オーガニックへの感心の高まりから、今期は、新たに化学肥料を使わないで緑肥でも栽培してみようと決めていました。
その植物はヘアリーベッチ。緑肥として使うほか、他の草の発芽を抑えるといわれるアレロパシー効果にも興味があったからです。
そのヘアリーベッチ、4月上旬にはこんなに繁茂しました。

そして4日前にフレールモアでの刈り取り、田面が緩かっため綺麗に刈れずムラになってしまいました。

そしてすき込み(耕運)です。数日晴れの日が続いたおかげで土の緩さもおさまって、そこそこ作業ができました。


ヘアリーベッチは正確には8枚の水田に蒔きましたが、この区域の3枚は完全緑肥で栽培する予定です。
また毎年、雑草のヒエで悩まされる水田には、急遽アレロパシー効果を試そうと思い立ち遅蒔きになってしまいました。生長が乏しいので追加で鶏ふんを投入してみます。

草丈が短いので刈り取りしないでロータリーで直接耕運も絡まり無しでした。
ところでなぜ、ここに来て刈ったり、すき込んだりと慌ただしいかというと、まもなく揚水が開始されるからなんです。
どうもヘアリーベッチは分解される過程でガスが発生するようで、数日間水を入れないほうがいいのだそうです。
緑肥栽培、果たして上手くいくかは、やってみなければ分りません。輸入に頼っている肥料が止まってしまったら・・・、そんなことも想定して挑戦しています。
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