浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

マスクの供給体制についての雑考

2020-03-30 16:52:12 | 政治
未だにマスク行列や医療機関でのマスク枯渇が問題になっているが、政府は全く対応してこないので、個人的に考えたことを書いてみる。


1)最優先部分は医療機関
ここをまず優先的に配分するようにお願いしたい。特に、感染症病棟は基本装備がなければ戦えないのだから、必ず従来通りにディスポ製品の供給を優先的にお願いすべきである。

一般外来や病棟でも、通常のオペや処置が必ずあるので、供給体制を確立すべきである。老人福祉施設等にも供給できるよう手配すべきである。


2)不特定多数の顧客を相手にするサービス業など
小売や飲食など、一日に大勢の客に応対する部署は、次の優先順位を与えるものとする。1日当たり対応人数が10人以上の役所窓口も入れてよい。
単に調理する等の接する相手人数の少ない部署に関しては、低い優先順位でかまわないだろう。従来型のディスポーザブル品である必然性は低くなる。


3)通勤、通学や外出時の一般人
最も消耗枚数が多くなるのが、ここである。これを制限するのは難しいのであるが、基本的には「反復利用可能な素材=布製、その他」によるマスク着用でも十分代用可能であろう。
洗濯すれば汚染除去はほぼ問題がないし、花粉症やアレルギーでも十分使用に耐え得る。靴下やパンツのようなものとして見ればよいだけである。医療従事者と同等のマスクである必要性は乏しいのだから、代替品のみの利用として問題ない。


4)供給体制をどのようにするか

重要度の高い部門に優先配分する為に、政府機関か下部組織において一括買取制度とする。

従来の価格範囲は納品業者が熟知しているはずなので、それを基準として緊急時の上乗せ分があってもよいので、全量買い取る形式とする。その卸先は優先順位の高い指定された部門への販売のみ、とし、余剰分は政府機関や自治体等での備蓄分として保持する。

相当程度の余剰ができる状況になる時点においては、買取制度を止める時と思うべきかと。

指定されたディスポ製品のマスク以外は、通常通り市販でよいのではないか。


5)通常製品以外の代替品はどのようなものがあるか?

ネット上ではお手製とかブラジャーの改造などが出されているが、非常によい発想である。昔はガーゼマスクしかない時代だったのだから、普通に使用することは可能だろう。

製造コストの問題?なのか、普及状況がよく分からないが、他の代用品もあるだろう。

例えば、「スポンジ」である(昔にはよく見られたものだ)。
原材料としての「不織布」の調達が困難なのかもしれないので、別の素材で製造できればディスポ製品の余裕をもたらすことができる。

昔からスキー等の時に付けるフェイスマスクがあるが、あれのような素材でも良いだろう。汚染を気にするのであれば内側に「ガーゼハンカチ」のような一般ガーゼを畳んで当てれば十分機能する。花粉症程度であれば、まず問題ないだろう。

スポンジマスクでも薄さや透過性が気になるのであれば、同じく内側にガーゼを当てれば多少は改善するだろう。大事なことは、消耗させないで洗濯して何度も使えるという点である。これを全国民に啓蒙し、その使用を促せば従来品の品薄さはかなり改善できる。

5千万人が一様に同じようなマスクを求めるなら、日々数億枚もの供給が必要になるが使い捨てが必然ではない人々が圧倒的大多数なのであるから、そこは我慢してもらうしかない。

耳かけ紐をつまんで外す、等の取り扱い方法について、テレビ等で説明しておけば殆ど問題がない。


他には、イベント会場等での使用がある。
主催者側が入場口で配布するものとして、通常の使い捨て用マスクの利用があると思うが、これも非常に無駄が多い。当日、その場での問題なのであれば、もっと簡易な製品でも可だろう。

例えば、紙製品ではどうなのか?数時間の使用に耐えればよいのだから、レストランの紙ナプキン程度の素材でも耐えられるのでは?

例えば野球場だと観戦は鳴り物は禁止、大声での一斉声援や応援歌は禁止、拍手や手拍子はOK、とかにすれば紙マスクでもイケるのでは?

注意が必要なのは、入退場時の混雑とトイレや売店付近では?
当面、飲食禁止で売店閉鎖、トイレは係員が整列を管理、入場時の規制と退場時のアナウンスで席ゾーンごとの順序だった退場などを工夫すればよいのでは?


