事務局長 しんです。
先日、福島に同行したボランティアから感想が届きましたので、掲載します。
●大学4年生 女性
ボランティアセンターでは、被災したお宅の片付けを手伝わせていただきました。海沿いであっても、がれきの撤去だけでなく様々なニーズがあることを知りました。
避難所となった学校の校長先生からは、避難所の対応や避難者の方も招いた入学式のお話を聞かせていただきました。「すべてが教育だ」と熱く語る先生の目が印象に残っています。今の状況や避難者の方を学校ぐるみで受け入れ、共に乗り越えようとしながら教育として伝えてゆく姿勢に強く感動しました。
●大学2年生 男性
私は山形県出身で、同じ東北人として少しでも力になりたいと思い今回の震災ボランティアに参加しました。ボランティアでは地震によって目茶苦茶になった一人暮らしのお年寄りの自宅の片づけなどをしました。最終日に訪れた避難所になっている中学校では、教頭先生と校長先生の貴重な話を聞くことができ、見えないところにも被害がたくさんあるということや被災地の現状を知ることができました。津波による被害、原発による風評被害、様々な問題が今も福島県に残っています。私が見て感じたことを、多くの人に伝えていくことで少しでも被災地への関心を高め、支援の輪が広がるようにすることが今の私にできることだと思っています。
●大学4年生 男性
私が今回報道でよく目にするいわきに行って1番に感じたことは、現実と報道とのギャップでした。中でも沢山の方のお話を聞かせてもらった内で、保護者の方の原発問題に対するお話が私は心に突き刺さりました。
それは、子どもの将来を考える親にとって原発問題は自分の子どもが将来を含めた今後の人生で、あらゆる不利益を風評被害により「差別」という形で残るのではないか。というお話でした。
その内容は、就職や結婚といった当たり前のようですがあまりにリアルな今後の人生についてお話だったので遠くに住む私にとっては、今起きている問題があくまで現時点としか捉えきれておらず考えや認識がいかに甘かったか痛感させられた瞬間でもありました。
▼ボランティアに参加した3人
みんな口を揃えて言ったのは、被災地から「何が求められているか?」を考えることの大切さでした。特に報道による写真や映像のインパクトは、ダイレクトに悲惨さを伝えてくれるものではありますが、一方で私たちに「思い込み」や「先入観」を持たせてしまいます。
彼らボランティアが自分の足で歩き、見て、聞いて、自分で考えたことは、被災者への支援の一歩となったことと思います。
先日、福島に同行したボランティアから感想が届きましたので、掲載します。
●大学4年生 女性
ボランティアセンターでは、被災したお宅の片付けを手伝わせていただきました。海沿いであっても、がれきの撤去だけでなく様々なニーズがあることを知りました。
避難所となった学校の校長先生からは、避難所の対応や避難者の方も招いた入学式のお話を聞かせていただきました。「すべてが教育だ」と熱く語る先生の目が印象に残っています。今の状況や避難者の方を学校ぐるみで受け入れ、共に乗り越えようとしながら教育として伝えてゆく姿勢に強く感動しました。
●大学2年生 男性
私は山形県出身で、同じ東北人として少しでも力になりたいと思い今回の震災ボランティアに参加しました。ボランティアでは地震によって目茶苦茶になった一人暮らしのお年寄りの自宅の片づけなどをしました。最終日に訪れた避難所になっている中学校では、教頭先生と校長先生の貴重な話を聞くことができ、見えないところにも被害がたくさんあるということや被災地の現状を知ることができました。津波による被害、原発による風評被害、様々な問題が今も福島県に残っています。私が見て感じたことを、多くの人に伝えていくことで少しでも被災地への関心を高め、支援の輪が広がるようにすることが今の私にできることだと思っています。
●大学4年生 男性
私が今回報道でよく目にするいわきに行って1番に感じたことは、現実と報道とのギャップでした。中でも沢山の方のお話を聞かせてもらった内で、保護者の方の原発問題に対するお話が私は心に突き刺さりました。
それは、子どもの将来を考える親にとって原発問題は自分の子どもが将来を含めた今後の人生で、あらゆる不利益を風評被害により「差別」という形で残るのではないか。というお話でした。
その内容は、就職や結婚といった当たり前のようですがあまりにリアルな今後の人生についてお話だったので遠くに住む私にとっては、今起きている問題があくまで現時点としか捉えきれておらず考えや認識がいかに甘かったか痛感させられた瞬間でもありました。
▼ボランティアに参加した3人
みんな口を揃えて言ったのは、被災地から「何が求められているか?」を考えることの大切さでした。特に報道による写真や映像のインパクトは、ダイレクトに悲惨さを伝えてくれるものではありますが、一方で私たちに「思い込み」や「先入観」を持たせてしまいます。
彼らボランティアが自分の足で歩き、見て、聞いて、自分で考えたことは、被災者への支援の一歩となったことと思います。
事務局長 しん