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一句鑑賞

俳句ブログも長くなりました。この歳なりの記事が書ければと思ってますが、やや怪しげな時もあります。よろしくお読み下さい。

捨つるものと向き合いながら

2018-01-17 22:53:30 | 日記

昨夜の記事の石橋秀野の本ですが私の所有ではありません。

ある方からお借りしてその後お会い出来ないまま手元にあるのです。いつかお返しをしなくてはと思うばかりでした、送れるのものなら一筆書いて投函すればいいのですが住所さえ知らなかったのです。

昨夜はなんとはなしにその一冊を、納めていたビニール袋(ブックストアのあれです)から出したのでした。

その方とはメールで俳句の指導をしていた時期がありました。

送られて来た句を分からない句だと返すと、何故だ情景はこうなんですと強い調子で返事がありました。それからはいい句だけにコメントしていましたが、ある句を褒めたときは自分はなぜいい句なのか分からないと・・・

俳句作品とはそういったもので、力を込めて作った句への評価は低くあるいは無視され、なんでもないことをそのまま詠んだ句は自己を越えたところで評価される。

その方とは二三度お会いしその時に持参された本なのですが、私が読みはじめたら止まらなかったんです。お貸ししますとなったままで今になって詳しい住所も聞いていなかったことを悔やんでいます。

本の中ほどに、岡城跡観覧券が挟まっていました。

こういったこともですが、いろいろと区切りというか処理をしないままのことも多々あります。昨年は、ちょっと(結構大きな)した決断を下したこともありました。

断捨離といいますが、物ばかりではありませんね、自分を取り巻くもの全てに対応して行かないといけません。向き合って逃げずに、これが断捨離かな?・・・結構やってるんですけどなかなか終わらないようになっているんですね現世は。

立春の雪の深さよ手毬唄   石橋秀野

ご本は大切にお返しできるときまでと思っておりますが、困ってもおります。

おやすみなさい

 


幸若舞

2018-01-16 23:30:29 | 日記

寒の内にもこんなに暖かい日がありました(笑)なんかほっとした気がしますが、今年は寒さが厳しいので油断できません。

20日は福岡県南部の瀬高町の、大江の幸若舞が行われますというか舞われます。20年ほど前と10年ほど前に見学に行きましたが・・・1月20日と決まっておりますので寒さ覚悟で見学に行かないといけません。

大江幸若舞で検索なさってみてはいかがでしょう?

舞手の年代別に演目がありますが、若手から・・・おっとその前に小学高学年の舞が行われますが、これが迫力あります。謡の声も腹から絞り出すように大きくて、見てる私は気押されました。

当時の年代別で舞われた中に二十歳代の舞が印象に残っています・・・5名だったか舞の中心にいる青年が印象に残りました・・・・。終わってから境内に居られました関係者に話しかけて(笑)、まるで信長をほうふつとしましたと言いましたが、(信長の肖像画しか知らないのですが)・・・そのお返事は、「あぁ〇〇君ね」とにっこり、でした。

 

大寒の例句の中で・・・

大寒の残る夕日を市の中   石橋秀野

手元にあった石橋秀野の世界(西田もとつぐ著)を拾い読みをしていた。

おやすみなさい


水餅

2018-01-15 23:21:43 | 日記

咲くがままの我が家の山茶花です

ロウバイも咲くがまま・・・やはり選定しないと、枝が絡み合うようではだめですね。

背景の屋根は母屋です。

歳時記を捲っていましたら、寒の餅・水餅などとあります。

昔を思い出します・・・

鏡餅などを切って水に漬けていた母に、どうして水に入れるのかなどと質問したことを思い出します。カビが出ているのを落として、水をときどき変えて日持ちさせていたのです。

その餅を祖母が火鉢で焼いてくれて、お湯にくぐらせて黄粉をまぶしたり砂糖醤油を付けて食べたりしました。醤油をつけて再度焼いて海苔で撒いてなど好きでしたね。

水餅・寒餅・火鉢と季語が出て来ました。

水餅の水深くなるばかりかな   阿波野青畝

たくさん漬けていた餅も食べられて水の深さが目立ったのです。覗き込んでいた頃を思い出しました。

寒餅を搗く音きこえすぐやみぬ   水原秋櫻子

寒の内に搗いた餅は黴ないといわれると解説にあります。おや寒の餅を搗いているなとおもったらもう杵音がやんでいる・・・年末ほどの嵩は搗かないし、それに寒いのでしょうね。

祖母と火鉢を詠んだ句があったのですが、思い出せません(笑)

あの屋根の下に生まれて今年で70年、一つの節目なんですが。どのような節目になるのか分かりません。重さで潰されそうですがそれに生かされていることも感じます。

 

 

 

 

 


温室

2018-01-14 23:18:45 | 日記

寒さも一段落、といっても今夜も冷えてます・・・古い家に住んでいますと隙間風、天井が高いし暖房効果も悪いのですが。

私のお気に入りの朝倉方面には今週のオフにはまた行く予定です。

麦も少し丈を伸ばしているかもしれません。

風景の中に温室があります。

俳句では温室、冬の季語ですね・・・めったにお目にかかりませんが歳時記の例句にも三句だけあります。温室のことを、その枠組みのフレームが季語となってます。

フレームの出荷の一花づつ親し   岡安仁義

フレームや万の蕾に紅兆し   山崎ひさを

温室の明るさ戸外ともちがふ   山口波津女

どうでしょう?感じますね・・・ちょっと外とは違うんでしょう。

 

温室に息吐くところありにけり(笑)

おやすみなさい

 


フットワーク?

2018-01-13 00:02:15 | 日記

一日があっという間に過ぎます。

8時~9時はちょっとお仕事。

9時~の1時間は歯医者さん。

11時には母に面会・・・レッグウォーマーがあればいいと思いますとのスタッフさんからアドバイスでした。

車の方向指示の球切れを交換にディーラーのサービス工場に着いたのが12時。

20分程の作業時間にロビーの椅子に足を投げ出して一休み・・・

指示器のランプ替え・・・840円

最近はLedが増えてきているとのこと。

博多区から東区松島の食品販売さんへ行って、昼食用うどんを2ケース購入。

近くのコンビニでお昼のパンを車内で食べる。

雪がずっと舞っている

レッグウォーマーも買わないといけないし・・・いつものゆめタウン筑紫野店でなんとか購入。買って母のいるホームまで戻って、スタッフさんに託して・・・夕食材料も買って家に戻ると4時が近い。

レバニラ炒めを今日の料理のレシピで作ったけど、合わせ調味料の量が足りなかった(笑)

一日の早いこと・・・3時過ぎには雪も止み青空が広がっているので少し気も晴れましたけど。

 

冬深し母の琴柱も箱の中