各業界に製品の設計・製造依頼をして、費用は政府が何とかするって言えば、一斉に取り掛かってやれば早期に出来上がるのでは?

紙製だから嫌だ、とか文句や不満を言ってる場合じゃないでしょう?
一番守らねばならない部分、そこを優先するということに反対する人たちはそう多くはいないんじゃないか?


さっさとマスク問題をどうにかしてほしい。
何となく思いつきを書いただけなので、もっとよい案がある人たちはどんどん方法を出してみるといいと思う。

宜しくお願いする。



北海道の新型コロナ陽性の公表データは異常

2020-03-16 21:02:25 | 政治
ずっと変だなと思っていたのだが、北海道や札幌市が公表してくる新型コロナ患者の発生状況は、極めて恣意的な取扱がなされている。

ある時は、完全非公表、また別な時には、例えば「イオン発寒」と店舗名やテナント名も、最初の一人目から詳しく公表するなど、基準が全くデタラメである。統一的に扱うべきではないか。

他にも不可解な点が多い。

例えば

旭川市
>https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kurashi/135/136/150/d068529.html

函館市
>https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2020011600059/


他の市町村もあるのだが、代表例として見ておいてほしい。


一方、札幌市と北見市では、全く違うのである。

札幌市>https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei.html

北見市>http://www.city.kitami.lg.jp/docs/2020022800073/


札幌市と北見市で共通していることは何か?
一人も治癒してない、ということだ(札幌市は最初の1人だけは例外的に治癒)


恐らく北見市の場合、患者とか濃厚接触者の特定を「道がやっている」と書いているので、北見市はタッチしてないのかもしれない。理由は不明だが。


少なくとも分かることは、札幌市でも北見市でも、治癒して健康観察終了となっている人たちが、札幌市の1人目を除いて誰もいない、という怪奇現象なのだ。


北海道全体で見ても

北海道庁>http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijoukyou.htm#3/16


殆どの市町村では、各自治体が患者と濃厚接触者の健康観察を行い、治癒・終了している数が多い。
当初は、接触者の人数も記載されていたのだが、今は省略されてしまっているね。

旭川市とか札幌市の1人目には、きちんと観察人数が書かれているでしょう?
他の自治体の分も道庁のウェブページには人数が記載されていたんですよ。

で、何がおかしい、って道と札幌市の情報が一方通行的になっており、実態が全く把握できないわけだよ。全く治癒してない人達ばかりって、おかしいでしょう?
濃厚接触者数が分かれば、感染の拡散力だってある程度想像がつくかもしれないでしょう?

何故これを全部隠すのか?札幌市とか、北見市担当の道庁側の担当者は。

架空の患者を捏造でもしてない限り、他の自治体と同じくできるでしょう?
それとも、ニセデータを公表しているんですか?

聴き取り調査の内容やエピソードが実態通りかどうかは、読めば大体分かるんですよ。


患者を収容している病院毎に、現在病床数を毎日更新すべきだ。指定病院なのだから、数を公表することに何らの問題もないだろう。


北海道の死亡者、3名までは2月中で道庁のHP上でも死亡者が記載されているでしょう?
釧路の病院なんて、いきなり院内感染だって病院名まで公表しておいて、何故他の時には患者の同意がとか遺族の同意云々で公表をできなくするのか、おかしいですよ。その論法を使ってるのは、アベ官邸のニセ答弁作成官僚でしょう?


3/12に札幌市の70代男性が死亡との報道。
札幌市の該当可能性があるのは、道庁HPの通し番号でいうと、18番、95番、125番の3名です。125番の方は、同じ12日に患者情報が公表されているので、まず除外されるでしょう。

>http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kisyakaiken0312sapporo.pdf

18番の方は2月22日で治癒とは書かれてないけど、普通は治癒しますよね。情報の開示拒否してたので詳細不明ですが。
残るは95番の可能性ですが、入院時から重症との説明だったので、ひょっとするとこの方が不幸な転帰ということかもしれませんが、情報隠蔽につき憶測です。


3/15に札幌市で死亡の80代女性の場合はどうか。
道のHP上で67番苫小牧の方(90代です)までは治癒が確認できています。札幌市だと、140番、144番とつい最近に集中しているわけですねww(北海道の80代女性患者は、55番の一人だけだったんですよ。数日前までは。別にいいんですがね)

理由は不明ですが。


140番の方は軽症との説明でした。144番の方が重症とのことでしたので

>http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kisyakaiken0315_0314sapporo.pdf

健康観察中だった女性が14日にいきなり症状が出て、即入院して検査したら陽性で、わずか24時間程度で死亡ということですかね。
それ以前には発熱等の症状が一切なく、突然死ですか?

