心にうつりゆくよしなし事

今ネットで旬なキーワードについて、そこはかとなく書きつけてみます。

ただいまAPEC期間中。現在の北京の大気汚染の状況と、ネット民の揶揄

2014-11-06 17:57:09 | ニュースに想う
事前の報道どおり、今日からAPECが始まった北京では、一時的に大気汚染対策が強化され、期間中、周辺の工場の操業が禁止されたり、偶数か奇数かいずれかの自動車しか市内に入れなかったり、葬式が禁止されたりしているようですね。

中国のPM2.5の状況をリアルタイムで知ることができるサイトがこちらなんですが、施策のおかげか、北京の現在の状況は優良のようです(当局が操作している可能性はありますが...)。

 => http://aqicn.org/city/beijing/jp/


ただ、気になるのはこのページの他の部分。
このページでは複数の都市のPM2.5の状況が、危険度に応じて色別に表示されていて分かりやすいんですが、北京は現在グリーンだけど、昨日の朝6時までは紫、すなわち中度汚染だったんですねえ。いっときは茶色、つまり重度汚染の時間帯も。

この調子だと、APECが終わったら、また深刻な大気汚染の状況に戻りそうです。

また、北京以外の上海、南京などの都市も軒並みレッド=軽度汚染の状況ですね。上海は結構な時間帯で紫=中度汚染です。

ちょっと恐いですね。

中国のネット民は、現在の青空を「APECブルー」って呼んでるらしい。この言葉、何だか笑える.......

『2014年11月5日、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、5~11日の日程でアジア太平洋経済協力会議(APEC)が北京市郊外の雁栖湖で開催されるが、中国政府が打ち出した一連の対策にネット上では不満の声が高まっている。

 < 中  略 >

多くの人が不便を強いられており、ネット上には「スモッグのない青空は『APECブルー』とでも言うべきだ」「スモッグはコントロールできたんだな。一般市民の健康よりも政府のメンツの方が重要らしい」などとやゆする声が上がっている。』

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141106-00000039-rcdc-cn








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