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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

笑顔を

2019-09-18 23:37:18 | 俳句

朝晩が過ごし易いです。夜のウォーキングも汗が流れることもなく、これでいいの?って感じで終わります。

午前に近所のストアへ路地に入りますと、少し先に日傘の女性を・・二三歩おいこしてから、あっと止まりこんにちはとご挨拶しました。おいくつになられたろうか、90ん才です。ニッコリ笑って会釈を返しながらニコニコとしてあります・・・どちらへ?と聴きますと

耳鼻科、行ってもねよく聞こえるようにはならんとやけど・・・と私の質問に直ぐに答えられる。大丈夫そうだな・・・

そうですか、お大事にされてください。私の同級生のお母さんです。笑顔がとても素敵な方です。お若いころは日舞で鳴らされたのです。

 

午後、お店に80代半ばのご婦人来店。こちらも何十年と知っておりますし、数年前にご主人を亡くされました、しばらくは寂しくしてらしゃった。・・・寂しくなられましたねなどご挨拶をしていましたが、今日はどうでしょう!歩く姿も軽やかに感じるくらいに明るい。そして・・・いつまでも暑いですねと言われた、お元気そうです。私がもう彼岸ですからねと返事しますと・・・あぁ、そうですね・・・だって。笑顔で帰られました(笑)

 

11月が妻の七回忌、日取りを決めなくてなりません。ちょっと前倒しで10月末ごろしようかと子供たちと話してます。忙しいのはいいんですが、なんか合間にやるようでいささか申し訳ないとは感じています。

来春は母と母の父の3回忌と50回忌を行えば、大きな節目を乗り越えられます。偉大なる祖父でしたので・・母もです。

その祖父祖母母が池袋に住んでた時、二・二六事件が起きました。1936年ですね。

実は韋駄天を見てまして、あぁその時代だったんだと・・・

母が16才で、女学校(淑徳)に登校しますとなにか緊迫した感じだったそうです。先生が次のように言われたそうです・・・

今日はこのまま家に帰りなさい。寄り道などは絶対にいけません。きょろきょろと周りを見ないように、友達とも一切話はしていけません。とにかく家へ直ぐに帰りなさい・・・・などと言われたよ。と何度か私に話していました。

その二二六事件で兵に告ぐのK中将さん、その娘さんと1960代からお琴仲間で一番のお友達になったのはなにかの縁があったと言ってました。

なんかへんな記事ですが先週の「いだてん」見たからでしょう。

纏めてなんぼではありませんが、友達のお母さんも、お店に来た奥さんも、母とお友達も・・・私の心の中では皆さん心地よく弾んでらっしゃるのです。

 

いちじくや少女のやうな目じりして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カラス口

2019-09-15 23:55:06 | 日記

 

朝顔がいくつか咲いています。

もう30年以上前でしょうか、わが家の西日除けに朝顔苗をいくつか植えて軒先まで竹で支柱をしていました。そして当時給湯ボイラーの燃料として木が使えるものでした。燃えた灰を苗の根元にときどき撒いてたところ・・・よく成長してくれました(笑)・・・まるっきり隙間のない日除けになりまして、花も数種植えてましたので目にも楽し手ませてもらいました。

隣りの五郎さん当時90近かったと思いますが・・・10月の中頃まで咲いた朝顔の棚を片付けていたら、毎日楽しませてもらったよと・・・

床屋さんでした。当時は町で草分け的存在で人気も高くていつも、お客さんが多かったと思います。子供の頃の記憶では・・・椅子が4つくらいだったかな。なにより凄いと子供ながらに見ていたのは・・・椅子席の後方に店の両サイドからピアノ線かなにかが一本強く張られていて、そのピアノ線に滑車がありその下に、電動バリカンなどがぶら下げてありました。そして椅子の後ろを移動させて使うのですね。

待合椅子に座って仕事ぶりをじっと見ていました・・・

で順番が来て椅子に座ると、退屈なんですね10才にもならない子供には(-_-;)