濃厚接触者の方が若くてずっと前から症状があったのですが、80代の方が最後まで自覚症状が皆無だったのに、いきなり突然死したと?

そういう原因を探るにも、症例分析をきちんとやって死因を公表し、次の不幸な転帰を防ぐ糧としないでどうするんですかね?秘密にしてたら、全く前進にならないでしょう?


本日死亡と伝えられた北海道の80代男性、とのことですが、何番の方かは内緒らしいです。これも謎ですが。

80代男性の場合、せたな町や深川市の患者さんたちは皆治癒、観察終了となっていますので、それ以降の方が可能性がありますね。すると、札幌市の84番、122番、128番がおられますが、その場合、札幌市が会見してるんですよね、これまでは。

なので、札幌以外と考えてよいでしょう。


すると、これまたごく最近の例、145番か147番が考えられるでしょう。
>http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kisyakaiken0315re.pdf

重症だったのは145番の方で、空知との情報のみ。
緊急入院後、3日目に検査実施したところ陽性判明の翌日に死亡、ですか?


ここ2日間の場合は、80代男女が、これまでとはうってかわって多くの陽性者が判明し、その中でも初発症状の前に殆ど受診歴や発熱・咳等がないままで、急に具合が悪くなって、入院後まもなく絶命ということですかね?


これまでの80代の方々は札幌市以外の場合、治癒されている方が断然多いわけですが、ここ2日間では急に様相が変わった、と?

その理由って、一体何ですかね?
症例の詳細を、相模原中央病院の症例報告のような形できちんと提示がないと、治療成績向上につながらないのでは。



いずれにせよ、札幌市と北見市の場合は、全然治癒しない患者ばかりであり、その理由については、札幌市も道も一切秘匿してて、データも分析できず治療にも役立てないってことなのは確実ってことですね。


そして、いきなり「恣意的な情報を公表」したりして、商業施設や病院等にも直接的な打撃を加えてくる、ということかと。
どこから、そういう情報開示の指令が来てるのか?


各保健所の方々とか、こういうのを全部知っててやってるんですかね?

異常事態である、というのは、首尾一貫してますね。道も札幌市も。


新型コロナウイルスに対する専門家会議の目は節穴か?~最大の危機中心は相模原市では?

2020-03-03 11:12:01 | 政治
先の記事で、周辺への感染例が見られない特殊な例を言ったのだが、普通はもっと違っているだろう。

感染の広がりで多いのは、家族や職場の同僚などであろう。
北海道での家族への感染が確認されなかった例というのが多いわけだが、典型的なのは熊本市の20代女性から父母やその同僚に感染した例だろう。

20代女性は2月8日福岡の「WANIMA」のコンサートに行ったとされるが、これまで若年層の福岡周辺での感染者は判明していない。専門家会議が殊更危険視しているが、若年層では感染拡大が発見できなかった。福岡の判明例は60代2名で、若年者との接触関係があった人かどうかは分かっていない。


大阪のライブハウスは恐らく小規模な狭い空間の可能性が高く、高知30代、愛媛40代各1名、大阪2名の参加者での陽性例が判明した。やや年齢が上の方が感染が多いということなのか。或いは、会場の環境によるのか?


家族間の感染拡大例、職場の感染拡大例のいずれも典型的なのが相模原市の、病院感染(看護師1、死亡1、患者4)、家族(父母娘2名)計4名、福祉事務所(20代職員判明から同一施設関連他5名)6例、と感染の連鎖が確認されているものが多く発生している。


つまり、北海道よりも危険な状況にあるのが相模原市ではないか?

>http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/koho/1019191.html


今後、経路不明例が増加すると、3次4次感染の成立となった可能性が高まるので、要注意ではないかと思うが。


普通に多く見られる感染拡大は、まずは家族や職場という関係性だろうってこと。
北海道で判明した例の多くが全く違うので、不可解なのである。



新型コロナウイルスに関する専門家会議の目は節穴か?

