いのエう’s blog

のんびりと更新していきます o(^-^)o

大人になってからの初登山

2008-07-14 18:04:21 | 日常
登山なんて学生以来でもう20年近くしてないので、全く何も知らない初心者が吾妻山(481m)~鳴神山(980m)縦走(歩き)してきました。まずは吾妻山へ。途中、男坂と女坂の分岐路があるのだが、QOUちゃんは自分が初心者ということもあって上りが優しい女坂にしようという話だった。だが、あきこさんの発言により男坂に決定。自分はさっぱり分からないのでお任せ。登りの自分のペースは分からず、途中で心拍が持たないと感じで、小休止。みんなも小休止。自分のペースに合わせてくれるようだ。(感謝)
ハアハアと息を荒げながら、吾妻山山頂到着。「でもまだ始まったばかりなんだよなぁ。大丈夫か?自分。」と思いながら、心拍が落ち着いてきた頃出発。
上りでは自分は健脚ではないため先頭より数10m遅れる。そして上りの頂上で小休止。呼吸が整ってきたころに出発。
みんなの後ろで歩きを観察していると歩幅が小さいのに気づく。自分も見よう見真似で靴の長さ程度で歩く。そうすると多少楽なことが分かった。でもやっぱり遅れるが、上りの頂上でみんな待っていてくれる。ペースを上げて登りたいのだが、これ以上、心拍&呼吸を上げたら身体が持たない。みんなには申し訳ないと思いながらマイペースで登った。
その後、アップダウンの繰り返し。下りは足元に注意しながら下るが、下った後は上りがある。なので、「もう下らないでくれー!」と思いながら、ヒイヒイ登る。
途中にある標識が心の慰め。なんかインラインスケートで初めのころのLRを思い出す。サイクリングロードの距離であとどのくらい滑ればいいのか自分自身を鼓舞してたっけ。
途中、良い景色があったり、道の倒木を乗り越えたりしながら、鳴神山まで2.6kmのところで昼食タイム。みんなで休んでいると、ここの縦走をランしている女性たちと会う。ふもとの公園から鳴神山まで2時間45分で行き、その帰る途中とのこと。スゲェ!自分なんてゆっくり歩いているだけでもヒイコラ登っているのに、縦走ランしてるなんて。去って行った後、熊除けの鈴の音があっという間に聞こえなくなりました。
このお昼休憩で、2リットルのペットボトルが空になる。ふもとで500mlのジュースとお昼のお茶を合わせると3リットル飲んだことになる。手持ちの水分は残り1リットル。最後まで大丈夫だろうか?
首に巻いていたタオルがいい具合に湿っておしぼり状態。どうせ自分の汗なんだからと思って気にしないで顔を拭くと汗が蒸発して気持ち良い。
腹ごしらえが終わって出発。残り2.6km。後ろの方で電子手帳片手に日本語勉強していたAlainがペースアップ。下りでは足元の地面が崩れるのを気にしないでみんなを追い抜いていく。
そして肩の広場に到着。鳴神山山頂まであと50m。休憩を取った後、岩場の急な登りを登っていく。そして開けたところに出て山頂到着!自分のような初心者でも無事山頂まで登れたぞー!(嬉)
でも水分が残り200mlくらい。ピンチか!?・・・と思われたが、まちださんの水がまだ残っていたので、500ml分けてもらう。(感謝)

帰り道はどのルートで降りようかとみんなで山頂会議。ゆっくりペースだったため、梅田の2時のバスに乗るのは難しそうということで駒形方面へ。
足場の悪い下り坂の後、水のせせらぎが聞こえてくる。水たまりに手を入れると冷たくて気持ち良い。顔やタオルを洗ったりした後、出発。
しばらくすると道がなくなり、沢下り。テレビでは見たことあるが実際には体験したことがない。なので、足元に注意しながら下っていく。途中、ロープがぶら下がっているところもあり、沢下りは自然のアスレチック。とっても楽しい。そして沢のせせらぎで癒される。
登りの疲れが吹き飛び、登頂口に到着したときには気分爽快でした。

補給した水分はコンビニで買った500mlを含めると5リットル。飲み過ぎ?でもトイレは途中の小休止とゴールのバス停の2回しか行ってない。(チョコラBBを飲んだときのように真っ黄色だった。)ということはほとんど汗。体内の水分がだいぶ入れ替わったかな。
ゴール後、まちださんはかなり元気がなかったのだが、泡で復活。やはり泡不足が原因だったらしい。(笑)

地元に着いた後、いつものスーパー銭湯。ジェット風呂&水風呂でしっかり筋肉をほぐした後、すき家で特うな丼のサラダセットを食べました。

筋肉痛はフトモモ、足の付け根、スネ、そしてなぜかお尻。まるでスケート合宿した後みたい。(ルマンでもこんな筋肉痛にはならなかったのに)
とっても楽しく良い運動になりました。
次はどこ登ろうかな?

