浜菊会のブログ

半泣き老狼団。一道民が生き抜く為の記録。

オスプレイの飛行訓練ルートを見て思うこと

2012-07-24 18:14:38 | 政治
オスプレイの飛行訓練に関して、報道で大雑把な図示があったけれども、あれは日本の防衛にとってどのような位置づけなのかが不明だった。


それだけではないようだ。

>http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012072401001967.html


米軍が垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備後に本州、四国、九州で計画する低空飛行訓練を、地上60メートルの低さでも実施を想定していることが24日、分かった。訓練は中国山地を東西に横断するとみられるルートでも予定している。米軍側が、日本政府に提出した文書や共同通信の取材に対し明らかにした。

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これをどう考えるか、である。


日本の防衛に役立つのか?
否、むしろ、日本を攻撃する時に役立つ、ということではないかと思える。


海兵隊が全国をくまなく飛行して、何を得るつもりなのか?


それは、いざとなった時、日本の本土を攻略する時に非常に役立つ、ということにしか思えないわけだ。
関東圏が飛行ルートにないのは、横田と横須賀があるから、ではないかな。


単に飛行訓練が必要ということなら、米国の本土の方が圧倒的に広いから、そこでやればいいだけ。特に低空飛行訓練なんて、何も狭い日本のしかも本土でやる必然性というものがない。


仮想敵として、日本の自衛隊などの戦力を想定しているとすれば、納得がいく計画ではある。

攻撃するのが、本土に配置された戦力だからだ。


なので、海兵隊があのような訓練をすることの最大の意義としては、日本人を攻撃することを念頭に入れている、ということであると、具体的で効果の期待できる訓練内容である、とは思う。


これを否定できる理由というのが、あまり思いつかない。
残念ではあるが。


多分、軍人さんの思考というのは、そういう冷徹さがあっても不思議ではないかな、とも思うのである。