2020-03-03 10:43:18 | 政治
昨日、北海道の「雪まつり」が感染拡大説は、甚だ疑問であるという記事を書いたのだが、早速、これを打ち消したいという政府側の「権威」を出してきた模様。世間の人々を丸めこむには、日経記事や読売記事でも役立つが、さすがに立つ瀬がないと思ったのかもしれぬ。

だが、その専門家会議の援軍も意味がない。
マスコミ勢を言い包めるのには役立つが、医学的な知見としての価値はゼロに等しい(医師でもないオレにこんなことは言われたくないだろうけど)。

専門家会議の言い分では

   若者a1←中国人観光客→若者a2
        ↓
       若者a3

という具合に感染させ、その若者a1~3から全道各地の判明例の主に高齢者たちに2次感染が広がった、という説である。

まあ、そういう推測もあるかもしれない。

仮に雪まつり参加者200万人の0.1%が感染してしまったとしても2000人おり、うち8割が不顕性でも残り400人が雪まつり頃の顕性感染例となるわけで、その後の判明例と2次感染者の検出が少なすぎるでしょう?Roが概ね2としても、14日以内の発見例がこれほど少ないのは何故か?


他にも考えてみるよ。
チャーター便で帰国した武漢在住日本人の陽性率約1.4%から、雪まつり参加者に陽性者が存在するだろうという水準をこの100分の1だと仮定しよう。
外国人比率が半分として100万人の海外観光客×0.00014=140人の陽性者がいた、と。ここから感染するわけだから、2倍の280人が感染し、うち2割が判明例だとしても56人が「雪まつりの1次感染者」として発見されるだろう。


しかし現実には、2名、最大で見積もっても4名しか判明していない。
推測されることは、雪まつり参加の陽性者の存在率がもっともっと低い、雪まつりでのRoは2よりずっと少ない、顕性感染者の割合が格段に低い(1~2%程度?)、などが挙げられるかも。

いずれにせよ、専門家会議のご意見とやらは、全く医学的見地からの検討結果などではなく、以前の「発電機のタービンブレードがブレて、全道一斉停電が…」級のマヌケな説明であり、いわば情報操作側の「願望」レベルのものでしかない。

遺伝子検査の公表すら1件もなされず、系統的な分析が存在しないなどというのは、およそ先進国の医学水準とは到底思えない。



別の論点、都市部10~30代の若年層の活動(クラブ、ライブハウス、飲み会等)によって感染が拡大したということなら、そのリスクが最も高い地域はどこか?

北海道と東京で比較すると簡単だ。


東京は北海道よりも圧倒的に感染リスクが高い。

・若年層の単位面積当たりの人数
・若年者の絶対数  
・クラブの数
・ライブハウスの数
・お笑いやアイドル劇場の数
・それらでのイベント開催の数


専門家が感染リスクが高いって言うのだから、その比較をすればよいではないか。
この結果は、北海道が東京より陽性者が多いことの説明は一切できず、かえって反証にしかなってない。


東京での感染者が北海道より少ないのは、データ上不自然である、ということの傍証となっており、若年者が高齢世代に拡散した説が事実であると言うには相当厳しい。


報道によればクルーズ船業務の厚労省職員では、問診票の回収業務を行って陽性判明となったそうだが?
中国人観光客の訪問先で最大なのが東京であり、空港職員とか中国人がよく爆買いに訪れる店舗従業員とかが厚労省職員同様に感染する機会は北海道の雪まつりより断然多いはずが、何故か東京での判明例が皆無ということだな。


専門家会議のデタラメストーリーは、何らの説明にもなってない。屁理屈以下のレベル。素人の屁理屈の方が、まだ通りがよいかもしれないw
大阪にしても、これほど少ない理由は説明できない。


これまでの結果からすると、中国人観光客が感染源という説は東京や大阪兵庫の陽性が少ないことと矛盾している。


あと、雪まつり参加者で陽性という4名、そのうち札幌男性1、千葉女性1、熊本男性1、のいずれも家族や職場同僚等の感染例が1例も発見できなかったのが特徴的なのだ。

これに類する謎現象がある。
陽性者が出たと公表された、NTTデータ、電通、三菱UFJ銀行、この3名でも同じく、家族や同一職場などの周辺からは1例も陽性が発見されていない、という事実だ。


