浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

このまま漫然と過ぎてゆくのか

2012-07-31 20:40:06 | 政治
消費増税法案も、原子力規制委員会人事も、ただただ見送られて、惰性で多数派が賛成をして、それで決まってしまうのだろう。


どうして、こんな政治なのか。


何故、国会議員たちは法案を可決する前に、負けを回避すべく行動しないのか?


唯一の方法が、内閣不信任案だけだということが分かっていながらにして、何の行動もせず、相手の好きにさせておくだけ。



百万回言うが、国民には阻止できないんだっての!!


農協が死ぬほど頑張って、千万人署名を集めようが、全くの無効だったということを何故直視しない?国会議員に緊急で署名を集めて、150人以上の反対を集めたって、TPPの事前交渉参加は表明されたんですよ。何の効力もなかったじゃないの。


どうして、そういう現実を見ないのだ?


反対をいくら叫ぼうと、効果なんか得られてないんだよ。


また、ドサクサで通されるだけ。
オリンピック報道の陰に隠れて、こっそり通されるだけ。



あくまで実力で阻止する以外には、ない、と言っているんです。


実力行使とは、すなわち、野田を倒すこと、不信任案以外には阻止する手段はない、と言っているのだ。


なぜ、それが分からない?
幾度もチャンスがありながら、誰も阻止行動を起こしてなんかいないんだぞ。


ただただ、傍観者になってしまった民主党の大半の無能議員が野田に加担するのを指をくわえて、見過ごしているだけなんだぞ。

イジメとおんなじだろ。
イジメを止めなきゃ、ただ黙って見てたって、イジメをやってる連中は止めないんだよ。実力で止めない限り、止まらないんだよ。いくら心の中で思ってたって、実行してる連中に対しては、何らの効力もないんだよ。



何の為の、会派なんだよ。
何の為の政党なんだ!


応援するのは、唯一の方法を「生活」が握っているからなんだぞ。
何もしない政党ならば、応援する意味がない。


反対を言うだけで、何らの効力も持たなかった共産党と何が違うんだ。


本気で戦ってるのか?


阻止する気があるのか!



阻止しないなら、意味がない。
何の為に、国会議員が存在しているんだ。
国民には、止めようがない、だが、国会議員だけは阻止する権限がある、だからこそ応援するんじゃないか。


その権限を行使せず、何もしないで見てるなら、それは加担したも同然の傍観者と一緒だ。


何も考えず、多数派の言いなりで法案に賛成票を投じる人間も、阻止行動を取れるのに何もせず見過ごした人間も、五十歩百歩だ。一体、何が違うんだ。


どちらも、阻止できなかった、ということに変わりはないんだぞ。


ホント、この国の政治は、終わっとる。
こんなんだから、いいように奴らの思い通りにやられるんじゃないか。


負けるべくして、負けに行ってるんだよ。



TPPは『断念』ではなく”先送り”

2012-07-29 14:14:00 | 政治
野田周辺は、兎に角消費税増税法案を通しておけ、ということに専念しようという腹であろう。


>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120729-00000323-yom-pol

(一部引用)

実際、反対派の一人は「消費税や原子力発電所再稼働より、TPPへの反対を重視する議員は少なくない。首相が交渉参加を表明すれば20人以上が離党する」と言い切る。こうした情勢を受け、首相周辺の一人は首相に対して「9月までに交渉参加を表明する必要はない」と進言しているとし、「首相もそのつもりだろう」との見方を示した。

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「TPPに不参加」と宣言すれば、簡単に終われるものを言わないのは、「いつか必ず参加を言う」つもりであるから、ということである。
既定路線。参加は必至、ということである。


従って、先送り論というのは、参加を言うタイミングがいつか、という違いだけであり、8月に言うのを止めても、翌月には言う、ということになる。


民主党内の反対派たちというのは、そういう厳しさが分かっていない。
いや、分かっていて、やっているのかもしれないが、反対のポーズだけなら何の効力もない。


野田一派の描く図というのは、

・8月に消費税増税法案が参院可決されて確定
・代表選にこれを手柄として望み
・可決したのだから代表再選は当然という空気醸成
(岡田や前原や仙谷らの言動がそれを示唆する)
・代表選にはTPP参加のつもりだと野田が表明
・TPP参加表明した野田を選んだのは民主党議員だから責任がある
・野田は再選直後に国際会議などの席上で表明(9月)
・所信表明(施政方針)演説でもTPPの決意を語る

経団連の全面バックアップがある限り、押しきれると考えている。


TPP参加表明は、民自公連立か、ヘタをすると橋下維新の連中を結ぶ約束手形として次の総選挙に臨めば、維新の人気を取り込める、と算段。



なので、野田の再選の道を閉ざさせないと、必ず参加表明に踏み切る。
原発再稼働が、まさしくそうだった。
総理就任直後に、経団連にご支援(笑)を要請し、再稼働は必要と言いきったわけだ。その通りに運び、これを阻止する手立てはなかった、ということである。財界、霞が関、マスコミが一致協力してこれを実現させたわけだから。


この構図は、TPPでも全く同じ。



選挙の時に、野田が敵として居座っていた方が、「反増税・反原発・反TPP」を掲げやすく、票を得やすいと考えることがあるかもしれないが、それは危険な賭けであることを認識すべき。特にTPPは後戻りがかなり困難な「地獄への片道切符」になりかねない、ということを覚悟すべき。


