あちこち流れていたら、遭遇w
今でも蔓延るハイパーインフレ教団w?
>https://www.murc.jp/report/rc/column/igarashi/igarashi191004_2/
五十嵐氏によれば
『マクロで需給が逼迫して物価が上がることはありうる。しかし、その種の物価上昇は景気の悪化にもつながるので、物価が何割も上昇するようなハイパーインフレには至らないだろう。
日本でハイパーインフレが起こるとすれば、円の暴落が原因になる可能性が高い。財政の健全化を巡って、日本にはその意思と能力が全くないと市場が見切りをつけ、円を売り浴びせてくるような事態だ。1ドル=100円の相場が200円、300円になれば、すべての輸入品の価格が2倍、3倍になりハイパーインフレが引き起こされる。』
だそうでw
因みに氏の言う「物価が何割も上昇するような」時期は、例えば70年代の日本でもあったけれども、ハイパーインフレになんざなってないですねw
そもそも、ハイパーインフレの定義が所謂ケーガンの提示した条件を念頭に語っているかどうかも疑問である。
短い文しか書けないので検討不十分のまま書いた、といった特別の事情でもあったのかもしれませんが、本当に誠実な専門家であるなら「あまりに不確かなこと」を短文の中で言ったりはしないんじゃないですかね?
あまりに杜撰w
為替安が生じたら「輸入価格が2倍、3倍となりハイパーインフレになる」という五十嵐説は、あまりに短絡的。
無視されているのが、代替効果や輸入物価の転嫁率等である。普通の経済学の教科書的な論点なのでは?w
①輸入物価の上昇分は100%価格転嫁されてきたのか
近年の日本だと、転嫁率が弱かったのでデフレが継続してきたんじゃないのか?主に原油・天然ガス価格の転嫁が圧倒的に早いのが電力・ガス・ガソリンスタンド等の価格変動ではあるものの、他の川下製品になると輸入物価上昇率と消費者物価指数の連動性はかなり乏しくなっているだろう。
日本は涙ぐましい人件費・経費削減をやって、為替変動分を吸収しようと無駄に努力してきたこともあってデフレになってきたんでしょうに。
08年頃の輸入価格上昇期だって、転嫁率はほんの僅かに過ぎなかったでしょう?だからこそデフレ継続だったんじゃないか。耄碌が酷くね?
②輸入物価上昇は消費者物価指数にどの程度の影響があるか
これも、普通に考えれば分かると思うが、例えば輸入小麦の価格が2倍とか3倍になったら、どうなると思うか?
簡単に例で言いうなら、
・パンをやめて、米を食えばいい
・国産小麦の需要が高まる=作付面積が広がる
等になるでしょう?
価格が上がれば需要は減少する、という、初歩的な経済原則をも無視している。代替可能な財は多いので、そちらに移行するだろうね。供給力が追い付かない部分は輸入に頼らざるを得ないが、iphoneは売れないけど安い国産メーカー品の需要が高まる、みたいなことが予想されるでしょう。
また、原材料価格の上昇分が最終価格に占める原価率のウェイトがどうなっているか、という点もある。かつては、輸入品の価格変動が主要なウェイトだったとしても、経済規模の増大等により、占める影響度が低下していると予想される。
たこ焼きのタコ価格が2倍になっても、たこ焼き販売価格が2倍になるわけじゃないでしょう?そんなの常識ではないかw
五十嵐氏のご意見にはこれらが度外視されており、通常の経済実態とかけ離れ過ぎている。経済学の初歩を無視するのは不可思議ではある。
現状、仮に「100兆円の輸入額」だとして、円安で1ドル200円になってしまうなら、輸入品の数量減少効果はかなり出るはずなので、代替不可能な製品分(例えば原油等エネルギー関連品、鉄鉱石、大豆等主要農産物、など)は輸入が継続されるが国産品で供給可能なものはそちらに移行する為、単純に2倍の「200兆円の輸入額」が必然ではない。
なので、輸入原材料が2倍になるから消費者物価も2倍になる、とか、円安で半分に減価すると円建輸入額が2倍になる、というような、単純な想定をする時点で馬鹿げた議論だなということが分かる。
③財政健全化の意志と市場の円売りの関係性は?
この20年、ドル円が200円になるってデマ本を売ってる連中がいたけど、それが実現したためしがないw
日本の債務残高膨張に疑念があるなら、外人が何故日本の株式市場でこれほどまでに買い進んできたのか理由を説明できない。日本国債が格下げの連続だったのと、債務残高膨張と、プライマリーバランスの悪化があったにも関わらず、証券投資が拡大してきたのは、五十嵐氏の説に矛盾している。
日本の対内証券投資(外国勢が買っている日本の株や債券)分が一斉に売り逃げされてしまう事態がないわけではないかもしれぬ。そうすると、膨大な円売り要因になるわけだが、日本政府の外貨準備にある1兆ドルを売って円買いという通貨防衛策は諸外国でも実施されるものだろう。
ドル円が200円を超えるなら、やってみてもいいんじゃないか?
