わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【先生の声は快適で・・・】 ~800人の学生に伝える俺の声~

2017年01月24日 | 泰阜村が大学になる
「先生の声は快適で・・・」

最後のリアクションペーパーにはこう記してある。

立教大学「自然と人間の共生」の秋学期授業が終了した。

この授業を受け持って、もう6年の月日が流れた。

東日本大震災が発生した時にこの授業が始まったから、ということは震災から6年ということになる。

自然と人間との関係がどうあるべきか?

そんなことを考える授業が、震災と同時に始まったとは、運命かもしれない。



大学からお願いされた時は、正直迷ったのも事実。

なにせ交通へき地の泰阜村は、東京往復に10時間もかかる。

1コマ90分のために、本当に10時間もかけて毎週通うのか?

悩む自分の背中を押してくれたのは、信州泰阜村の教育力だった。

自然と向きあって生き抜いてきた村のびとびとの暮らし。

その暮らしにこそ教育力がある、と信じて25年間、教育活動を続けてきた。

この教育力を、若い学生たちにも伝えたい。

その想いが「よし、やるか!」と想わせたのだろう。




正直、1年間も毎週毎週東京に通うのはきつかった。

病気や身体の不調で休講にしたことは一度もない。

体調管理もまた大事な仕事である。

通うのは確かにきつかったが、その分、渾身の力と想いを込めて、学生に伝えてきたつもりである。

今年度は「自然と人間の共生」の授業が、前期(春学期)300人、後期(秋学期)も300人。

1年生の導入期教育の授業「大学生の学び・社会で学ぶこと」が200人。

合計、800人の学生と向き合ってきた。

彼らが、自然と向き合い、他人と支えあいながら、自発的に責任ある行動をとる人生を送ることを願う。

最後のリアクションペーパーを一挙公開するので、興味ある人はご覧あれ。


▼こんなダミ声が、快適かね~?




▼暑苦しかったのでは!?(笑)




▼素敵な講義。ほんとにうれしい言葉です。




▼がんばれーーーーーーーーーーーーーーー!




▼素敵な価値観。次は、君たちが伝える番だ!




▼いやされたか~。方言、やっぱ、あるよな~




▼ご両親によろしく!(笑)




▼泰阜村の空気をまとって・・・
いいな、その表現。ありがとう!




▼考えることこそ、財産。




▼社会に出ても、考える人になれ!




▼あっという間! それこそ、アクティブラーニングやね!




▼まあ、俺は大学の研究室にいる研究者じゃないから。全国のリアルな場からの学びを君たちに伝えたいからね!




▼素敵な授業! こんな褒め言葉ないよ。ありがとう!




▼俺も、一番、学びがあった授業だった!




代表 辻だいち