浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

仲裁委設置より日韓歴史共同研究を活用すべき

2012-08-28 09:54:35 | 政治
韓国側は慰安婦問題を大袈裟にしたいという意図であろう。

第三国を交えて検討するのであれば、あくまで歴史の検証という立場をまずとるべきである。


これまでにも機会はあったはずだ。

>http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/korea/rekishi/index.html



日韓の2カ国で研究を続けても、部分的に不毛な議論が続くことになるのであるから、中立的立場の国々の研究者を入れて実施すればよい。

2~3カ国くらい入ってもらえば、かなり違うだろう。


政治的な意見や姿勢云々の前に、まず事実を事実として共通認識を作り上げてゆく必要があるわけで、その点においても政治を離れて、歴史としての検討を優先すべきである。



橋下維新の仮面の下

2012-08-27 17:58:47 | 政治
次第に橋下市長の野望が見えてきたか。

>http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120827/mca1208270723006-n1.htm



記事を読むと、どうやら橋下さんも松井府知事も、渡辺代表に”肘鉄”という感じだったようだ。


これは、まあ、簡単に言うと「キャラがカブる」ということであろう。元から「みんなの党」と維新の会は似たような性質を持ち、ブレーンも共通しているわけだから。嗜好は似ている、ということである。

橋下一派としては支持層がカブりやすいのが嫌だったとしても不思議ではない。


何よりも、渡辺代表の存在が「邪魔」と感じている、橋下とその後ろにくっついている連中には、できることなら「乗っ取り」か、「橋下維新」を存続政党とする組織にしてしまいたい、ということなのではないか。亀井静香を放逐した国民新党、みたいなものだ。


それから、橋下維新は「高く買ってくれる相手」と組みたい、という計算が一番大きい。
それ故、既成政党はダメみたいなことを言いつつも、現在政権与党の民主党や次では多数派を占めることが想定される自民党といった連中しか眼中にはないはずだ。


これは、ベンチャー企業みたいなのと似ているかもしれない。勢いのある新興勢力の小規模企業があって、まだ会社規模は小さいが海のものとも山のものともつかないけれども、大きい企業の後ろ盾を得て大きくなりたい、といったようなものだ。


提携なり買収相手が、例えばソニーやパナソニックといった大手企業と「○○電気工業」みたいな殆ど名前を聞いたこともないメジャーではない非上場企業とだったら、どっちがいいか、といったようなものだ。
(みんなの党が非上場の弱小企業だと言いたいわけではありませんが、ものの喩えということで)


橋下維新は、何の実績も出していないが勢いだけはある企業で、この企業を最も高く買ってくれる相手であって、新会社では社長級のポストを自分に用意してくれるような相手でなければならない、ということだ。恐らく橋下は、そういう計算をしている。


だから、維新に実体はない。実績もない。
あるのは、「期待値」だけ。株で言えば、「値上がり期待」だ。新規上場で「凄く上がるんじゃないか」みたいな、得体の知れない期待だけがマスコミなどによって「膨らまされている」だけかもしれない。そういう慎重さが必要だろう。

facebookだって、期待ばかり膨らませておいて、蓋を開けてみれば急落ということになったわけで。しかも「売り逃げ」している大口株主がいたくらいだから。


橋下にとっての国会議員というのは、完全なるイエスマンだけいればいい、ということになる。
簡単に言えば、「俺の考えに反対のヤツは来なくていい」、だ。
そうすると、「俺が言ったことが正しい、それに賛成票を投じるマシーンがいればいい」ということになるのは当然だ。
賛成票だけ入れればいい、となれば、それは物事がスイスイと決まってゆくであろう。議員の数も少なくていい。だって、賛成マシーンだから。いてもいなくても、大差ないから。


多分、橋下市長の描く政権与党とは、そういうような姿であろうな、と思われるのである。


みんなの党が邪魔になり、渡辺代表のような存在が疎んじられるのは、当然とも言えるだろう。



7月は猛暑だったが、節電効果は大きかった

2012-08-20 15:00:10 | 原発
家庭の節電の頑張りが、大きな効果を生んだようです。


>http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012082000315

電気事業連合会(電事連)が20日発表した7月の電力需要実績(速報)によると、電力10社の販売電力量の合計は前年同月比6.3%減の684億8200万キロワット時と、2カ月連続でマイナスとなった。前年に比べ気温が低めに推移し、冷房需要が減ったほか、家庭や企業の節電も影響した。
 家庭用は12.4%減の194億1000万キロワット時と、7月としては過去最大のマイナス幅を記録した。節電の浸透に加え、検針期間の違いも販売量の減少につながった。産業用大口電力は1.8%減の237億3600万キロワット時と2カ月連続で前年を下回った。(2012/08/20-12:15)


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気温が低かった、って本当なのでしょうか?


