やや旧聞になりますが・・・
女子プロゴルファーの西村友希(23)が、窃盗の容疑で逮捕されました。彼女は10月24日に山形県のゴルフ場で行なわれた企業コンペにゲストとして出場し、そのロッカーで参加女性のクレジットカードを盗んで、その後たびたび使用したために捕まったそうです。
西村は2008年のプロテストに合格。同期には森田理香子や、今年初優勝で人気急上昇中の木戸愛らがいますが、西村はデビュー4年間でツアー競技出場は4試合のみ、生涯獲得賞金はわずか86万円だとか。ただ、これは特別なことではなく、現在登録されている女子プロ973人のうち、今季賞金を稼いだのは165位・たにひろえの22万円まで。つまり、800人ほどは賞金ゼロということになります。ちなみに西村も今季は獲得賞金ゼロでした。
全美貞の1億3,200万円を筆頭に、イ・ボミ、有村智恵、アン・ソンジュと1億円以上稼ぐ選手が4人もいる一方で、約8割の選手が賞金額ゼロの世界。勝負の世界は厳しいと言えばそれまでですが、やはりちょっと異常のような気がします。
登録選手の数を減らして最低額の給料を支払うとか、全国の練習場にティーチングプロとして派遣するとか、上位賞金の一部を強制的に徴収して給与の一部にまわすとか、何か考えないといけないのではないでしょうか。韓国からの出稼ぎに大金を支払って、自国内の選手を飢えさせる制度は、なぜか自国民を飢えさせてミサイルを開発する北朝鮮を彷彿します。
10月24日(犯行当日)の西村のブログには、「久しぶりに虹をみたよ! それから、鴨しゃぶを食べたり・・ (山形牛を)お土産に貰いました♪」と書き込まれていました。犯行の夜、彼女はどんな気持ちでこの記事を書いていたのでしょうか。