ゴルフを語ろう-芝よ、木々よ、風よ

 
ゴルフ初心者サークル、横浜ビギナーズの管理人がつづる

ゴルフなエッセー

ゴルフ場で太陽光発電

2012年06月08日 | ゴルフ

都市開発大手、森トラストが、福島県泉崎村のゴルフ場「ラフォーレ白河ゴルフコース」に、出力1万キロワット規模の大規模太陽光発電所を建設し、メガソーラ事業に参入すると発表しました。同ゴルフ場はグループの森観光トラストが運営していましたが、東日本大震災の影響で営業を休止、再開は難しいと判断したそうです。

発電施設は現在のゴルフコース内に設けるとか。コースのどれくらいの面積を使って1万キロワット規模を目指すのか分かりませんが、それでも今話題になっている福井県の大飯原子力発電所1基分(約118万キロワット)に比べれば百分の1以下。大飯には4基の発電機があるので、大飯原子力発電所全体の電力をゴルフ場の太陽発電でまかなおうとすると、約470箇所のゴルフ場が必要な計算になります。

いかに原子力発電の効率が高いかが分かりますね。原発は廃止し、電力はすべてクリーンエネルギーでまかなって欲しいと思うのですが、こういうデータを見ると絶望的になります。ちなみに日本にあるゴルフ場の数は約2,400。すべてをつぶしても、東京電力が必要とする電力の半分にも届きません。

まあ、仮にすべてのゴルフ場をつぶせば電力はすべて太陽光で足りるとなっても、賛成はできませんが。