マイナンバーなるものが実施されるようです。
アメリカには social security number なるものがあります。私のようなビジターにも番号が振られます。40年近く前のカード(紙なのでボロボロ)が出てきたので、載せておきましょう。
表
ウラ
最初にアメリカに渡ったのは1976年でした。身分は日本の大学の院生であって、アメリカの大学に留学したわけではありません。場所はサンフランシスコ郊外のバークレーにあるLBLです。
同じころに西海岸に渡った同級生2人と、ロサンゼルス空港で待ち合わせて200周年のアメリカ建国記念日(7月4日)にディズニーランドへ行きました。さすがに大混雑していて昼前には入場制限になっていましたね。
Social Security Numberに話を戻すと、銀行に口座を作る時に必要でした。ただし、私の場合は口座作成の段階ではまだ番号が無かったのでパスポートで代用できたような気がします。
当時のアメリカの銀行に関する話題を少々。アメリカに限らず、国や地域によって、制度や習慣が違うということを認識することは重要だと思っています。日本にも「郷に入っては郷に従え」という金言がありますね。
まずは、口座を作る時;
ソーシャルセキュリティ番号に加えて maiden name を訊かれます。こんな単語は全く知りませんでした。「母親の結婚前の苗字」の意味です。結婚したら女性が姓を変えることが前提ですよね。韓国人はどうしているのかな?
口座を作ると小切手帳を渡されます。自動振替のようなものは無くて、電気などの公共料金の支払は、請求書が送られたらその金額の小切手を発行します。スーパーなどでの買い物でも大部分の人は小切手で支払います。発行した小切手は毎月送られてきてチェックできるようになってます。(今なら、手書きの金額を自動的に読み込んで処理する機械がありそうだけど、当時は人力でやっていたのだろうか?相当な手間じゃないのかな、と思った記憶があります。)
銀行は単一の州でのみ営業;
アメリカ銀行という名前の銀行に口座を作りました。とあるとき、バークレーからカナダのバンクーバーへ車で旅行しました。(当時の研究室はバンクーバーにも拠点を持っていました。)シアトルで、そろそろカナダドルに両替しようとアメリカ銀行を探したけど見つかりません。とある銀行に入って話を聞いたら・・・タイトルのようなシステムでした。カナダで知り合いに小切手を発行するのが一番簡単な方法と教えられました。
ATM;
これ何の略か知っている人はいますか?日本人には絶対に思い付けないに違いない。
当時、日本には現金自動支払機なるものがありました。アメリカにはありませんでした。日本の方が進んでいたのですね。数年後にATMができました。24時間営業でした。日本の先へ進みましたネ。
最初の質問の答えは automated teller machine です。銀行窓口で応対してくれる人を teller と呼ぶ、なんてことは全く想像できません。「話す人」が何故に「銀行窓口業務の人」なの?
アメリカには social security number なるものがあります。私のようなビジターにも番号が振られます。40年近く前のカード(紙なのでボロボロ)が出てきたので、載せておきましょう。
表
ウラ
最初にアメリカに渡ったのは1976年でした。身分は日本の大学の院生であって、アメリカの大学に留学したわけではありません。場所はサンフランシスコ郊外のバークレーにあるLBLです。
同じころに西海岸に渡った同級生2人と、ロサンゼルス空港で待ち合わせて200周年のアメリカ建国記念日(7月4日)にディズニーランドへ行きました。さすがに大混雑していて昼前には入場制限になっていましたね。
Social Security Numberに話を戻すと、銀行に口座を作る時に必要でした。ただし、私の場合は口座作成の段階ではまだ番号が無かったのでパスポートで代用できたような気がします。
当時のアメリカの銀行に関する話題を少々。アメリカに限らず、国や地域によって、制度や習慣が違うということを認識することは重要だと思っています。日本にも「郷に入っては郷に従え」という金言がありますね。
まずは、口座を作る時;
ソーシャルセキュリティ番号に加えて maiden name を訊かれます。こんな単語は全く知りませんでした。「母親の結婚前の苗字」の意味です。結婚したら女性が姓を変えることが前提ですよね。韓国人はどうしているのかな?
口座を作ると小切手帳を渡されます。自動振替のようなものは無くて、電気などの公共料金の支払は、請求書が送られたらその金額の小切手を発行します。スーパーなどでの買い物でも大部分の人は小切手で支払います。発行した小切手は毎月送られてきてチェックできるようになってます。(今なら、手書きの金額を自動的に読み込んで処理する機械がありそうだけど、当時は人力でやっていたのだろうか?相当な手間じゃないのかな、と思った記憶があります。)
銀行は単一の州でのみ営業;
アメリカ銀行という名前の銀行に口座を作りました。とあるとき、バークレーからカナダのバンクーバーへ車で旅行しました。(当時の研究室はバンクーバーにも拠点を持っていました。)シアトルで、そろそろカナダドルに両替しようとアメリカ銀行を探したけど見つかりません。とある銀行に入って話を聞いたら・・・タイトルのようなシステムでした。カナダで知り合いに小切手を発行するのが一番簡単な方法と教えられました。
ATM;
これ何の略か知っている人はいますか?日本人には絶対に思い付けないに違いない。
当時、日本には現金自動支払機なるものがありました。アメリカにはありませんでした。日本の方が進んでいたのですね。数年後にATMができました。24時間営業でした。日本の先へ進みましたネ。
最初の質問の答えは automated teller machine です。銀行窓口で応対してくれる人を teller と呼ぶ、なんてことは全く想像できません。「話す人」が何故に「銀行窓口業務の人」なの?