諸外国が非難してくる水準とは思えないので、大丈夫かとw
どれくらい巻き戻るかは、やってみないと分からない。
更に続く。五十嵐氏曰く
『物価が2倍になったら、我々の所得は倍増するどころか逆に激減してしまう。円安で海外への支払いが増えた分は、すべて国内で企業や家計が負担せざるをえないからだ。借金の実質返済負担はインフレで急増するのだ。』
これも何を念頭に言っているのか、全く分からないw
所得収支は現状大幅な黒字なので、仮に為替がドル円200円になったら、海外への支払額より、利息・配当等の受取額の方がドルベースで単純に多いので、『借金の実質返済負担額の急増』が何を意味するのかが全く理解不能である。
物価だけ2倍になって、賃金が不変のような経済だと、我々はいずれ死んでしまうよw
年金給付額にさえ物価スライドが働くというのに、ハイパーインフレでも賃金が不変などという想定は極めて困難ですね。昔の打ち壊し的暴動に発展しかねないですね。食品が買えなくなるぜ?w
喩えて言えば100円だったものが1年後に13000円になるわけだから、月額20万円の賃金のままだと食えなくなるじゃないですか。
続けよう。氏曰く
『円の価値が半分になったら、日本製品が大幅に安くなって輸出が増えるか。残念。今や日本の輸出の大部分は、半値にしたら2倍売れるような低付加価値製品ではない。
為替差益が膨らみ円安のデメリットを吹き飛ばせるか。輸入サイドで為替差損が急増している局面で、為替差益を得た輸出サイドの企業がそれをすべて国内に還元するはずがない。』
これも何を言ってるんだか、と思いますよねw
まず、現地生産の企業は円安になったからといって、販売価格低下になる意味がないです。
日本国内で生産している製品を輸出する場合、為替要因の部分での価格低下は一時的にはあるかもしれませんが、円が半分に減価したからって海外販売価格も半分になる、などという理屈は存在しないと思いますねw
そんなビジネスがあるなら、教えて欲しいw
例えば、日本でベトナム製品が半分の価格になったとか、ありますかね?
ドンと円の為替水準の推移はどうでしょう?
少し考えれば、素人でさえ即分かりそうなことを、専門家面した人が考えないのでしょうかね?
例えば、トヨタ自動車がありますよね?19年3月期には2兆4千億円規模の利益とか報道されましたでしょ?
トヨタさんあたりになると、現地生産化は進展してるでしょうよ。で、円安だと、最終利益が1円当たり300~400億円程度押し上げ効果、とか言われてますよね。
円安でのデメリットとメリットの相殺でもって、そういう押し上げ効果がある、って話なんですよ。
で、企業は利益に対して課税されるんですよ。トヨタが海外から支払われたドルを円転しなくても、利益額に対しては課税を受けるというのが決まりなわけ。
話を単純化する為に、1円円安効果が300億円とすると、100円円安なら3兆円の増益効果を生むんですよ。海外販売価格が不変で全く同一であっても、です。当然でしょうね。なので、3兆円に課税するから、その分の税金を払ってくれればいいんですよ。ドルを円転したくなければ、円で払えばいいけど、足りないならドル売り円買いをするんじゃないですか?w
例えば3万ドルの新車販売価格を、どうして15000ドルに下げる理由があるんですか?
円安だから、って理由だけで?
脳味噌はウニですかね?
価格が同一で販売数量に変化がなく、利益額がドルベースで同じであっても、円換算だと最終利益額が増えますね、って話ですよ。
多くの大企業は海外販売比率が割合が高いので、円安の販売価格低下の効果、からの需要増といったものではなくとも、むしろ価格同一でドルベースの利益が不変だったとしても、円換算時の利益額は為替要因の部分だけ増大する、ってのが理屈でしょう?
受け取った外貨を円転して国内還流するかどうか、なんぞの話ではないのだよw
輸出大企業が外貨を日本国内では使いたくないって話なら、そうすりゃいいだけだろうにw
東南アジアの工場が割高になったり、木材価格が国内の2倍になっても海外を優先的に使い続けるとか、するだけでしょ?w
全体的に、何を言おうとしているのか、背景にある前提や想定のようなものも不明なことが多過ぎて、しかも初歩的な経済の理屈を無視している傾向がかなり強固なので、まるで「子供騙し程度の妄言」のようにしか見えない。
あまりにお粗末な意見を出すのは、有害ではないかと思うが。
今でも蔓延るハイパーインフレ教団w?