もぞもぞ動くと、動いたら時間がかかるとよ、・・・言われたので、動いてはいないと答えると・・・

足が動いたら頭も動くとばい、などと言われて・・・なんか緊張の時間帯が好きではありませんでした。子供時分は皆さんそうでしょうけど。

五郎さんと息子の昭さんと孫の〇〇君にカットしてもらいましたが、今は何故か?朝倉の床屋さんへ行っております。

他にも町内で2軒の床屋さんにお世話になりました。

一軒は先日書きました、高校生の頃に丸刈りをしてもらったところです。もう一軒は二十歳代になりちょっとカッコ付けたくなったときにお世話になった所です・・・レザーカットしてもらってました。

 

朝顔の話しから脱線しましたが、人間の思考回路ってこんなものでしょうかね?

 

また脱線しますが・・・

測量技師の方のお葬式に参列したときに(20年前ぐらいです)、測量仕事の図面が思い出の品々として掲示してありました。私は工業高校出ですので、そういったものには目が行きます。カラス口っていう製図用の線引きなんですが、これを使いこなすのは至難の業です。ぽとっとインクを落として駄目にしたり、難儀なものなんです。しかしあまりに見事な線が引いてあるのを見て感動しました。これは額に入れると部屋のインテリアになると思いました。

葬式後どのくらい経ちましたか、奥様がわがお店に来られたときに・・・その図面のすばらしさに驚きましたよと話すと、とても感激されまして家に帰ったら線香を上げて主人に報告しますと・・。

この話を私の父に話すと、いいことをしたなと笑ってました。

この技師さんのご先祖は、中津藩の祐筆だったのです。祐筆は殿の話すことを間違いなく字句にするのが仕事ですからね、そのち密さと言いますしょうか正確さは筋金入りだったのでしょう。

中津藩?当初は官兵衛ではなかったかな、その後のことでしょうけど・・・

その息子さんは私の2級上で、引き継いでやって居られますが・・・ここまで書いてため息です(笑)

ではおやすみなさい

 

俳句は今日もパスします

 

 

 

 


人は月になにを・・

2019-09-14 23:45:53 | 俳句

いいお月様が出てました。

雲がかなりあったのですが、見事な満月を見ることができました。

ウォーキング中に見上げ、考えることですが・・・

人は月に自分を投影しているのかな?

やはりこの時期、昔も今も厳しい夏を乗り越えて空に浮かぶお月様を見上げたとき・・・いろんな思いが湧くのでしょうね。

望の月といいますね、月そのものが満月になるのを待つのではなくって、暑さも収束し収穫の時期となる。そういった意味でも待ち焦がれた月なんでしょうか?

その下で自分の無事を感謝しているのかもしれません。人それぞれでしょうが・・・

梨が売り場に並んでいます、葡萄もたくさん並んでいます。

もうすぐ柿も並ぶでしょう。稲も借り入れの時期となります。

そういった実りをも考えて月を見ると、なんか力がじわっと湧いてきませんか?

 

例句から・・・

名月や笛になるべき竹伐らん   子規

・・・さっきここに鑑賞を書いたのですが・・・どうもいけませんので消しゴムを使いました。

なるべき、伐らん。この二語が子規さんの名月に対する気持ち全てを言ってますね。

笛を言いながら自分の中の何か覚悟を言っているのでしょうか。

・・・消しゴムは今度は使いませんm(__)m

皆さんは心の中の抽斗から何を選んで投影しましたか?

私?脚力と心肺能力を上げないとと汗かいて歩いてました。

 

 

昨日の秋月の一枚が残ってました。

用水の水嵩減らし酔芙蓉

 

 

 

 

 

 


秋でした

2019-09-13 22:35:04 | 日記

お米を買いに行ってきました。

筑前町ファーマーズマーケットみなみの里へ寄り、いつものお米は未だ出てないのを確かめました。今月後半になるだろうな・・・

車をいつもの場所に止めて、定点観測地点に立ちますと柚子の木が一本無くなっています。なにか建設されているのですが其処への取り付き道路の邪魔になったのでしょうね。

工事はもう1年ほど前から続いています、いったい何が出来上がるのでしょうか?買い物に行くたびに思うのですが、なんら完成予想図すらありませんので、開けてびっくり玉手箱でしょうね。

