白亜45会HP管理人

白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

物理学会

2014年03月29日 08時10分42秒 | 業界
日本物理学会年会が27日木曜日から東海大学湘南キャンパスで開催されてます。私は小田急線本厚木駅から徒歩1分のホテルからの通勤です。

3日目には総合講演があり、他の日よりも開始時間が遅いためにまだホテルに居ます。今年の総合講演のテーマは「光格子時計」と「ヒッグス粒子発見」。後者はマスコミも大々的に取り上げていたので一般人にも有名です。前者は時間の精度を現在よりも大幅に向上できる可能性のある新技術です。

「長さ」と「時間」は「質量(重さ)」と並んで最も重要な概念です。もともとは「1日は24時間」、「地球の全周は4万キロメートル」、「水1リットルの重さ」から決められたのですが、前の2つはより精密な定義に置き換わりました。質量だけは未だにキログラム原器を基準にしていますが、数年後には多分より精確な定義に代わるでしょう。

物理学会ではリニアコライダーのシンポジウムもありました。昨日の開催だったのだけど、今日だと勘違いしていて聞きそびれました。いずれにせよ、同時刻にウチの助教の講演があったので、シンポジウム全部を聞くことは無理だったのだけども・・・

明日が最終日です。つくばにいつ戻るかは未定。プログラムを再検討して変える時間を決めます。