偶然が続くってのは、どこかに落とし穴があるのではないか、と思うのがオレの性分なのでw

次の記事で、もうちょっと書く。


札幌雪まつりは、新型コロナ感染拡大の原因とは言えない

2020-03-02 12:16:22 | 政治
日経新聞が大々的に報じてくれたそうだ。

>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56243210Z20C20A2CZ8000/

『雪まつり後に発症者急増 北海道、新型コロナ拡大』

極めて悪質な煽情的タイトルをつけて、あたかも雪まつりのせいで感染が拡大したかのように思わせるものだ。

これを書いた記者の誘導意図を感じるものである。このような記事をデマと呼ぶに相応しい。


さて、雪まつりが原因と疑われている理由とは何か?
関連の記述があるのは、4件の陽性判明例である。

・北海道
>http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijoukyou.htm

このNo3、及びNo5のいずれも40代男性2名。この2名からの感染判明者はゼロ。

・熊本
>https://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=7049
>https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=4&id=3035&flid=223346

先頭の唯一の御船保健所管内、60代男性が札幌におり、雪まつりを見に行った、という記述。
この男性の家族、接触者等からも陽性例はない。


※不可解な部分として、熊本県が「1例目」と公表した20代女性看護師が、何故か2番目に表記されている。検査結果判明は2月21日であり、雪まつり参加の60代男性は22日なので、どう見ても60代男性は2番目のはずが、何故かトップに置かれている。

※この「1例目 20代女性」の家族は陽性判明で、父(3例目)とその友人(4例目)、母(5例目)と接触関係者から合計4名が判明している。


・千葉
>https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/press/2019/ncov20200222-3.html

2月11日に雪まつりに行き、16日から38℃以上の発熱だったのに、理由不明だが市川市のスポーツジムを16日か18日に利用していた可能性、という謎の行動履歴を持つ。東京都在住者でもある。親族や同一職場等から陽性者が一例も判明していない。

※3月1日に東京都で判明と報じられた50代女性医療機関勤務者も、同じく市川市の同一スポーツジム利用者とされる。東京在住で市川市のジム利用が流行っているのか?


※市川市スポーツジム利用者で、前記雪まつり参加の50代女性よりも早い2月15日に利用していたと見られる70代女性

>https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/press/2019/ncov20200220.html

この方も発熱(38.8℃)の翌日、インフル検査に病院受診した同じ日にジム利用、その翌日16日から富山観光ツアーに出て帰宅日18日に病院受診してる、というかなりアクティブである。
感染経路として、この女性から雪まつり参加の50代女性に感染した可能性はあるのに、何故「雪まつりで拡大」と日経記事で断言できるのかは謎である。


日経記者によれば、この4例をもって「雪まつりで発症者急増、コロナ拡大」と断言できるのだそうだ。

可能性の検討なのであるから、これで急増って言えるのは、知的水準にかなりの問題を抱えている人くらいしかいないのではないかと思うが、日経新聞のレベルではこの程度が当然らしいな。

4例が雪まつりで感染したと信ずるにたる事実は、一つも存在しないのだ。
4例で急増って言うなら、熊本の5例中4例が同じである。名古屋の感染連鎖の方が圧倒的に多い。


それらを殊更急増と呼ばないのに、何故か雪まつりだけをあげつらうのは、どういう理由があるのか説明してみろ。

こういうのを、デマって呼ぶのでは?


しかも、この4例の共通点がある。周囲の他の誰も、感染者が判明してない、ということだ。
同一の小屋で作業したとされる札幌市の2例にしても、他の誰一人陽性例がない、というのはどういうことか分かりますか?w


200万人が来場したとされる雪まつりで、症状があって判明した例は4例しかなかった、ということだ。しかも、その4例にしても、雪まつりが感染経路であると特定できたものは、これまでのところただ一つも存在してない。


少なくとも、常識を備えた人であるならば「雪まつりが感染の場となった」と判断するには、極めて困難な状況であるにも関わらず、これほどまでに断定的なタイトルや記事を出せるというのは、北海道を貶めようとする悪意そのものに他ならない。


このような国で、こんなマスコミだからこそ、滅びの道を進むのだよw

わがニッポンはww