新米も出ておりましたが、先日買った朝倉市秋月のお米も良かったのであきづき市場へと行きました。上秋月、山に近いほうです(笑)のお米を一袋買いました。

日差しはあるものの風が心地よいので、久しぶりに秋月を歩きました。

杉の馬場の桜の老木の根元に白彼岸花が咲いてました。ここ数年の傾向ですが白彼岸花の比率が高くなっているようです。自分としては赤がいいのですが・・・赤い花と実った稲の穂の色はとてもいいですからね。

これは赤米?古代米?でしょうか・・・稲の丈も高いようでした。

野鳥川の大柳です・・・

狭い地域ですがお寺は数軒あります。百日紅はまだまだ咲いてますね。

歩くコースの一番奥に観音様があります。鄙びてはおりますが地区の方がお花など供えておられます。お賽銭を上げ手を合わせます。

その狭い境内です

こんな横を通ります・・・

先日は水量も多かったのですが、今日はいい流れですね。そして川土手がきれいに草刈りがされておりました。カンナもすっきりとしてますね(笑)

今日はスマホでしたんで動画は撮りませんでした。

民芸工芸の店、「秋月」に寄りました。御亭主は私の息子たちの年代でしょう。頑張ってますね。

お店の裏の野鳥川の流れの心地よい音と風を開け放ったガラス戸から気持ちよく通り抜けていました。

秋の風が心地よい秋月歩きでした。

秋水などと季語は浮かびますが・・・句は後日にしましょう。

 

 

 

 


現場と開閉器

2019-09-12 23:32:28 | 日記

現場って言葉なんですが、現実にある場と解釈すればいいのかな?

昔はその関係で仕事してまして・・・誤解されるけど、建築関係のビル電気設備の仕事でしたので(-_-;)

電柱は・・・話は突然古くなりますが、昔は「木」でした。

それの頂上付近に横に張り出した電線受けの金具は、たぶん亜鉛溶融メッキ?で碍子という絶縁体で電線を受けて伸びていました。

要所要所の電柱には、トランスが取り付けてあり家庭用に電圧を100ボルトに落として供給してますね。

各電柱のポイントとなる電柱には、遮断機(開閉器)なるものが角ばった箱みたいな形で取り付けてありました。これは電気の流れを遮断したり通したりする大きなスイッチです。

 

今回の千葉の惨状を写真で見ますと・・・・電柱を建て直し電線を張り、開閉器が取り付けてある電柱までの通電試験をする。

そしてOKならば、そこまでの住宅へ通電できるようにする。

さらにその先の倒れている電柱の工事をし、また同じように試験して電気を通す・・・おそらくこれを繰り返しながら復旧されているのではないかと思いますが・・・ここまで考えたらため息が出ました。

全ての復旧は13日以降と発表されましたが、だろうなと思いました。

東電さんはホールディングスと社名がなっていますね。

それはどうでもいいんですが(笑)

私んとこに電話がよく入ります・・・電気料金のことでご提案がありますなどとですが。

最近は携帯電話会社までもが、お客様の電気料金を当社(通信会社)の電話料金と併せて引き落としにしてくださいなどと仰る。料金は同じですともいうのですが・・・私にはシステムが分からないのでお断りしているが。

電気料金には、今回の災害への対策費も含まれていると思って納めているので、軽々な会社が私と電力会社の間に入るのが生理的に受け付けないのである。

 

さて世の中便利社会。どうぞこういった災害からもいち早く立ち上がる便利社会を築いてください。

30歳ごろに出入りさせていただいていた、九電工には架線部門の社員さんともビル内ですれ違ったりしていたが、皆さんご自分の仕事に誇りをもってらっしゃる様子が分かりました。胸を張ってどうどうとしてらっしゃいましたもんね(笑)

内線工事の人から見ると、別格の人たちですね。東電の架線工事の人々もそうでしょう。体力気力との闘いでしょうが頑張って下さい。

電気の仕事から離れて40年ほど、素人が要らぬこと書きました。

 

俳句はパスです