わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【あきらめず、しぶとく、強(したたか)かな想い】 ~集落総出のどんど焼き~

2017年01月15日 | 泰阜村のソコヂカラ
今日は集落のどんど焼き。

正月飾りを焼いて、みんなで無病息災を願う。

朝早くから私の居住する集落「田本」の人々が集まってきた。

老人ばかりと思われがちだが、こどもがとても多い集落。

とてもにぎやかなどんど焼きとなった。





私は集落の神社役員。

中学校PTA役員でもある。

どんど焼きを直接担当する役員ではないが、そこはお互い様。

大人は誰いうことなく、焼き肉やイワシを焼いて振る舞う。

大きな火を囲みながらお酒を飲んで、イワシを食べて、焼き肉をつついて。

こどもたちはこどもたちで、こども会の会長(中学生)がジュースやお菓子を振る舞っている(笑)

もちろん書初めを燃やしておおはしゃぎ。

最後は熾(おき)でお餅を焼いて無病息災を祈った。







その後、集落のおっさんたちと2次会。

ずいぶんと飲んだくれた後に、こども会の会場に行って映画を見た。

いや、正確には昼寝した(笑)





集落の老若男女が集まって、持ち寄って支え合っての手作りのどんど焼き。

なんだか豊かな気分になるものである。

小さな山村の集落が営んできた「支え合い」の土台があればこその、このどんど焼きの豊かさだ。

お互い様・支え合いの文化に身をおくことはことのほか心地よい。

集落に住む人々だけではなく、被災地の人々も、全国の人々も、今も戦争に脅かされている人々も、無病息災でありますように。

泰阜村の風土が育んだ、「あきらめず、しぶとく、強(したたか)かな想い」

その想いが、小さな集落の大きな炎に乗って、全国に連なっていく。


代表 辻だいち