浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

前原大臣は大臣不適格で辞任した人

2012-10-29 16:28:34 | 政治
前からヘンだな、と思っていたことは、自民党が野田内閣改造後に前原大臣の就任について、何らのお咎めもナシ、ということであった。


以前には、在日朝鮮人からの献金が政治資金規正法違反だとして、辞任要求をしたわけである。それで、2011年の大震災直前に外務大臣を突如として辞任した。


何故、辞任せねばならなかったか、というと、政治資金規正法に抵触するような不正な献金を受けていたからだ、というのが理由だったはずだろう。


その咎は、何をもって解消されたのだろうか?
不起訴だったからか?
一度、辞任をしたからか?


そうすると、今は大臣就任資格を得た、ということなのだろうか。

で、本日には、前原大臣の事務所費問題が報道されているわけだ。こんな話は、もっと前から(ダジャレじゃないよ笑)分かっていたんじゃないですかな?
隠してとっておいた、というだけなんでしょう?



小沢代表は、同じネタの政治資金規正法違反を指摘されて、民主党代表を辞任したし、幹事長も辞任した。選挙の禊ぎも受けた。それでも、同じ話を何度も蒸し返されたわけだ。

その上、不起訴処分になっても追及され続けた。その後の東京第五検察審査会の怪しげな起訴相当議決を受けて、強制起訴となった。その裁判でも無罪判決だったのに、自民党は何度も同じ話を取り上げては、証人喚問だとか騒ぐわけだ。議員辞職しろ、とか。


小沢代表の場合には、こんなにしつこく何度も何度も同じ話でツッコミをしてくるのに、前原大臣には全く同じ「政治資金規正法違反」にも関わらず、大臣再任となっても「文句一つ言わない」と。


こういうのを、ダブルスタンダードという。
要するに、小沢バッシングを焚きつけられた連中が、マスコミを賑わす為にやってる工作に過ぎない。それが前原の場合には、擁護の方向へと行くわけだ。どうしてかと言えば、松下政経塾だからなのか、従米派のパイプが太いからなのか(笑)知らんが、前原は問題にされてこなかったということだ。


今回の騒ぎにしても、本当は前から調べがついていたものを、わざと流したものだろう。
それは、前原と従米一派の関係が取り沙汰されるから、前原も攻撃されるところを見せないと、ということだろう。それに、野田政権をさっさと追いたい、という事情もできてきたからだろう。


慎太郎が切られたのと同じく、前原も利用価値が低下した、ということだろう。




石原新党は「維新の穴埋め」という囮

2012-10-25 19:18:43 | 政治
80過ぎの高齢者が、ここから新党をやるそうだ。しかも自ら党首に就くという。


石原都知事は、自分と息子の伸晃が打ったヘタを挽回すべく、新勢力を取り込もうという作戦らしい。


これは、「第3極」の勢力分散化を狙う作戦ということだろう。
自民でもない、民主でもないが、橋下の維新と近いけれど同じではない、ということで、微妙な立場を維持することを目指しているだけ。


「生活」の小沢代表に対する口撃ができて、選挙前の党首討論番組なんかに呼ぶことで、国民の目先を騙そうという魂胆であろう。


「立ち枯れ」が本当に立ち枯れとなってしまうので、過激傾向にある右派を取り込もう、と。そういうことであろう。


石原親子を選挙で葬り去ることが必要。
彼らは、日本にとって害悪でしかない。
工作員一家は、政治の前進のための大きな障害ということである。



”うそつき”野田総理に約束履行を迫る自民党の愚

2012-10-21 18:34:31 | 政治
自民党は、本当に頭が悪いとしか思えない。

今更、野田総理にいくら解散を迫ってみたところで、どうしようもないことくらい事前に判っていたことでしょうに。


7月13日>http://blog.goo.ne.jp/hamagikukai/e/676029753288a53451ff008d666d6ced


当時の石原幹事長が、野田総理を評して「うそつき」と言い当てているではないか(爆)。自民党は、そのうそつき野郎との約束を、「約束だから守れ」と主張しているのだぞ?

野田総理は、12日の国会答弁で「増税反対議員は公認しない」旨、発言していたわけだ。ところが、その日の夕方の両院議員総会になったら、今度は「いやいやそんなつもりじゃなかった」と言い訳していたではないか。撤回するような発言に切り替えただろう。あっという間に掌を返していたじゃないですか。


因みに、法案に反対した人間には、除名という極めて重い処分をしたわけだが、それは単に小沢一郎を排除せんが為だった。その後、参院で造反し反対票を入れた議員は、全員除名とはなっていない。資格停止処分にもなってないし、公認取り消しにもなっていない。厳重注意、だけ。こんなダブルスタンダードがあっていいのか、ということだ。結局離党したのは、維新に鞍替えした、水戸議員だけだ。


そんな「うそつき」相手に、約束も何もあったものではないだろう。
うそつきなのだから、約束なんて守られるという保証などないでしょうが。3党合意というのも、うそつき同士、ペテン師同士の騙し合いの中で得られたものなのだから、今更何を言ったって無駄だろう。


自民党は国民をペテンにかけた。その報いが今の結果だ。
不信任案で追い込めるはずだったものを、それを放棄した結果がこれだろうに。そんな簡単なことも判らないようでは、終わっている。国民を騙した、そのペテン師同士3党での口約束をしたわけだから、詐欺師に引っ掛かった詐欺師が悪い、というようなところではないのか。


