わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【冥途の土産だな】 ~立教大学の授業で、私の師匠がゲストスピーク~

2017年06月13日 | 泰阜村のひとびと
「学生さんの感想の紙を、A4に拡大して冊子にしとるよ」

木下藤恒さんはつぶやいた。

私の師匠である。

木下さんを、立教大学の授業「自然と人間の共生」のゲストに招いた。

彼の住む泰阜村最奥の集落から東京まで6時間。

かつて、信州でも1、2を争うへき地だった。

もちろん今も。






「限界集落」という言葉を嫌い、へき地で命を懸けて生業を興した。

その生業が、集落住民の暮らしを支えている。

そんな木下さんも、都市部のこどもたちから、その集落を価値を再認識させられた。

「わしゃ、生まれ変わったら教師になりたい」

どんな逆境でも生き抜いてきた生き様が、学生の心を揺さぶったのかな。

学生に大好評の授業となった。





「今回もまた、学生さんからうれしい言葉をもらったな。冥途の土産だ」とニヤリと笑う木下さん。

私の師匠もまた学び続けている。

それが、心底うれしい。


代表 辻だいち

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