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白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

高校野球とルール

2013年08月22日 00時18分07秒 | 田舎
準決勝の花巻東はこれまでの試合運びとかなり違っていたようです。その理由が分かって少し複雑な感じ。

一つ目。キャッチャーがミットを構えた位置を2塁ランナーがバッターに教えることが禁止されているのですね。昔は皆やってたのだけど、高校野球では10年ほど前に禁止されたようです。準々決勝の時に、主審が2塁ランナーの千葉に何か言ってましたが、テレビの解説者の説明は良く分からなかった。花巻東のキャッチャーが投球直前にミットの位置を変えるので「どうしてかな?」と思っていましたが、その理由は分かったように思います。花巻東の監督は、このルールを知らなかったのでしょう、多分。だから、キャッチャーにあのような動きをしなさいと指導してたのでしょうね。

二つ目、こっちの方がシビアですね。高校野球規則に「カット打法は場合によってはバントと見做すことがある」と明記してあるのですね。これも佐々木監督はキチンと把握していなかったように見受けられます。このタイミングで高野連が指摘するのも問題ではありますが、監督がルールを熟知していれば、千葉選手に「問題ないから続けろ」と指示できたはずです。野球は詳しくないけど、千葉のカット打法をバントと見做すのは難しいと感じました。以前の試合と同じような打法で、審判が「3バントでアウト」と判定したらそれこそブーイングが審判に向かうと思うのですよね。

野球はサッカー以上に審判に左右されるスポーツですね。ストライク・ボールの判定を明確にできるようにならないと「公平性」の観点からは相当に問題です。準々決勝はテレビでずっと見ていたけど「えっ?」と言わざるを得ないような判定も沢山ありました。


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