男子の北京オープンは中止

日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）が、パインバレー北京オープンを中止すると発表しました。当初の５月開催を延期し、スポンサーや出場人数などを中国ゴルフ協会と調整してきましたが、うまくいかなかったようです。ＪＧＴＯは来年以降も開催を目指すと言ってますが、まあ無理でしょうね。これでＪＧＴＯの今年の年間試合数は、２５から２４に減りました。ちなみに女子は今年３４試合が予定されています。

男子ゴルフには、男子ツアーを行うＪＧＴＯと、それ以外のことを行う日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）が存在し非常に分かりにくくなっています。ツアーすべてをＪＧＴＯが行うかというと日本プロゴルフ選手権はＰＧＡが主催するし、シニアツアーもＰＧＡの縄張りになっています。もともとＰＧＡが分裂してＪＧＴＯが出来たため、両者は仲が良くありません。

その他、アマチュアゴルフ界を統括し、ルールを制定する機関として日本ゴルフ協会（ＪＧＡ）があります。しかもここが日本オープンを主催するというから、もう何だかよく分かりません。恐らく私たちが知らないところでファンを置き去りにした利権争いなどもある（あった）のでしょう。

こうしてみると女子ツアーはＬＰＧＡ一本、非常にシンプルです。女子ツアーが男子より盛況な原因は、この辺にもありそうな気がします。

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