8月8日>http://blog.goo.ne.jp/hamagikukai/e/c9a79eff4c930c03819c2716d855950f


予想通りだったでしょう。
現実に、谷垣さんは、引きずり降ろされたじゃないですか。
野田政権は延命を果たしたじゃないですか。


で、経団連はさっさと変わり身で自民党に鞍替えしたようだな。さすが、ペテン師たちのやることなすこと、ウソばかり、というところかもね。野田の方だって、騙されたと思うからこそ、じゃあ騙し返してやるわ、ということにもなるわけで。


うそつき呼ばわりされる総理に、今更「約束を守れ」もあったものではないわ。

愚かなり、自民党。



安倍自民は「原発維持」の姿勢

2012-10-12 17:26:04 | 政治
元々は、自民党が原発政策を担ってきて、作り続けてきたのだから、今更止めるわけもない。


>http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-197916-storytopic-11.html


自民党議員は、この社説を読むべき。


福島原発事故について、最大の政治的責任を負っているはずなのは、誰あろう自民党である。
原子力政策は、自民党が生み、作り上げてきたと言っていい。

原子力規制法の制定の際にも、自民党案を野田政権に丸のみさせた。


そういう自民党が、ゼロなんかにはできない、とほざくわけである。
そりゃそうだ。彼らは、自分たちの罪を認めることなどできないからである。

そのくせ、責任も取らない。
解決策も全く示せない。
自民党議員なんぞに、原発問題を答えられるわけがない。

自民党議員の家に原発を作るわけではないからな。所詮は、「ひとごと」でしかない。わが身に危険が降りかかるのでないから、他人事で済ませられるんだよ。これは、戦争も同じ。

爆弾が落ちてこない安全な場所で、「ほらやれ、そらやれ」と言うのは簡単だ。
石原都知事みたいに、自分が鉄砲を担いで戦わないのに、勇ましいことを言うだけなのと一緒。
そりゃ、言うだけなら、簡単だわ。死ぬのが自分じゃないからな。



福島原発事故の処理にしてもそう。
自分が危険を冒して何かをするわけではないから。
原発が必要だ、断固維持だ、というヤツらが現場に向かえばいいんだよ。


愚かの極みである。
今もなお、改めることすらできない。


ボンボン育ちの安倍総裁にとっては、自分が原発事故で作業をするわけでもないから、簡単に言えるんだよ。

「事故が起こったら、自分以外の誰かが行けばいい」

「戦争になったら、自分以外の誰かが戦えばいい」


そんなヤツらが、原発は安全だとして事故を招いたようなものだ。



安倍自民のダブルスタンダード

2012-10-04 20:46:54 | 政治
早速威勢のいい話が出たようである。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121004-00000107-jij-pol


自民党の安倍晋三総裁は4日の記者会見で、田中慶秋法相の政治団体が、外国人が経営する会社から献金を受けていた問題について「前原誠司氏は(同様の事案で外相を)辞職した。事実なら、当然われわれは要求していかなければならない」と述べ、法相の辞任を求めていく考えを示した。
 安倍氏は「なぜ外国人の献金が禁じられているか。外国人から絶対に影響を受けてはならないということだ。(田中氏は)法相だから、まさに法の番人ではないか」と厳しく批判した。


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理屈としては、まあ「違法だ」と責めるのは、判らないではない。
これまでにも、何人も同じ違法献金だ、という手で責められてきたわけで。


ただ、前原外務大臣は辞任したのは確かだが、菅総理も野田総理も、辞任しなかった。
ああ、菅は辞任したけれども、それは別な理由からだ。
野田は、逃げに逃げて、辞任なんてしなかった。


検索で発見>http://okwave.jp/qa/q6987403.html



その野田総理への不信任案を蹴ったのは、自民党だったではないか。
おまけに、不信任案に賛成票を投じた中川議員や小泉議員らを処分したでしょうが。


違法献金だ、と騒いでおったヤツらが、掌を返して不信任案否決=「事実上の野田を信任」したではないか。そういう連中が、場合に応じて騒ぎ立てているだけに過ぎない。


恐らく、田中法相は「ヤバい領域」に足を踏み込みそうになったのではないか。
検察の不正に関することか、検察審査会に関することではないか。


偶然だが、最高検検事の醜聞が報じられた。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121004-00000529-san-l14


最高検の岩橋義明公判部長(58)が9月末、帰宅途中の電車内でドアにかばんを繰り返し挟ませて運行を妨害した疑いがあるとして、神奈川県警青葉署が軽犯罪法違反の疑いもあるとみて事情聴取していたことが4日、分かった。

 同署によると、9月28日午後11時25分ごろ、東急田園都市線あざみ野駅の駅員から110番通報があり発覚。東京都内で飲酒した後で、同線溝の口-あざみ野駅間で、電車が出発する際、複数回にわたりドアにかばんを挟ませていた。岩橋部長は当時、酒に酔っており、同署の調べに対して「申し訳ない」と反省していたという。約13分の遅れが出たが、東急などから被害届は出ていない。

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暫く伏せられていた事件だったようだが、最高検公判部長という立場がどのくらい偉いのか知らないけれども、何かあっても不思議ではないな、とは思う。


最高検幹部と法務大臣のスキャンダル、と。

こういうのは本当に単なる偶然なのだろうか?


裏に何があるのか、気になるところではある。
しかも、自民党にしっかりご注進が行っている、というのも、やけに素早いな、と。
国会期間中でもないのに、議員さんたちは攻撃する場がないのだから、報道で知ったとしても、直ちに辞任要求だとかできるものでもないわけで。


過去の検察不祥事や不正や法務大臣更迭騒動など、司法を巡る問題というのはかなりあったから。
勘繰られるのも、仕方のないことだろうて。