>https://www.murc.jp/report/rc/column/igarashi/igarashi191004_2/
五十嵐氏によれば
『マクロで需給が逼迫して物価が上がることはありうる。しかし、その種の物価上昇は景気の悪化にもつながるので、物価が何割も上昇するようなハイパーインフレには至らないだろう。
日本でハイパーインフレが起こるとすれば、円の暴落が原因になる可能性が高い。財政の健全化を巡って、日本にはその意思と能力が全くないと市場が見切りをつけ、円を売り浴びせてくるような事態だ。1ドル=100円の相場が200円、300円になれば、すべての輸入品の価格が2倍、3倍になりハイパーインフレが引き起こされる。』
だそうでw
因みに氏の言う「物価が何割も上昇するような」時期は、例えば70年代の日本でもあったけれども、ハイパーインフレになんざなってないですねw
そもそも、ハイパーインフレの定義が所謂ケーガンの提示した条件を念頭に語っているかどうかも疑問である。
短い文しか書けないので検討不十分のまま書いた、といった特別の事情でもあったのかもしれませんが、本当に誠実な専門家であるなら「あまりに不確かなこと」を短文の中で言ったりはしないんじゃないですかね?
あまりに杜撰w
為替安が生じたら「輸入価格が2倍、3倍となりハイパーインフレになる」という五十嵐説は、あまりに短絡的。
無視されているのが、代替効果や輸入物価の転嫁率等である。普通の経済学の教科書的な論点なのでは?w
①輸入物価の上昇分は100%価格転嫁されてきたのか
近年の日本だと、転嫁率が弱かったのでデフレが継続してきたんじゃないのか?主に原油・天然ガス価格の転嫁が圧倒的に早いのが電力・ガス・ガソリンスタンド等の価格変動ではあるものの、他の川下製品になると輸入物価上昇率と消費者物価指数の連動性はかなり乏しくなっているだろう。
日本は涙ぐましい人件費・経費削減をやって、為替変動分を吸収しようと無駄に努力してきたこともあってデフレになってきたんでしょうに。
08年頃の輸入価格上昇期だって、転嫁率はほんの僅かに過ぎなかったでしょう?だからこそデフレ継続だったんじゃないか。耄碌が酷くね?
②輸入物価上昇は消費者物価指数にどの程度の影響があるか
これも、普通に考えれば分かると思うが、例えば輸入小麦の価格が2倍とか3倍になったら、どうなると思うか?
簡単に例で言いうなら、
・パンをやめて、米を食えばいい
・国産小麦の需要が高まる=作付面積が広がる
等になるでしょう?
価格が上がれば需要は減少する、という、初歩的な経済原則をも無視している。代替可能な財は多いので、そちらに移行するだろうね。供給力が追い付かない部分は輸入に頼らざるを得ないが、iphoneは売れないけど安い国産メーカー品の需要が高まる、みたいなことが予想されるでしょう。
また、原材料価格の上昇分が最終価格に占める原価率のウェイトがどうなっているか、という点もある。かつては、輸入品の価格変動が主要なウェイトだったとしても、経済規模の増大等により、占める影響度が低下していると予想される。
たこ焼きのタコ価格が2倍になっても、たこ焼き販売価格が2倍になるわけじゃないでしょう?そんなの常識ではないかw
五十嵐氏のご意見にはこれらが度外視されており、通常の経済実態とかけ離れ過ぎている。経済学の初歩を無視するのは不可思議ではある。
現状、仮に「100兆円の輸入額」だとして、円安で1ドル200円になってしまうなら、輸入品の数量減少効果はかなり出るはずなので、代替不可能な製品分(例えば原油等エネルギー関連品、鉄鉱石、大豆等主要農産物、など)は輸入が継続されるが国産品で供給可能なものはそちらに移行する為、単純に2倍の「200兆円の輸入額」が必然ではない。
なので、輸入原材料が2倍になるから消費者物価も2倍になる、とか、円安で半分に減価すると円建輸入額が2倍になる、というような、単純な想定をする時点で馬鹿げた議論だなということが分かる。
③財政健全化の意志と市場の円売りの関係性は?
この20年、ドル円が200円になるってデマ本を売ってる連中がいたけど、それが実現したためしがないw
日本の債務残高膨張に疑念があるなら、外人が何故日本の株式市場でこれほどまでに買い進んできたのか理由を説明できない。日本国債が格下げの連続だったのと、債務残高膨張と、プライマリーバランスの悪化があったにも関わらず、証券投資が拡大してきたのは、五十嵐氏の説に矛盾している。
日本の対内証券投資(外国勢が買っている日本の株や債券)分が一斉に売り逃げされてしまう事態がないわけではないかもしれぬ。そうすると、膨大な円売り要因になるわけだが、日本政府の外貨準備にある1兆ドルを売って円買いという通貨防衛策は諸外国でも実施されるものだろう。
ドル円が200円を超えるなら、やってみてもいいんじゃないか?
