白亜45会HP管理人

白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

権現様

2018年03月21日 23時11分29秒 | 田舎
彼岸中日の今日、近所の神社の権現祭。
神主さんが、獅子を伴って通りを練り歩き各戸で祝詞を奏します。

この頃に田舎に居るのは何十年振りでしょうか。

幼いころに、獅子に頭を咥えられて泣き叫んだような記憶がうっすらとあります。
練り歩く際に、言葉ではなかなか再現できない独特な太鼓と笛のリズムが鳴り響きます。
幼いときの経験が怖くてトラウマになり、このリズムを聞くと逃げていたような気もします。

「権現」とは仏様や菩薩様が全ての生き物のために、神として姿を現すことです。と、権現祭の案内に書いてありました。意味を正しく理解しないままに、この言葉を使っていたような気がします。
獅子は架空の霊獣であり、獅子頭が権現を象徴しているのだそうです。

明治政府による1868年(慶応4)3月の神仏分離により、権現という名前は使えなくなったとモノの本には書いていますが、民衆は使い続けたのでしょう。

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