ゴルフボールが顔面を直撃

痛ましい事故が、また起きました。
5日昼過ぎ、茨城県のロックヒルゴルフクラブで、千葉県立高校1年の男子生徒が打ったボールが、前方にいた同じく1年の男子生徒の顔面を直撃しました。当てられた生徒は意識不明の重体とか。ドライバショットが、約17メートル先で順番待ちしていた生徒に当たったそうで、恐らく避けることは不可能だったでしょう。

以前、テレビでタイガーウッズがラフからショットをする場面がありました。フェアウェイから打つ時と違ってギャラリーがすぐ近くまで押し寄せ、空いている空間はボールが飛んでいく方向にわずかに開いた扇状の空間だけでした。少しでも曲げたら人に当たる状況で、さすがにウッズは真直ぐに打ちましたが、私だったらとても最前列に並ぶ気にはなりません。プレーヤがタイガーウッズだったとしてでもです。

石川遼選手の影響でしょうか、最近は高校生もゴルフをやる人が増えているようです。この日のゴルフも茨城県と千葉県の高校で作る「東関東高校ゴルフ連盟」の研修会で、13校77人がプレーしながらルールやマナーを学んでいたとか。2人の生徒は、ゴルフ部顧問の男性教諭と3人でコースを回っていました。恐らく男性教諭は責任を問われることになるでしょう。

プロを目指すのでない限り、ゴルフは自分でお金を稼げるようになってから始めるべき、というのが私の持論です。仮に高校生や中学生がクラブ活動としてゴルフをやるのなら、ヘルメットくらいは被るべきだと思います。そろそろゴルフ用のヘルメットとプロテクタが開発されてもいいのではないでしょうか。それこそ前回書いた軽くて丈夫なCFRPの出番だと思います。

ちなみにキャディさんが被っている帽子には、ヘルメットタイプもあります。
http://www.athene-group.com/shop/helmet/hel_e.html

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