諸外国が非難してくる水準とは思えないので、大丈夫かとw
どれくらい巻き戻るかは、やってみないと分からない。
更に続く。五十嵐氏曰く
『物価が2倍になったら、我々の所得は倍増するどころか逆に激減してしまう。円安で海外への支払いが増えた分は、すべて国内で企業や家計が負担せざるをえないからだ。借金の実質返済負担はインフレで急増するのだ。』
これも何を念頭に言っているのか、全く分からないw
所得収支は現状大幅な黒字なので、仮に為替がドル円200円になったら、海外への支払額より、利息・配当等の受取額の方がドルベースで単純に多いので、『借金の実質返済負担額の急増』が何を意味するのかが全く理解不能である。
物価だけ2倍になって、賃金が不変のような経済だと、我々はいずれ死んでしまうよw
年金給付額にさえ物価スライドが働くというのに、ハイパーインフレでも賃金が不変などという想定は極めて困難ですね。昔の打ち壊し的暴動に発展しかねないですね。食品が買えなくなるぜ?w
喩えて言えば100円だったものが1年後に13000円になるわけだから、月額20万円の賃金のままだと食えなくなるじゃないですか。
続けよう。氏曰く
『円の価値が半分になったら、日本製品が大幅に安くなって輸出が増えるか。残念。今や日本の輸出の大部分は、半値にしたら2倍売れるような低付加価値製品ではない。
為替差益が膨らみ円安のデメリットを吹き飛ばせるか。輸入サイドで為替差損が急増している局面で、為替差益を得た輸出サイドの企業がそれをすべて国内に還元するはずがない。』
これも何を言ってるんだか、と思いますよねw
まず、現地生産の企業は円安になったからといって、販売価格低下になる意味がないです。
日本国内で生産している製品を輸出する場合、為替要因の部分での価格低下は一時的にはあるかもしれませんが、円が半分に減価したからって海外販売価格も半分になる、などという理屈は存在しないと思いますねw
そんなビジネスがあるなら、教えて欲しいw
例えば、日本でベトナム製品が半分の価格になったとか、ありますかね?
ドンと円の為替水準の推移はどうでしょう?
少し考えれば、素人でさえ即分かりそうなことを、専門家面した人が考えないのでしょうかね?
例えば、トヨタ自動車がありますよね?19年3月期には2兆4千億円規模の利益とか報道されましたでしょ?
トヨタさんあたりになると、現地生産化は進展してるでしょうよ。で、円安だと、最終利益が1円当たり300~400億円程度押し上げ効果、とか言われてますよね。
円安でのデメリットとメリットの相殺でもって、そういう押し上げ効果がある、って話なんですよ。
で、企業は利益に対して課税されるんですよ。トヨタが海外から支払われたドルを円転しなくても、利益額に対しては課税を受けるというのが決まりなわけ。
話を単純化する為に、1円円安効果が300億円とすると、100円円安なら3兆円の増益効果を生むんですよ。海外販売価格が不変で全く同一であっても、です。当然でしょうね。なので、3兆円に課税するから、その分の税金を払ってくれればいいんですよ。ドルを円転したくなければ、円で払えばいいけど、足りないならドル売り円買いをするんじゃないですか?w
例えば3万ドルの新車販売価格を、どうして15000ドルに下げる理由があるんですか?
円安だから、って理由だけで?
脳味噌はウニですかね?
価格が同一で販売数量に変化がなく、利益額がドルベースで同じであっても、円換算だと最終利益額が増えますね、って話ですよ。
多くの大企業は海外販売比率が割合が高いので、円安の販売価格低下の効果、からの需要増といったものではなくとも、むしろ価格同一でドルベースの利益が不変だったとしても、円換算時の利益額は為替要因の部分だけ増大する、ってのが理屈でしょう?
受け取った外貨を円転して国内還流するかどうか、なんぞの話ではないのだよw
輸出大企業が外貨を日本国内では使いたくないって話なら、そうすりゃいいだけだろうにw
東南アジアの工場が割高になったり、木材価格が国内の2倍になっても海外を優先的に使い続けるとか、するだけでしょ?w
全体的に、何を言おうとしているのか、背景にある前提や想定のようなものも不明なことが多過ぎて、しかも初歩的な経済の理屈を無視している傾向がかなり強固なので、まるで「子供騙し程度の妄言」のようにしか見えない。
あまりにお粗末な意見を出すのは、有害ではないかと思うが。