どちらを取る?

2008-07-11 12:42:02 | 日常
7月13日(日)は、Suger Cupに行く予定でしたが、鳴神山登山に心変わりしました。
だって、「走り屋A vs 風汰Q」のタイトルマッチが面白そ・・・もとい大人になって初めての登山なので、いきなり一人で登山に行って遭難するよりは、熟練者の方々についていった方がいろいろと学べると思ったので。
でも「走り屋A vs 風汰Q」のすごい戦いに巻き込まれないよう少し離れていた方が良さそう?熊除けの鈴は必要そうですね。w

あっ、そういえば「普通のトレッキングの装備」ってどんな装備だろう?
ちょっとした登山ならスケート靴無しのロングランと同じ装備で良いと言っていたけど、ネットで検索するとすごい装備になりそう・・・っていうか、そんな登山専用の装備なんてほとんど持ってないし。

登山バック→黒い背負いかばんしかない。黒は蜂が襲ってくるらしいのでNG?だったらスケートバッグしかない。
杖、ロープ→たぶん今回は必要ないと思う。
熊除けの鈴→登山しないのになぜか持っている。CRやLRで「人」除けの鈴として使っていたからなあ。
トイレットペーパー→普通のポケットティッシュでなんとかなるよね?
ハイカットのシューズ→普通の運動靴ではダメ?

Le Mans 24H(ソロ解析編)

2008-07-10 12:36:39 | インラインスケート
ソロのトップ3と日本選手団


1074のPUCのThibaut(チボ)選手は優勝を狙っていたようだが、データでは3時間後(20周目)、1068 LOU solitaireに離され、そのまま最後までじりじり離されたようだ。

データより500km以上のソロの休憩頻度は次の通りのようだ。

1位 136周 1068 LOU solitaire
 6時間毎に20分休憩

2位 129周 1074 ESSEC Thibaut de Jean
 休憩は定まっていない(時間が経つにつれ、頻度が多くなっている)

3位 123周 1045 HORNET SOLO
 3時間毎に10分休憩

4位 120周 1080 Bioforever Vichy Bellerive
 2時間半毎に20分休憩

結果を見るとみんな休憩を取っている。完全な休憩無しは困難のようだ。

ソロ500km以上の周回ラップ


500kmを目指すなら次のペースならばどうだろうか?

00:00~06:00 9'30''ペース(26.4km/h)、33周(137km)、余り46分
06:00~12:00 10'00''ペース(25.1km/h)、65周(271km)、余り40分
12:00~18:00 11'00''ペース(22.8km/h)、94周(392km)、余り41分
18:00~24:00 12'00''ペース(21.9km/h)、120周(501km)、余り48分

これらの余り時間より、3時間毎に20分間休憩を取る。こんな感じでどうでしょうか?>QOUちゃん
でも、もし入賞を狙うなら周回ペースを30秒速くする必要がありそう。


おまけ

お世話になったPUCチームの記録もグラフ化

Le Mans 24H(優勝チームの解析編)

2008-07-09 12:54:53 | インラインスケート
ルマンの結果は既に出ているが、レース展開が見えない。話や噂を聞くがよく分からない。なぜ途中まで3位だったチームが優勝したのか?
そこで数字には強いこの私「i-no-E-u」が記録をもとにレース展開を解析してみました。

まずはトップ3(323 ALVA VALENCE d AGEN、136 Marianistas Vitoria-Gasteiz、101 Roller Provence Mediterranee 1)の記録から各周回とラップタイムをグラフにしてみました。


うーん、これだけ見てもわかりづらい。
そこで、1位だった323との時間差をグラフにしてみました。


これらのデータよりレースの解説をば。

前半戦の10:01(90周)までは101が323と136のパックより約半周(2km)リード。
しかし、101のスピードが落ち、11:20(101周)で323、136のパックに合流。
そして、12:25(110周)で323がパックから落ち、136、101のパックがリード。
ついに先頭の136、101のパックが14:43(130周)で323と1周ラップ差。
記録の数字を細かく見ると更に1分以上離されるが、15:26(先頭136周)でパックに合流。
残り3時間。323の作戦だったのか分からないが、21:01(先頭182周)で323がパックから落ち、10分以上差がひらく。ここで先頭の136、101のパックは、自分たち2チームのどちらかに優勝が絞られたと思ったのだろう。
しかし、残り2時間で323がペースアップ。
22:10(先頭191周)で先頭パックに追いつく。
残り1時間半で323がペースアップし、先頭パックを離れる。
そして、残り10分(205周目)。先頭の136と101が周回ラップ10'09''(24.7km/h)とけん制している中で323が抜かす。323の205周目の周回ラップは6'38''(37.8km/h)。おそらく、スピード差があったため323に抜かされたことに気づかなかったのだろう。気づいていたとしても323が何回かパックから落ちていたのでまだ周回差があると思っていたに違いない。
そんなわけで最後の周(206周目)も136と101はけん制しあったまま、323は見事先にゴール。優勝となった。

