やってしまいました。鎖場縦走失敗。
表妙義の縦走を企画して勢いよく松井田妙義まで車を飛ばした。
有名な?鷹戻しを経験したく、中之岳神社から稜線に入るコースを選択した。
ルートは中之岳神社→中之岳→東岳→鷹戻し→バラ尾根→相馬岳→天狗岳→奥の院
と妙義の難ルートの縦走をしようと計画した。Hiroと二人で入山だ。
最初のポイント中之岳に向う。
『この先危険だから一般登山者は入山禁止』の看板をくぐって行く。
道は泥状の急登。いきなりこれがキツイ。
更に暑い上に虫が飛びまくって快適感は低かったのだ。
あーもすーもないウチに一発目の鎖。そこは難なくこなすが、稜線に出る寸前に登山道が崩壊しており、
エスケープとして頼りないロープを登った。
本日初めての危険箇所で緊張。登った先の稜線は暑いながらも景色は良い。
小休止のあと鎖をクリヤ。垂直な感じでナカナカ手ごわい。
登りきったら両側が断崖で、スパっと切れ落ちている細い道を歩く。
何度と無く鎖なしの岩をよじ登り、這いつくばって下る。
恐怖感もあり、この作業に腕力を使ってしまった。
いつもなら景色を楽しむのだが、あまりテンションが上がらない。
顎あたりから、何度も変な汗がボタリと落ちる。ビビッテいる事を自覚した。
東岳を通過すると正面に大きい絶壁が見える。あれを超えたら鷹戻しを下るのだ。
『ルンゼ内2段25mの鎖』に取り付いて3m程登ったら壁が垂直になり、腕に力が入らなくなった。
中之岳の細い岩稜で腕力を使い果たしたようだ。
壁は足の力で登るんだ!と理屈では理解しても、修行が足りない為、ナカナカ上手く行かないのだ。
すこし待っていたが恐怖感が沸いてきた為、一旦降りて待機。
Hiroに先に行ってもらったら彼女は難なくパス。
『よーし俺も行くぜ!』と気合を入れて登ると・・・途中で力が入らない。
恐怖もだんだん大きくなる。どうするか散々考えて今回は撤退する事にした。
東岳に戻る前に第4石門に向うエスケープルートを下る。
これも垂直壁の下り5mと泥の急坂でかなり危険だった。ここでも変な汗が出た。
しかしなんとか中間道に戻り下山へ。無事を確認して安心した。
頭に巻いていたタオルはビショビショに濡れていた。
今回の山で自分はまだ経験が浅い事を理解した。自分の中でチョッと調子に乗っていた部分もある。
しかしながら中之岳~東岳を経験出来たし、何よりも己の限界を知る事が出来てよかった。
今度来る時までに色々修行してからチャレンジする事にした。残念だが自分には奥穂~西穂はまだ早いかな。
表妙義の縦走を企画して勢いよく松井田妙義まで車を飛ばした。
有名な?鷹戻しを経験したく、中之岳神社から稜線に入るコースを選択した。
ルートは中之岳神社→中之岳→東岳→鷹戻し→バラ尾根→相馬岳→天狗岳→奥の院
と妙義の難ルートの縦走をしようと計画した。Hiroと二人で入山だ。
最初のポイント中之岳に向う。
『この先危険だから一般登山者は入山禁止』の看板をくぐって行く。
道は泥状の急登。いきなりこれがキツイ。
更に暑い上に虫が飛びまくって快適感は低かったのだ。
あーもすーもないウチに一発目の鎖。そこは難なくこなすが、稜線に出る寸前に登山道が崩壊しており、
エスケープとして頼りないロープを登った。
本日初めての危険箇所で緊張。登った先の稜線は暑いながらも景色は良い。
小休止のあと鎖をクリヤ。垂直な感じでナカナカ手ごわい。
登りきったら両側が断崖で、スパっと切れ落ちている細い道を歩く。
何度と無く鎖なしの岩をよじ登り、這いつくばって下る。
恐怖感もあり、この作業に腕力を使ってしまった。
いつもなら景色を楽しむのだが、あまりテンションが上がらない。
顎あたりから、何度も変な汗がボタリと落ちる。ビビッテいる事を自覚した。
東岳を通過すると正面に大きい絶壁が見える。あれを超えたら鷹戻しを下るのだ。
『ルンゼ内2段25mの鎖』に取り付いて3m程登ったら壁が垂直になり、腕に力が入らなくなった。
中之岳の細い岩稜で腕力を使い果たしたようだ。
壁は足の力で登るんだ!と理屈では理解しても、修行が足りない為、ナカナカ上手く行かないのだ。
すこし待っていたが恐怖感が沸いてきた為、一旦降りて待機。
Hiroに先に行ってもらったら彼女は難なくパス。
『よーし俺も行くぜ!』と気合を入れて登ると・・・途中で力が入らない。
恐怖もだんだん大きくなる。どうするか散々考えて今回は撤退する事にした。
東岳に戻る前に第4石門に向うエスケープルートを下る。
これも垂直壁の下り5mと泥の急坂でかなり危険だった。ここでも変な汗が出た。
しかしなんとか中間道に戻り下山へ。無事を確認して安心した。
頭に巻いていたタオルはビショビショに濡れていた。
今回の山で自分はまだ経験が浅い事を理解した。自分の中でチョッと調子に乗っていた部分もある。
しかしながら中之岳~東岳を経験出来たし、何よりも己の限界を知る事が出来てよかった。
今度来る時までに色々修行してからチャレンジする事にした。残念だが自分には奥穂~西穂はまだ早いかな。