わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【泰阜村のひとびと】 ~身の丈の支援だからいいのだ~

2016年08月25日 | 泰阜村のひとびと
泰阜村のひとびとが、熊本のこどもたちのために野菜を次々に持ってきてくる。

その一部を紹介したい。


宮島康夫さん吉子さんご夫妻。

いっつもやさしい顔の康夫さんは、泰阜ひとねる大学を一緒に進める同志。

スレンダーな吉子さんは地元泰阜の老人ホームの施設長さんだった。

集落でも評判のおしどり夫婦。とれたて野菜をたくさんいただいた。







お隣のちえこおばあま(おばあ様の意味)とよしあきおじいま(おじい様の意味)。

山賊キャンプ全体で消費する野菜の9割を、村内農家13軒が栽培してくれる。

「おばちゃん、きゅうりは嫌いだったけれど、泰阜の野菜は食べれた! ありがとう!」。

こんな言葉を聞いてやる気にならないわけがない。

お二人は今日はこどもたちからお礼のカボチャケーキと寄せ書きのプレゼントがあったらしくすこぶる喜んでいた。

こどもたちもタマネギとジャガイモを仕入れ、大きなスイカをお駄賃にいただいて、すこぶる上機嫌。

それでいいのだ。






読み聞かせグループ「カンガルークラブ」の松島房子さん。

3年前には、同じく山賊キャンプに招待した福島のこどもたちの地元に行って、読み聞かせまでしてくれた。

そんな彼女は、野菜とともにとびきりの笑顔も持ってきた。






村の人びとは、何も無理はしていない。

特別なことはせずに、自分の得意技の中で熊本のこどもたちを支えている。

この身の丈にあった支援がいいのだ。

だからこそ、泰阜村のソコヂカラがこどもたちの身体に流れる。


代表 辻だいち


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