わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【漢字10ページ!!】 ~容赦なく罰を下す担任の話題に頬がゆるむ~

2016年03月02日 | 私のルーツ・私の物語
故郷福井で、小学校時代の友人と飲んだ。

会うのが実に25年ぶりと言うヤツもいる。

この中の2人とは、小学校1年生の時のクラスメートだ。

「漢字10ページ!ってよく怒られたよな」

容赦なく罰を下す担任の先生の話題になると頬がゆるむ。

「おかげで字がうまくなったわ、ほんと」

「そういえば、辻、めちゃくちゃ字うまかったやろ?」

と言われて「そういえばそうだった」と思ったが、あの時から40年近くの時を経て、ミミズが這う字になってしまった。






自宅がほど近いひとりとは、もう幼なじみと言う方が適切かもしれない。

本当に毎日毎日、兄弟のように遊んだ。

危ないこともけっこうやって、でも、いつもケガをするのは自分だった。

運動能力が高いヤツで、足が速かったのと、特に肩が強かったのを覚えている。

地区のソフトボールを一緒にやっていたが、彼の運動能力をほっっておくわけがなく、ほどなく野球スポーツ少年団から声がかかって、引き抜かれてしまった。

「あの時、辻に『裏切り者!』って言われたなあ」

今となっては笑い話だ。

中学までは一緒だったが、高校は別々になってしまったから、一緒に飲むのは何と初めてのことである。



これまた自宅がほど近い一人は、小学校高学年から中学卒業までほとんど同じクラスだった。

その時期は、常に一緒に遊んでいたかもしれない。

包容力のあるヤツで、当時荒れていた中学校の荒れたヤツらの気持ちがわかる人物だった。

私も、いろいろと助けられた覚えがある。

一緒に飲むのは、私の結婚式以来か。

ご無沙汰してしまって申し訳ない。



そして、なんと保育園が一緒だったヤツもいる。

保育園時代からほんとにやんちゃだった。

今なら問題になるんじゃないかということも平気でやっていたな。

そんな話で、飲み会もずいぶんと盛り上がった。

そいつが今や割烹料理屋のオーナーだ。

その店で飲めるなんて。

40年の時を超えて、こんな時が来るとは夢のようだ。

素敵な雰囲気の店だから、今度何かの記念の時にまた来ようと想う。

福井市の「吟楽」という店だ。



あっという間に日付が変わりそうになった。

出会ってから40年の年月は、とてもとても一晩では語り切れない。

ほんとに小さいときからお互い知っている仲だ。

隠すことも何もない。

その心地よさに、今夜はちょっと酔った。

また会おうと固く約束を交わして別れた。



代表 辻だいち


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