わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

被災地郡山(原発避難富岡町、川内村)から

2011年04月09日 | 震災支援:ボランティア派遣
今日は須賀川市、郡山市をめぐりました。
  あぶくまエヌエスネットの進士さんのつながりで、福島県内の農家レストランや子育て支援に大きなネットワークをもっている方や、郡山市の教育や観光行政に長けている人にお会いし、NPOグリーンウッドの支援取り組みを説明してきました。

 また、福島県内最大の避難所、郡山市のビッグパレットふくしまに行き、そこに原発事故で全村避難している富岡町と川内村の担当者とも情報交換しました。
 このビッグパレットには、今なお2000人が避難しています。若い人たちは二次避難で温泉地の旅館などに移動していて、老人の方々がが多かったですね。皆寝転がっていて、まるで病院のような感がありました。このままでは早晩行き詰まる感じがします。
 これを打開するためのアイディアなどを進士さんに提案しました。

 地震、津波といった被害は甚大です。一方で、その被害は復興へ区切りをつけることができるとも言えます。しかし原発は区切りが30年後以降になるでしょう。先が見えない不安が、ビッグパレット2000人を覆います。

 この不安が生活を支配していく町や村のこどもたちに、少しでも希望を与えられるために、NPOグリーンウッドが役割をもてるのであればいいな、と思います。

 避難所で写真を撮るのははばかられ、今日は写真なしです。

 そういえば、福島県の浜通りといわれるいわきや相馬、原発のある町が震災としてクローズアップされますが、中通りと言われる白河、須賀川、郡山も、地震の被害はかなり大きいと感じました。路面はうねり、歩道は浮き上がり、あちこちで建物が崩れれています。こういった報道されない被害についても、私たちは思いを巡らせる必要がありますね。

 明日、福島を離れ、宮城に向かいます。もちろんジム君を運転します。福島とは違った質のニーズがあると思います。

 代表 辻だいち

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