このところMERSが猛威を奮っている韓国ですが、
6月19日は遂に新規感染者も死亡者も1名もでなかったようですね。
ここ2日間も新規感染者はかなり少なくなってきているので、この状態があと数日続けば、やはり地域感染は起こらなかった、MERSの拡大が収束をしたと見ていいのかもしれません。そうなることを望みます。
まあ、韓国の保健当局は最初に3つの過ちをしたと私は思ってますが、最近はかなりの体力を割いて拡大防止に務めているようですからね。
但し、まだ重篤な患者が15名いるようですので、死亡者は増えるかもしれません。
また、感染者の中には救急車の運転手をしてた人等がいますし、チェジュ島旅行をした人や韓国版ミニ新幹線KTXに乗った人などもいますので、今後新たな感染者が増えないか、引き続き注視していくことも必要でしょう。
以下、6月20日朝の聯合ニュースの記事を翻訳しておきます。
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「新規確診者が出なかったのは今月3日以降はじめて、致死率14.5%維持」
中東呼吸器症候群(MERS)の一次流行後、初めて(感染)確診者が1名も出なかった。
保健福祉部中央MERS管理対策本部は昨日MERS(感染)確診者が1名も増えず、
累積感染者は前日と同じく166名だと発表した。
新規に(感染)確診者が発生しなかった日は、ピョンテク聖母病院発の1次流行が小康局面を迎えた今月3日以降始めてだ。
最近、MERS新規(感染)確診者は今月17日8名発生して以降、18日3名、19日1名と減少してきたのに続き、この日は0名を記録し、サムスンソウル病院発の2次流行も終了段階に入ったと推定される。
(累積)死亡者も24名と増加せず、致死率14.5%を維持した。
退院者は6名増えて合計36名となり、現在106名が隔離センターで治療を受けている。
そのうちの15名は人工呼吸器や人口肺ECMOを装着し、状態が不安定だと伝えられている。
昨日に退院した患者は、サムスンソウル病院の外来患者で「救急室」の外で初めて感染した115番患者(77才女性)と、サムスンソウル病院の医療スタッフである60番患者(37才女性)を含む、52番(54·女)·99番(48)·105番(63), 113番(64)等6名。
彼らは抗生剤と抗ウイルス剤を投与、症状緩和療法等の治療を受けて症状が好転し、2回の遺伝子検査で全て陰性を示し、完治判定を受けた。
(感染)確診者の分類は、入院・外来患者が77名(46%)で最も多く、家族や知人などの訪問客が59名(36%)、医療スタッフ等病院従事者が30名(18%)といった構成だ。
(感染)確診者の性別は、男性と女性が6:4の比率となっている。
現在までの死亡者24名中、22名が高血圧や糖尿病等の基礎疾患があったり、60才以上の高齢層の高リスク群として保健当局は分類している。
6月19日は遂に新規感染者も死亡者も1名もでなかったようですね。
ここ2日間も新規感染者はかなり少なくなってきているので、この状態があと数日続けば、やはり地域感染は起こらなかった、MERSの拡大が収束をしたと見ていいのかもしれません。そうなることを望みます。
まあ、韓国の保健当局は最初に3つの過ちをしたと私は思ってますが、最近はかなりの体力を割いて拡大防止に務めているようですからね。
但し、まだ重篤な患者が15名いるようですので、死亡者は増えるかもしれません。
また、感染者の中には救急車の運転手をしてた人等がいますし、チェジュ島旅行をした人や韓国版ミニ新幹線KTXに乗った人などもいますので、今後新たな感染者が増えないか、引き続き注視していくことも必要でしょう。
以下、6月20日朝の聯合ニュースの記事を翻訳しておきます。
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「新規確診者が出なかったのは今月3日以降はじめて、致死率14.5%維持」
中東呼吸器症候群(MERS)の一次流行後、初めて(感染)確診者が1名も出なかった。
保健福祉部中央MERS管理対策本部は昨日MERS(感染)確診者が1名も増えず、
累積感染者は前日と同じく166名だと発表した。
新規に(感染)確診者が発生しなかった日は、ピョンテク聖母病院発の1次流行が小康局面を迎えた今月3日以降始めてだ。
最近、MERS新規(感染)確診者は今月17日8名発生して以降、18日3名、19日1名と減少してきたのに続き、この日は0名を記録し、サムスンソウル病院発の2次流行も終了段階に入ったと推定される。
(累積)死亡者も24名と増加せず、致死率14.5%を維持した。
退院者は6名増えて合計36名となり、現在106名が隔離センターで治療を受けている。
そのうちの15名は人工呼吸器や人口肺ECMOを装着し、状態が不安定だと伝えられている。
昨日に退院した患者は、サムスンソウル病院の外来患者で「救急室」の外で初めて感染した115番患者(77才女性)と、サムスンソウル病院の医療スタッフである60番患者(37才女性)を含む、52番(54·女)·99番(48)·105番(63), 113番(64)等6名。
彼らは抗生剤と抗ウイルス剤を投与、症状緩和療法等の治療を受けて症状が好転し、2回の遺伝子検査で全て陰性を示し、完治判定を受けた。
(感染)確診者の分類は、入院・外来患者が77名(46%)で最も多く、家族や知人などの訪問客が59名(36%)、医療スタッフ等病院従事者が30名(18%)といった構成だ。
(感染)確診者の性別は、男性と女性が6:4の比率となっている。
現在までの死亡者24名中、22名が高血圧や糖尿病等の基礎疾患があったり、60才以上の高齢層の高リスク群として保健当局は分類している。