※なお、この解説は実際にレースを見ていたのではなく、記録のデータや上のグラフからの推測です。

次回はソロの解析編をお伝えします。
↑ってまだ続くのか!? ここのブログの読者はそろそろ飽きてきたかも。
しかし、500km(120周)以上滑る方は必見です!(たぶん)

Le Mans 24H(お土産編)

2008-07-08 12:37:55 | インラインスケート
日曜はあんな炎天下になるとは思わなかった。
おかげでkazax練習では熱中症になって半分もメニューをこなせなかった。
先週の多忙な仕事の寝不足と久しぶりの短距離練習がきいたのかも。

そして帰宅すると・・・ギャー!フランスのお土産がぁ!!!

3箱全部同じようになってました。(T_T)

せっかく13日の矢切計測会に持って行こうと思っていたのに・・・(泣)
もし、こんな無残な姿になってしまった物体が欲しい方がいらっしゃったら連絡ください。

Le Mans 24H(ファインプレー編)

2008-07-08 07:09:03 | インラインスケート
たらればで反省点は書いたけど、良かった点について書きたい。

・みんなのサポート(ピットインのサポート、滑っている周りのみんな)
 はっきり言ってこれが無ければ、結果はボロボロだったに違いない。

・ブーツのSEMI-RACE
 100km練習のときは足首の筋肉が痛くなっていたが熱整形のおかげで300km以上滑っても痛くならなかった。
 後半戦ではインエッジになってしまったが、靴擦れは全く無し。(アウトエッジにしようとすると身体が支えられなくなってバランスを崩し転びそうになった)
 あと会場でも実際に履いている人がちらほら見かけました。(赤も白もいました)
 ルマン24Hではフィットネスを履いている人が多かったが、ガタガタ路面、インエッジ走行になるからだろう。

・芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)
 腰痛の痛みを多少軽減してくれた。

・休憩間隔
 1時間毎に5分休憩。自分にとってはペース維持(1周12分前後、約21km/h)ができて前半戦は良い結果になったと思う。
 100kmの練習であらかじめ予行演習しておいて良かった。

・パック
 kazaxの練習のおかげか簡単にパックに入ることが出来た。通常のレースだと簡単に入れてもらえないのだろうが、24時間レースなので同じくらいのレベルだと一緒に楽しようという仲間意識になるらしい。言葉が話せなくても身振り手振りでOK。

・スケート馬鹿
 24Hレース翌日に軽くスケーティングの陸トレをしたり、「滑りたい。」と言ったりしてたら、QOUちゃんより「スケート馬鹿」という称号を頂きました。今回、転倒、流血は無かったので「流血部員」の称号は別の誰かに受け継がれることでしょう。やっぱりあのチームには「流血部員」は必要だ。(笑)

Le Mans 24H(記録編)

2008-07-07 12:58:13 | インラインスケート
レース中に補給したもの

水×約8リットル
スポーツドリンク粉末×6リットル分
100%ジュース×3リットル以上
バナナ×8本
おにぎり×3個
あんぱん×2個
芍薬甘草湯×1袋
SOYJOY×1本
BALANCEUP×2袋


最大心拍数:187
平均心拍数:126
消費カロリー:11,685kcal

最高ラップ:10'07''0(24.8km/h)
最低ラップ:16'02''7(15.6km/h)

50km 2:34
100km 5:33
150km 8:19
200km 11:54
250km 16:36
300km 21:00
326km 24:00

測定日:6/26→7/1
体重:73.8kg→74.4kg
体脂肪率:19.8%→15.7%(測定してから過去最高値)
内臓脂肪レベル:6→5
お腹周り:82cm→82cm

これらの数値を見てみるとルマン24Hで消費したのは脂肪と推測される。ローディングしておいて良かった。
でも体脂肪率がずいぶんと減ったのに見た目変わってないようなんだけど・・・

Le Mans 24H(滑走編)

