『 将棋界の最高位を争う第30期竜王戦(読売新聞社主催)の七番勝負第5局は、5日午後4時23分、挑戦者・羽生善治棋聖(47)が、渡辺明竜王(33)を87手で下した。
羽生は4勝1敗で15年ぶりに竜王を奪取。通算7期の獲得で「永世竜王」を名乗る資格を得るとともに、永世称号のある7タイトル全てで称号を獲得する「永世七冠」を史上初めて達成した。竜王の優勝賞金は4320万円。対局は鹿児島県指宿(いぶすき)市の指宿白水館で4日から行われた。』(Yahooニュースより引用)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171205-00050109-yom-ent
お目出度うございます!
竜王位だけは、さすがの羽生さんも苦しんでこられましたが、
遂に通算七期で永世竜王資格獲得を成し遂げられましたね。
本当に素晴らしい!
以前の竜王戦で、羽生さんが三連勝のあと、渡辺竜王が四連勝して
結局防衛したことがあったので、羽生さん優位でも油断できない
と思ってましたが、今回は着実に勝ちを重ねていかれ、見てる側も
ホッとしました。
だって、大記録にあと少しまで迫っているのに、達成せずに引退なんて
残念すぎますしね。本当によかった。
今後、少なくとも当分は、いや、ひょっとしたら二度と、
こんな方は出てこないかもしれない。
「永世七冠」というだけで、羽生さんを指す言葉になるでしょうね。
永世位は原則として引退後に名乗ることになっているとマスコミはいうけど、
大山さんも中原さんも「特例」の名の下に生前から永世名人を名乗って
おられますから、羽生さんの業績を考えれば、羽生さんも今からでも名乗ることはできるでしょう。
でも、何事にも謙虚なご本人が希望されてないんだろうな。
次はタイトル累計100期が目標になるのかな?
まだまだ、羽生さんのご活躍を見ていたいですので、これからもよろしく。
それにしても、今年は、藤井四段が脚光をあび、加藤一二三九段の引退が話題になり、そして、羽生さんの永世七冠達成でシメた。まさに将棋の一年だったなあ。