山眠るで句を作る人は多いでしょう。
冬の山・冬山・枯山・雪山・雪嶺・冬山路・冬山家と、山そのものですね。
例句より
めぐり来る雨に音なし冬の山 蕪村
草木の枯れた山に降る雨に音はないのでしょう。めぐり来るに蕪村さんの気持ち?が表れているのでしょう。また冬になり年月は巡るけど取りたてていうことも無しとも感じたのですが・・・冬の山という厳しさが自己を見つめさせますね。
人の声ふいにして止む冬の山
山眠るで句を作る人は多いでしょう。
冬の山・冬山・枯山・雪山・雪嶺・冬山路・冬山家と、山そのものですね。
例句より
めぐり来る雨に音なし冬の山 蕪村
草木の枯れた山に降る雨に音はないのでしょう。めぐり来るに蕪村さんの気持ち?が表れているのでしょう。また冬になり年月は巡るけど取りたてていうことも無しとも感じたのですが・・・冬の山という厳しさが自己を見つめさせますね。
人の声ふいにして止む冬の山
食べ物の季語も一段落を冬至粥でしましょう。
昨夜のおかずにと南瓜を一個買って半分は、フライパンに油で焼いて酒みりん醤油に砂糖と少量の酢の甘めのたれで絡めて食べました。今夜は残り半分を煮ました。食後に藪のような庭にある柚子を4個もぎ取ってお風呂に浮かべました。なんとか冬至らしくと・・・
頬杖を解く冬至粥食はんため 佐藤鬼房
冬至粥土鍋の蓋のことことす 小野内泉南
一刷毛の夕映えとあり冬至粥 金箱戈止夫
の三句が例句として載っていました。
一刷毛の夕映え・・・単に夕焼(夏の季語)ではなく、さっと刷毛で掃いたようなと・・観察がいいですね。そのほのかな夕映えと居たんですね今まで、家に戻ると食卓には冬至粥があるのです。
ここしばらく暖かいですが、夜になって南からときおり強い風が吹き雨音が風に大きくなったりしてます。折角咲いたのに風と雨です。
湯豆腐は好きで若い頃から食べている、いわゆる本格的なものではないのですが。
昔、大村益次郎の大河ドラマがありました。花神だったかな?
彼は湯豆腐が好きで毎食のように食べていたとかをその時に知りました。
何にでもすぐに被れる私は湯豆腐好きになったのです(笑)
その頃に上司のお家で夕食となったのですが・・・奥様から何がお好きですか?
即答しました・・・湯豆腐です、春菊が入っていればいうことないです!
笑われましたけどね
例句には有名な・・・
湯豆腐やいのちの果てのうすあかり 久保田万太郎
とにかく言葉が美しいですね、湯豆腐に命の果てとその先の生が見えてます。それを、うすあかり・・・
湯豆腐に咲いて萎れぬ花かつお 石塚友二
湯豆腐や男の歎ききくときも 鈴木真砂女
小料理屋の女将だった作者ならではの、この人がこんな嘆きをと・・・それも湯豆腐の為させることなのでしょう。
湯豆腐やほのと老母の恋がたり 久保千鶴子
なんか分かりますね、思わずというか懐かしむ心にさせてくれるのでしょう。
湯豆腐には人の心をほっとさせる力があります。
昨日の鍋から🐡が抜けていました。
河豚の身を入れた味噌汁・・江戸時代の河豚料理はほとんどがこれで・・・中毒を起こすことが多かったとある。河豚汁・ふぐと汁・ふぐ鍋・河豚の宿・てっちり・ふぐちり
例句は死をも覚悟してですかね。
蕪村さんは・・逢はぬ恋おもい切る夜やふぐと汁
花嫁の父と二次会ふぐと汁 嶋田一歩
花嫁の父の荒れを覚悟の二次会?
てっちりや道頓堀のぬめ灯り 老田敏彦
ぬめ灯りってなんでしょうね?灯りがゆらっと揺れるように、ぬめって見える・・・そんな視覚にも魔力が与える力がてっちりにあるんでしょう。
芭蕉さんはあっさりしてますね・・・あら何となや昨日は過ぎて河豚汁
目覚めてしまえば生きていた?何ともなかった(笑)
カナトフグを寄せ鍋に入れて食べたくなりました。
寒いと鍋が我が家でも定番・・・主に豚シャブですけど。寄せ鍋から牡蠣、鮟鱇、桜鍋(馬肉)、牡丹(猪肉)鍋、鋤焼または牛鍋、闇鍋などと季語というか材料が色々ありますね。牡丹鍋はその昔に経験あります。桜鍋はないですね、馬刺しは食べますけど。
たまにはおでんでもと思うのですが、最近は出来合いのが多く出回っているのでつい買ってしまいます。
例句には
おでん屋にただ集まってゐたりけり 後藤立夫
仕事帰りにおでん屋の暖簾をくぐるのは常連さんが多いのでしょう。見知らぬ人々がおでんの温かさと一杯のお酒で心和ませて家路へと・・・そんな情景が見えますね。さもいろんなおでん種が寄り集まるように。
おでん屋の肩擦りあはす椅子に着く