2008-07-05 08:37:44 | インラインスケート
スタート直後、周りのペースが速い。意識してゆっくり滑っているのだが、周りのペースと自分の興奮で自然とペースが上がっていたらしい。1~2周目は1周9~10分台と速めのペース。(1周4.18km)
3周目からは少し落ち着いてきたのか11~12分ペース。
100kmくらいからカカトの足底が痛み始める。下り坂のカーブは車がブレーキをかけるためか路面がぼろぼろ。その衝撃が足裏に来ているらしい。Alainから靴下を借りて2重にする。一度痛めた足裏は簡単には治らないが、2重にしてからはこれ以上痛みは起きないようだ。
9時間くらいまでは、1時間毎に3~8分休憩で、11~12分台と全くペースは落ちず予定以上のペース。
しかし9時間くらいから、滑りながら睡魔に襲われる。睡魔に襲われるところは、上り坂で体温が上昇するところと、パックに入って楽をしているとき。この頃から休憩時間が不規則になり、眠気でペースも13分台。
眠気でふらふら状態になったころにピットインして15分間だけ目をつむる。何とか眠気を取り滑り再開。
こんな仮眠を3回繰り返していたので、12時間で何とか48周(200km)達成。だが、どうしようもない睡魔でサポートの方々から寝たほうが良いと言われ、シュラフに入って寝ることにした。
1時間くらい寝た頃、自分のいびきで目が覚める。
眠気がかなり取れて12~13分台のペースで滑り始めるが、今度はトイレ。こんなに休憩を取って目標の400kmは厳しくなってくる。
そして、280km(19時間)で腰痛発症。1周15~16分台とまともに滑れなくなる。しかも連続で滑れない。1周したらピットイン。これを繰り返していたら距離がまったく伸びないので、作戦を変更。
ピットインでストレッチをして腰痛を軽減。そして2周滑りピットイン。ピットインしている時間は長くなったが連続滑走のおかげで、少しは距離が稼げそう。
21時間で何とか300km達成。
しかし、この時、ストップウォッチの押し間違いなどで300kmより足りないかもしれないということで少し多めに滑っておく。でも、とりあえずは300km滑ったという安心感からか、再び睡魔に襲われ、足元がふらふらで下り坂のスピードに足が耐えられなくなってくる。残り1時間でピットインのまま休憩。
残り30分。滑る元気が出ない。ピットインからそのままゴールしようかとQOUちゃんと話していたが、残り10分でピットインの周りがほとんどいなくなる。
あともう1周だけ頑張ろうということになり、最後の1周は周りの景色を楽しみながら滑る。
先に前を滑っていたQOUちゃんは、ゴール前のストレートの入り口で待っていてくれる。そして二人で手を上げ感動の凱旋ゴール。最後の最後にすごく盛り上がりました。

ソロは大切にされる。声援を送ってもらえたり、上り坂で押してもらったり。
またソロ同士では、敵同士ではなく仲間意識の方が強い。一緒にパックに入るよう誘ってくれたりする。パックに入ると一人で滑るよりも楽して1分くらいタイムが縮まるので、パックで組もうと誘ってくれるのだろう。

まだ続く

Le Mans 24H(スタート編)

2008-07-04 19:41:22 | インラインスケート
どうスタートすれば良いか分からないのでAlainのお父様に確認していただく。
タイムトライアルの速い順にポールポジションに並ぶのだが、自分たちの順位が分からず。
スタートまで残り5分。順位は電光モニタに載っていることが分かったが、600人の中から探している時間は無い。仕方がないので適当に真ん中付近に移動。レベル的には問題ないだろう。
道の反対側の芝生の上に靴を置き、裸足でピットインに立つ。
各国の旗と共に紹介(?)するアナウンスが流れ会場が盛り上がる中、自分も気分が高揚する。
そして、スタート。言葉が分からないのでいきなりのスタートで出遅れる。軽く走って靴のところまでたどり着く。靴を履く練習はしていなかったが、靴紐を緩めなくても普通に履けるようになっていたので、足を通してバックルとベルトを締めるだけ。フィットネスにはかなわないがスピードブーツの方よりは早く履いて滑り始めた。

Le Mans 24H(タイムトライアル編)

2008-07-04 12:59:02 | インラインスケート
現地に到着したらテントを張ったり、エントリーしに行ったりとかなりのんびりというわけではない。
11時からパレードがあったが参加せず、スポーツドリンクを6.5リットル分作ったり、昼飯(おにぎり3個、じゃがいも)食べたりする。そして、仮眠を取る。

そして、いよいよ滑れる。
ホームストレートでのタイムトライアル。
7人くらいがヨーイドンスタート。一流選手の一人があっという間に差を広げていきました。
自分は余計な体力を使わないよう全力ではなく8割程度の力で滑る。2着でゴール。