少し前、NHKのあさイチで
「原因がわからなかった腰痛の原因がわかった!」なーんていう
企画をやっていたので、腰痛持ちの私は期待して見始めました。
だけど、その原因とは
『腰痛の原因は「椎間板」「椎間関節」「骨盤(の仙腸関節)」のいずれかの異常』
だと。あーあ、ガッカリ。そんなん誰でも知ってることやん。
ていうか、「椎間板」の異常って、CTとかで結構わかることが多いやん。
ホント、最近のあさイチって、ネタもないのか、
民放のワイドショーと同じレベルまで知識水準も煽り方も落ちてきてますなあ。
ただ、このうちのドレに該当するかがわかるチョットした方法というのが結構参考になります。
前にかがんで痛い場合は「椎間板」、
後ろ斜め左右に反らしてみていたい場合は、その方向(左右)の「椎間関節」
背中の腰部分の、背骨から指2つぶんくらい離れた場所を押してみて痛い場合は「骨盤(の仙腸関節)」の異常なんだそうです。
あと、寝転んで片足ずつ曲げながら上げて異常を感じたら、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などだそうです。また、その足を筆などでなでると痛みを感じるという場合も危ないです。
私の場合はCTで「椎間板」が薄くなっていてヘルニア気味であることがわかってるんですが、やはり前傾すると痛い、それ以外の痛みはないので、このチェック方法がピッタリ該当しています。
ぶっちゃけ、私の経験上、町医者の人たちもこのくらいのことを知ってるか知らないか程度だと思いますし、診療を受けても、大した治療をしてくれるわけじゃありません。
なので、軽い腰痛くらいなら医者に行かず、自分でチェックして、あとは次に述べる対策をする程度でいいんじゃないかと思います。
*もちろん、立ち上がれないくらい痛い等、重症の場合は、お医者さんに行って脊椎の異常などがないか調べてもらうべきです。
というわけで、腰痛の対策。
腰痛の場合、腰を支える「腹横筋」と背骨に沿った「多裂筋」を鍛えるのが基本です。
それらの筋肉が弱っていて腰をささえられないのが少なくとも腰痛の遠因になるらしい。
で、「腹横筋」を鍛える一番の方法は、意識してお腹を引っ込めることだそうです。これ、「ドローイン」という大層な名前で呼ばれてるそうですが、要は、身体検査で腹囲を測るときにみんながやるアノ動作ですね(笑)。なお、ドローインをやるときは息を吐き出しながらやるのが効果的です。
「腹横筋」とあわせて「多裂筋」を鍛えたい場合は、以下のような簡単なエクササイズをやればOK。
まず、両手と膝をついて四つんばいになります。
その状態から右手と左足をあげてまっすぐ前後に伸ばします。
このとき、同時に前述のドローインをします。
10秒静止したら、こんどは足と手を左右逆にして、また10秒静止。
このエクササイズは、あさイチでは「ちょっと待ってポーズ」って呼ばれていました。
これならとても簡単だし、ちょっとした時間にできますよね。
私もここ数日間、毎日続けられてます。
但し、エクササイズをするのは腰の痛みが引いてからでないとダメですよ。
それまでは、腰痛帯(ベルト)を装着するなどして腰の安静を心がけるべきというのは専門家の人も誰もがいうことです(逆に、腰の痛みがひいたら腰痛ベルトは外さないと腰まわりの筋肉が退化してしまうのでご注意を)。
私が今使っているのはコレ。安価で結構固定され、腰の痛みも抑えられます。
サクロメッシュという名前のとおりメッシュなので、夏もムレません。
これは縦のステイが4本、横方向の補助帯(本体帯の上にのばして引っ張りマジックテープでとめる)は左右1本ずつのベルトですが、
もっと固定したいなら、補助帯が上下各2本ずつにわかれた腰ベルトの方がしっかりします。サクロデラックスとかサクロフィックスなどのラインナップがあります。
逆に、スポーツなどをやってる人で動きやすい方がいいという方なら、サクロスポーツやサクロアクティブといったタイプが良いでしょう。
ちなみに、サクロシリーズではEXが一番固定度が高く、EX、DX、FXの順に固定度が低くなりますので、参考にしてくださいね(アルファベット順じゃないのがややこしい)。
腰痛が少しでもよくなればいいな。
私のおすすめ腰痛ベルト