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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

水仙

2021-01-23 23:45:57 | 俳句

先日の雪で倒れた水仙です。上部には新たな花芽が開き始めています。

倒れたのもまだ色を失っていません。

水仙の白色ですが、いわゆるパステルカラーのホワイトではないのですね。

どことなく柔らかみのある色で、色そのものがふくよかな感じですね。

名句には・・・と歳時記を開きますと、多いです!

第四版には載ってませんが、水仙のまとふは己がひかりのみ 漢字だったか?

水仙を見てますといつもこの句が浮かぶのです。

光りと言ってますけど、これ、色だと思うのです。やわらか水仙の白をまるで光りと。

花の色は白なんですが、それは白き光りをまとっているのだと。

なるほど!とため息しか出ない表現ですね。

第四版には・・・水仙に光微塵の渚あり  と、それほど水仙のやわらかな白は人を惹きつけて様々な思いを抱かせる色となるのですね。

水仙に蒼き未明の来てゐたり   島谷征良

これは数年前にも鑑賞しましたが・・・やわらかき白は未明には蒼さを貯めているのだと、まだ自分が目覚めかけているときはその様であろうと。そこからさまざまに思いが浮かぶのでしょうか。

母が好きだった水仙がもうすぐ時期を終えますが、最後まで見続けます。

水仙の句をもう何年考えて来たか・・・美しさを前にしてはできません。いつか花からはなれた時に出来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 


寒中でござる

2021-01-20 00:31:35 | 俳句

寒の最中に早春の句を作ってました・・・早々と?

否、あと2週間もすると立春ですよ(笑)

とここまで書いて数十分過ぎてました・・・YouTubeの好みの曲を聴いていて、そうだあの句をこうしたらどうだ?と浮かぶと、またワードの作句中のページを開きますんで・・(-_-;)

早く寝ないと明日が堪えるのだが、これはひとつの病気ですね(^_^;)

 

味噌の香の幅ひろびと春の江

大分県臼杵市へ行った時を思い出しながら・・・

臼杵湾へ流れ込む川の名は忘れております(-_-;)

その岸がぐっと湾へ突き出して味噌工場がありました。川岸を歩くと向こう岸から味噌の香りがしてました。

野上八重子さんだったか、出身で文学記念館もありました・・・最近は記憶で書くと大きな間違いをしたりします。これ以上間違えないように、再度調べ直して臼杵の街のことを書きたいですね・・・すこし温かくなったら行きたいと思います。問題は自由時間がないという、情けない(笑)

といったところで寝ます!

 

 

 


敦盛

2021-01-18 23:42:53 | 俳句

また冷え込んでます。まだ寒中ですから当たり前ですけど。

この時期に思い出すことは、大江の幸若舞ですね。

見に行きましたよ20数年前と10数年前に・・・1月20日が舞が奉納される日だったと記憶してます。

境内に舞台があり、その前にパイプ椅子が100ほど並べてありまして、運よく腰かけていてもとにかく寒い。小学高学年の舞から始まり、これは将来の後継者を育てるということでしょうね。そして大人の舞が始まります・・・それぞれの年代で舞う組が作られているようです、子供時分からずっとやって来た仲間でしょう。3~4人ほどが舞われます・・・若い順に演目を変えながら続きます・・・その間二三時間?とにかく寒い。

舞を見る心は熱いのですが、身体を動かせませんので身体はずっと冷えっぱなしです。

地元の奥さんたちが温かいものを用意してくれていた記憶がありますが、何だったろう?ぜんざいだったか?

若手の中心で舞っていた若者を信長もかくあらん(笑)と見ておりました。

温かいものを用意している小母ちゃんたちに、その感想を言いますと、あぁ!〇〇君ね!と即答でした。将来は舞を仲間たちと背負っていくんだろうと思いました。今も立派に舞われているのでしょうね。

おりから大河の麒麟が来るは、クライマックスが近づいております。敦盛は舞わないでしょうけど、ドラマなどで信長が出てくると、この幸若舞と若者を思い出すのです。

幸若舞「敦盛」(字幕付) - YouTube

是非ともご覧ください<(_ _)>

 

 


一途

2021-01-17 23:49:12 | 俳句

昨年の秋月、山音ガーデンの蠟梅です。

パン屋さんのエアコンの室外機に暖をとっている地域猫たち。蠟梅の写真と同じ日ですね。室外機は少し温かいのでしょう。三匹の色が見事に違っているところが可笑しい。

もうすぐというか始まっているかもしれませんが、取材はできませんので・・・恋の猫。

歳時記の例句には・・・

恋猫や世界を敵にまはしても   大木あまり

もう一途なんですね、なにがなんでも全うするという。世界を敵にまわしても、なるほど!頑張らねば・・・(-_-;)

実は恋したき人が居過ぎて、そのせいで誰にも声をかけることが出来ないまま・・・恋したい時期が日々が、過ぎ去ってます(笑)猫ちゃんに学ばないといけないようです。

早春の句を作っておりますが・・・早春の山の尖りも色を刷き

などと、今夜も句作中。

 

 

 


語り掛けるって知ってます?

2021-01-17 01:05:24 | 新型コロナ

晩くまで句を、ああでもない、こうでもないと作っておりました。

眠くなりましたんで寝ますが、その前にひとこと記事をと・・・

 

コロナ感染が拡大してます。都市圏、福岡も含むのか?400名を超えたそうです。

来月7日までにどこまで減少するのかは分かりません。それまで我慢なんですが・・・

お若い世代が感染が高いですね。

各知事さんやお国のトップの言葉も、奥歯を傷めないような物言いですね。

せっかくに尾身さんが、やや分かり易く言いましてらっしゃるのを、首長など理解が出来ていないように感じますというか、理解してても本音で呼びかけることをしていないですね。

私なら?(笑)、否、石原さんならどう言うでしょうねこの事態で・・・たぶん

若者諸君!君たちは自分のことだけしか考えていないのか?

君たちはこれからの日本を背負っていく大事な大事な人たちなんだ。それが今の感染状態を見て何も感じないのか?夜の街でいい気分になるために生きているんではないだろう。

もっとしっかり考えて行動してくれないか!この危機は君たちの意識ひとつにかかっているんだ。私から切に頼むから!と頭を下げられるかもしれませんね。

私が言いたいことは、「語り掛け」です。クリップボードを持って数字や四字熟語を言っても誰も真から聴いてくれません。メディア向けのパホーマンスだからです。

語り掛けることのできない政治家は、自らを語ることが出来ないのです。自分の信念を基にして訴えかけないと人は動かないですね。

尾身先生も内心歎いておられるでしょうね。