あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

2007年12月17日 | 
鍋って良いよね。
アタクシは鍋が大好きだ。そういや子供の頃は鍋が嫌いであったのだが、酒を飲むようになってから圧倒的に好きになった。
一番最初に鍋って良いなぁと思ったのは十八歳頃の寿司屋のバイト先。
大晦日の仕事終わりに肉やら魚とかゴッタ混ぜの鍋をドーンと作るのだ。
1週間前辺りから魚をさばいた時に出るアラを冷凍保存して置いて鍋(直径50cmの深鍋)の中に放り込む。
鯛の3枚おろしの真ん中骨部分があるじゃないですか。あれがスンバらしく良い出汁になるのだね。
デッカイ骨の周りの肉をハフハフして食うとウマいの何の。

22歳頃に一人暮らしを始めてバイト先の鍋を真似て鍋を作った。
友人を呼んで飲みまくった。平日の水曜とか木曜でも平気で鍋を作った。
当時は出汁も取らなくて出来合いのしゃぶしゃぶタレを水炊きの中にぶっこんで味を作って食ったのだ。
今思えばナカナカダイナミックな味付けであったが、俺も味がよく分かっていなかったし、一緒に食った友人も味が分からなかったのだろう。
ウマいウマいと食った。
鍋で楽しいのは締めに雑炊を作るじゃないですか。あれ結構好きなのだ。
でも雑炊って本来の目的は『鍋の残りがカスみたいになっているし、最後チョイと残っているから鍋を綺麗にする為にもしっかり食べようぜ!』と言う生活の知恵で雑炊にするらしいのだ。
ところが当時の俺は雑炊本来の目的をスッカリ忘れ雑炊命になってしまったのだ。
野菜や肉をつついているとドンドン汁関係が無くなって来ます。汁関係が無くなってくると雑炊が作れません。
仕方が無いので、『ミンナ注目!雑炊が作れなくなってしまうので具を食ったら汁を鍋に返却して下さい!』
ミンナで自分の小皿に入った汁を返却する映像はナカナカ気分の良いものではない。むしろバッチイ感じだ。
しかしまぁまぁ雑炊を作ってミンナで文句を言わず食っていたなぁ。。。

さすがに【汁返却制度】はイカンと思ったので出汁を別の大鍋でとる事にした。
鶏がらとかを葱やニンニクと一緒に煮込むとナカナカ良い出汁がとれたね。
醤油を足しても良いし、塩だけでもウマい。当然ながら沢山食べても出汁を返却する事は無い。

失敗はまだまだある。キムチ鍋を作ったは良いが、春菊を入れすぎて春菊だけの辛い味になった事もある。
春菊はとてもウマいが量に注意である。
鳥の出汁は30分から1時間で出てしまう。何時間も煮込んでエグミが出たりしたね。

最近好きなのは味をあえて付けない!要するに水炊きだ。
小皿に取り分けた時、目の前に調味料をドーンと準備しておく。
一発目は塩で。次に醤油と柚子こしょう。胡椒と味の素を組み合わせるとナカナカの洋食風味になるね。
ごま油&塩だと中華っぽくなる。魚多目だと味噌&生姜を組み合わせてもウマいね。
ウーンこれは最高に楽しいね。
でも味も大事だけど、一番大事なのは違うんだよね。
気心合う仲間と一緒に酒を飲みながら、駄弁りながら、つつくのが一番良いんだよね。

コメント
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