下から撮りたくても雨で行き倒れスタイルでの撮影は不可(^^;
でも、清楚な花姿は魅力的です


 
 
 
 
キツリフネ(黄釣船)  ツリフネソウ科  
鎌倉や高尾・日影沢、自宅近くの市民の森ででも普通に見ることができる花ですが、
御岳山・御師集落の石垣上の斜面で咲いていたのは葉も花も少し小さい印象でした


そのほか見られた花は名前だけ記載をさせていただきますね
 
 
ハエドクソウ(蝿毒草)

 
ヒメフウロ(姫風露)  フウロソウ科

 
 
 
ヤマキツネノボタン(山狐の牡丹)  キンポウゲ科

 
 
 
 ヤマトウバナ(山塔花)  シソ科

 
 
ユキノシタ(雪の下)  ユキノシタ科

 
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)  キキョウ科


( 撮影日:2020年7月26、27日 )

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ミヤマタニソバ、ミヤマタニワタシ

2020-08-09 19:44:06 | 御岳山

連日の猛暑と新型コロナ感染の増加で遠出の撮影を避け、
今日は近場の横浜自然観察の森へ行ってきました。
今日見ることができた花たちは、後日ご紹介したいと思っています。

(アマチャヅル、初めての花です)


御岳山の花にもう少しお付き合いください(^-^)
 
 
 
 
 
 
 
 
ミヤマタニソバ(深山谷蕎麦)  タデ科
昨年は咲いている花をひとつしか見つけられませんでしたが、
今回はロックガーデンの他、富士峰園地でいくつも見ることができました
見つけたと言っても3ミリほどしかない小さな花、
おまけに暗いところに生えているので、息を止めてのピント合わせで酸欠状態の撮影(^^;
花弁の先(ガク片?)の色が、ロックガーデンのは淡緑色、富士峰園地のは淡紅色でした



 
 
 
 
 
 
 
ミヤマタニワタシ(深山谷渡し)
鎌倉で良く見ることができるナンテンハギによく似ているミヤマタニワタシ
今回はこの花の
「細い茎が節ごとにジグザグに曲がり、花の房がその節ごとについている」
という特徴を撮ることができました
花色の変化の美しさも見どころです♪


( 撮影日:2020年7月26、27日 )

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アカバナ、キヌタソウ

2020-08-08 21:09:41 | 御岳山

 
 
 
 
 
 
 
アカバナ(赤花)?  アカバナ科
まさか御岳山でこの花を見られるとは全く思っていなかったので、
神社の石垣上に生えているのを見つけてびっくり。。
ただ、瀬上市民の森や箱根湿生花園のアカバナに比べ、
柱頭がこん棒状になっていないことや全体的に小型であることなどから
もしかすると「イワアカバナ」かなぁ…などと行ったり来たり(^^;
どっちなんでしょうか??



 
 
 
 
 
 
 
 
キヌタソウ(砧草)  アカネ科
昨年、御岳山ビジターセンター近くで初めて見ることができた花、
今年の楽しみのひとつでもありました
ただ、昨年見た群落は見つけることができずがっかりしていたのですが、
御岳山駅から御師集落への遊歩道脇や富士園地など
あちらこちらで見つけることができました♪
花径は2~3ミリと極小サイズ、
細い茎の先に白い花をいくつも咲かせ、風に揺れる姿は優しげです


( 撮影日:2020年7月27日 )

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