>http://www.daily.co.jp/society/human_interest/2012/08/01/0005259879.shtml


厳しい暑さで、気温35度以上の猛暑日となった観測点は7月31日に、全国927地点のうち170地点に達し、「観測史上最も暑い夏」だった2010年7月の最多記録152地点を上回ったことが1日、気象庁のデータで分かった。10年8月の最多179地点にほぼ匹敵する多さ。

 7月の平均気温は、北日本と東日本は0・8度、西日本(近畿-九州)は0・6度、沖縄・奄美は0・3度、それぞれ平年を上回った。

 また、九州北部豪雨で、大分県日田市の7月の月間雨量は1014・5ミリと、平年の333・4ミリの3倍超で、この地点の7月としては観測史上最多となった。


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猛暑だった2010年8月に匹敵するほどの暑い7月だったみたいですけど。


電力会社は需要が少なかったのは、涼しかったからだ、と出鱈目を言ってるんじゃないですか?


事実としては、平年を上回っていた、です。


ウソつきの体質は、何ら変わってない、ということでしょうかwww。





関電の火力は260万kW停止中

2012-08-17 21:33:58 | 原発
今でも十分暑いと思うが、関電の供給力削減は著しいな。

今日の需給が90%超、というのも、意図的に作り出したに過ぎない。


全然90%以上の日が生じないと、事後的に検証された時見栄えが悪いもんね(笑)。
供給の実数ではなく、単に予備率で見る場合もあるから、そうした時の為の伏線だな。


けど、本日は260万kW分の火力が停止(15万kWは出力抑制)。
原発稼働以上に、停止が多い。


で、明日は更に停止させるつもりらしい。

この真夏に?
どうしてかって?


燃料費節約の為、だな。
その停止出力は、何と329万kWだ。
あくまで自社停止分だけど。
他にも、他社火力(事前には共同火力などとしてほぼ自社同様にカウントされていた分だろう)と出力抑制が68万kWなので、合計すると397万kW分の火力が削減された、ということである。



でね、関電は揚水発電は出力不足だと言って、400万を上回らないように意図的に抑制しているんですと。大幅に揚水を削減、と。そりゃまあ、これだけ火力を削るわけだから、揚水の出番なんて、殆ど必要ないわな。


卑怯者の証明だ。


彼らは、事前説明でもウソを言い続けた。
国民を騙すつもりで、意図的に正確な説明をしないようにした。


それを主導したのは、勿論民主党政権、野田総理だ。
後ろで糸を引いたのは、霞が関だ。経産省とエネ庁だ。


原発狂どもが、必死で「電力足りない論」を続けねばならないからこそ、関電の火力は400万kWくらいまで削減された、ということさ。

原発の236万kWは、必要なかった。


橋下市長は「取引」で再稼働容認と言った人間なので、決して信用できない。
数字の上では、足りている、ということを橋下は認識した上で、原発派に貸しを作って自分の勢力拡大に役立てようとしたのだ。


嘉田滋賀県知事は、そうとは知らず、最後まで再稼働反対で頑張り続けた。
橋下さんは、そういう関西連合の仲間を売った、ということである。橋下流の計算術だ。


関電は信用ならない会社である。
経産省、エネ庁と一緒になって、国民を欺いたのだ。


全ては、自己利益の為である。



内閣不信任案に賛成した小泉進次郎議員

2012-08-10 17:56:32 | 政治
筋を通す、ということの意味を分かっているのは、彼らである。


>http://www.asahi.com/politics/update/0809/TKY201208090663.html



民主党議員の腑抜け連中に比べて、はるかに政治家としての資質が違う。

自分の発言、行動、そういうものに責任を取る、そのような人物は政治家としての器量が上だ。政治的信条などにおいて、必ずしも同意できない部分はあるけれども、大物の気質を兼ね備えているであろう。


反対票を投じた7人は、男を上げた。


小物は目先の損得だけを考える。
信義を重んじる人間の下には、必ず馳せ参じる者たちがいる。