野田が自公と結んだ場合でも、維新と結んだ場合でも、いずれもTPPは通されてしまう、という危険性を正確に認識しておくことが必要。勿論、みんなの党も入るわけだが。
連立になる場合、どこと組むかは不確定である。

野田が選挙で敗北した場合であろうとも、TPP不参加が確定するわけではないので、自公が第一党でも維新やみんなの党が躍進した場合でも、TPPは通される可能性が残り続ける、ということである。


増税は、国内問題で事後的に戻せる可能性はあるが、TPPは入ったが最後、出るのは極めて困難になり、米国の言われるがままになるだけになる。


オスプレイを見よ。
こんな小さな問題でさえ、日本の立場、国民の意思や意見など通りようがない、ということなのだ。アメリカ相手に交渉でどうにかできる、などという甘い見通しなど、何の役にも立たない。現実に、アメリカの言い分をただの一つさえ、引っ込めさせられないのだから。野田総理が否定した「全品目をテーブルに乗せる」という発言でさえ、アメリカは報道官の発表した「(野田総理の)発言内容を訂正しない」とされた。


どんなに些細なことでさえ、日本側の意見が通ってなんぞいないノダ。


だから、選挙で交代した後の誰かが言うのではなく、たった今、野田を降ろして、変わりの人間が「TPPには参加しない」と引導を渡さない限り、ずーっと参加への恐怖が継続することになるだろう。


民主党が大惨敗をしても、他の誰かが参加と言いかねない、ということを常に忘れるべきではない。


警視は感謝状で送検、特捜検事は不起訴で済ます

2012-07-28 09:41:24 | 日記
愛知県警の不祥事ということらしい。

>http://mainichi.jp/select/news/20120727k0000e040199000c.html


愛知県警:警視を書類送検 感謝状巡る虚偽公文書作成容疑

毎日新聞 2012年07月27日 14時17分


 愛知県警は27日、署から捜査協力者などに贈る「感謝状」を巡って虚偽の書類を作成したとして、県警科学捜査研究所次長の田重田(たじゅうた)龍二警視(59)を虚偽公文書作成・同行使容疑などで書類送検し、停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。県警によると、田重田警視は「元同僚の県警OBに贈呈を頼まれた」と話しており、同日付で辞職した。

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


どういう事件性があったのかは不明だが、感謝状を巡る文書作成で虚偽があった、ということらしい。これで誰かに重大な不利益がもらたされたとは考え難いが、それでも刑事責任を問われ送検されているのだ。


ところが、である。


東京地検特捜部の検事さんになると、全然問題にはならないのだそうだ。

東京第五検察審査会に「虚偽の文書」が提出されて、審査委員たちはその虚偽文書の読み込みをさせられた、ということなのだ。


たとえ虚偽の公文書を作成し行使しても、検察に与えられた特権によって、その犯罪を不問にできる、ということだ。


そういうクズみたいな連中が、日本の正義を守っている、などと嘯いていやがる。
世も末だ。


これを正せる人間が、誰一人存在しない、というのが、日本という国のシステムだ。
原発問題と全く同じ。


真の悪は、いつまでも安泰ということだ。
その守護者が、検察であり、最高裁なのだから。



自民党は廃案阻止に動いてきた

2012-07-27 15:30:51 | 政治
衆院の違憲状態解消の為に、0増5減の法案を出してきた。
ドサクサ紛れで、このままソッコウで法案を可決してしまい、野田の解散権を確保しようという魂胆だ。


生活第一は、何故不信任案を先に出さないのか。
野田を追い込める最大の武器は、総辞職しか選択肢がない時、だ。


自公の法案可決後に選挙、という目論見も阻止できる唯一と言ってもいい方法なのだ。


だから、定数改正法案が可決される前に、不信任案を出しておかないと最大効力が発揮できない。


不信任案が否決されたとしても、消費増税法案が可決することに変わりはなく、会期が終わるのも野田政権の当初の予定通りではないか。


不信任案を出して否決されたとしても、小沢も生活も傷つかない。


どうしてこうまで動きが鈍いのか、本当に疑問。
不信任案を出すチャンスは、これまでに何度もあったわけで、オリンピックに突入する前にやっておくべきことだったろうに。


どうして、ここに来て躊躇しているのかが、全く分からない。


本気で阻止する気があるのか?


これ以上、失うものなどないだろうに。


何故、戦おうとしないんだ。




いよいよ参院採決が迫る

2012-07-26 21:02:42 | 政治
オリンピック報道の陰で、着々と採決の準備が進められている。

8月6、7日に中央公聴会という段取りのようで、そうすると、これより後にはいつ採決となってもおかしくない、という状況となる。



小沢代表に、もう一度お願いする。

参院で可決されると、これを覆すのは、かなりの大きな政治力が必要となる。


けれども、採決前ならば阻止できる可能性が高い。


自公が内閣不信任案に賛成しなければ、彼らは終わる。
だから、野党の票に、民主党内の造反組が出れば、野田政権を降ろせるノダ。


これは、一世一代の勝負しかないでしょうよ。
本当に天下分け目の戦いになるのです。


操り人形となった野田政権を維持するのか、国民の為の政治を奪還するのか、その戦いになるのです。その為には、何としても採決前の不信任案提出が必要です。


どうかお願いします。

内閣不信任案を提出し、野田政権を引きずり降ろして下さい。