わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【この村が、大学になる】 ~泰阜ひとねる大学(九州大学バージョン?)~

2016年08月24日 | 泰阜村が大学になる
ひとねる大学(九州大学バージョン)。

泰阜ひとねる大学とは、小さな村と大学が真剣に力を合わせ、2年~4年かけて学生を育てる仕組みづくりの挑戦だ。



この夏、信州こども山賊キャンプのボランティアに、九州から若者がやって来た。

この若者は、私が、今年2月に九州大学で担当した集中講義「社会教育編成論実習」を履修した学生だ。

このブログでも紹介したが、注中講義は私にとっても手応えのあるものだった。

その時の学生の学びも確かなものがあったと勝手に想っているが、まさにその時の学びが彼を衝き動かしたということらしい。



その時の様子を記したブログの記事がある。→ こちらへ

もしお時間があればご笑覧いただきたい。



特に九州大学と泰阜村、NPOグリーンウッドの間に、実習契約やインターンシップの仕組みがあるわけでもない。

それにもかかわらず、彼は来た。

自分の時間と労力を使って、こんな遠くまで来なくとも、とも想う。

でも、ここまで来たからこそ得られる学びがあるのだ。

そう想うと、やっぱりうれしくなる。





教室で得た「学び」を自分のものだけにするのではなく、次の行動につなげてオープンしていく。

きっと今年2月の彼の学びが、この夏の子供たちの学びを支えたのだろう。

そしてまた、彼は学んだのだ。

この行動を伴った「学びの循環」がなんとも心地よい。

まだまだ九州大学と泰阜村の仕組みはわずかである。

でも、こんな小さな縁を丁寧に紡いでいくことが、今、求められている。

やっぱりわが村、若者をひとねる(育てる)チカラがあるぜ、ほんとにそう想う。


代表 辻だいち


最新の画像もっと見る